妊活基礎知識|精子の受精可能時間は36時間!卵子は?寿命は?

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赤ちゃんが欲しい!そう願うすべての人に読んでもらいたい、妊娠するために重要な精子と卵子の寿命や受精可能時間など役立つ知識をご紹介します。妊活中の人も、そうでない人も、精子と卵子についてもう一度おさらいしてみましょう。


精子について知ろう①:精子の数


精子について知ろう①:精子の数

射精が行われると、精子は膣内から子宮頚管〜子宮腔〜卵管へと進み、目指すべきゴールとなる卵管膨大部にたどり着いて卵子と出会います。1回の射精で出た精液に含まれる精子の数は平均2億~5億個と言われています。

しかし、ここで忘れてはいけない点があります。女性の子宮内は細菌やウイルスの侵入を防ぐために強い酸性の状態になっています。精子は酸性に弱く、膣内で生存することは簡単なことではありません。子宮頸管の中に進入できた段階で、精子たちは淘汰され、スタートした時の100分の1ほどの数にまで減少しているのです。

また、子宮内の白血球は精子を異物とみなして攻撃をしてしまうため、子宮内に入ってきた精子は1000個以下にまで減ってしまいます。精子にとって、膣内環境は大変過酷なものであり、受精可能時間に卵子と出会うことはまさにサバイバルなのです!


精子について知ろう②:射精後の生存期間


精子について知ろう②:射精後の生存期間

精子は一般的に2、3日から1週間ほど寿命があると言われています。そのため、排卵前などで卵子がいなくてもしばらくの間女性の胎内で生きていられるのです。よって、精子の寿命は卵子よりも長いため、妊娠を望むならば排卵前に性交を行って精子を送りこんでおく方が良いでしょう。

ただ、射精後すぐは受精できる状態ではなく、子宮を進んでいく間に徐々に受精能力を身に付けていくので射精後5〜6時間経った後に受精が出来るようになります。よって精子の受精可能時間は約1日半(36時間)と言われています。

また、精子は卵子と違い毎日つくられていて、射精するまで待機しているわけですから、その生存期間は、禁欲期間がどのくらいあったかによっても影響してくるのです。


卵子の寿命:妊娠のチャンスはたった一日!?


卵巣から排卵した卵子は卵管の中に取り込まれ、卵管膨大部で精子との出会いを待ちます。精子の方が寿命と受精可能時間が長いので、先に「精子について知ろう②:精子の生存期間」でもお話ししたように、排卵前に性交して精子を送りこんでおく方が良いでしょう。

排卵後の卵子の寿命は1日程度ですが、受精能力を保っている時間となるとさらに短くなり、卵子自体の受精可能時間としては6~8時間ほどと言われています。


強い精子を作る①:男性が出来る治療(サプリメント編)


子宮内でのサバイバルレースにへこたれない、受精可能時間を生き抜ける強靭な精子を増やすべく、男性が自分で簡単に出来るサプリメントによる治療をご紹介します。

まずはマカ、アミノ酸・鉄・たんぱく質・ミネラル等を含む大変栄養価の高い食材であり、精子そのものを育てるというよりは精力が強くなって勃起しやすくなり、精液の量を増やす効果が期待できます。

そして亜鉛ですが、精子のほとんどは亜鉛から成っており、1度の射精で2mgの亜鉛を消費すると言われています。1日に13mg前後が適切な量と言われていますが、これを食品、例えば牡蠣などを食べて摂ろうとすると毎日4個ずつ食べなくてはいけません。よって亜鉛やマカをサプリメントで手軽に効率よく摂取するのが続けやすいでしょう。


強い精子をつくる②:男性が出来る治療(生活編)


強い精子をつくる②:男性が出来る治療(生活編)

週1.2回でも良いので、ジョギングなど軽い運動を行いましょう。無理せずゆっくりで構わないので、自分のペースで続けましょう。また、毎日「抜く」ことも非常に重要です。特に妊活真っ最中という方は最低でも週5回は射精することにより、新しく元気の良い、活きのいい精子が量産されます。

そしていざ子作りと言うときになったら3〜5日間は抜かずに我慢して溜めてからのぞみましょう。妊活の事ばかりにとらわれずに、毎日楽しんで「抜く」ことで常に元気な精子をストックしておくように心がけましょう。


強い精子をつくる③:男性が出来る治療(金冷法)


「金冷法」と言うものをご存知でしょうか。古代ローマが起源と言われており、生殖器の増強に効果があると伝えられています。方法はいたって簡単、睾丸に冷水と温水を交互にかけたり、マッサージ等で睾丸の血行を良くすることにより、精子を作り出す能力を活性化させるのです。

シャワーなどでぬるま湯と冷水を1分おきに交互に睾丸にかけてながら、優しくマッサージします。即効性はないそうですが、長期間続けて行う事により、精力の増強や維持にもつながります。信じられないと言う方もみえるかもしれませんが、タマは冷やして一定温度に保った方が良いことは科学的にも証明されています。


精子と卵子が若返る、ミトコンドリア


ミトコンドリアという言葉を聞いたことがあるでしょうか。ミトコンドリアは精子・卵子両方の中心部に多く存在しています。ミトコンドリアは加齢や生活習慣で弱まると、本来の働きが出来なくなり精子も弱まってしまいます。

しかし活性化させることによって、精子も卵子も若返ると言われています。また、ミトコンドリアは精子の尾っぽの根元部分に多く集まっていて、精子が運動するにあたって必要なエネルギーを供給してくれます。ミトコンドリアが活性化することで精子の本来の運動率を維持することが出来るので、子宮内に入ってもへこたれない、強い精子になるということです。

ミトコンドリアを活性化させるためには、基本的な生活習慣の見直しや、サプリメントで補う方法があります。生活習慣を良くするために、バランスの良い食事や適度な運動・生活リズムを正しくする以外にも、ストレスを溜めないようにするなど精神的なものも関わってきます。心が弱っていると精子も参ってしまうのです。妊活の為だけでなく、末永く精力的に性生活を楽しむためにも日頃の生活習慣がとても重要だと思います。


いかがでしたか?妊活を成功させるためには精子と卵子のコンディションを整え、その寿命をふまえて受精可能時間にタイミングを合わせることがいかに大切かわかりました。以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

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