避妊率が高い「避妊リング」のメリットやデメリットを解説

避妊率が高い「避妊リング」のメリットやデメリットを解説

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愛のあるヤリチン
時雨
小中高時代は義理チョコしかもらったことない非モテ男でしたが、大学デビューして遊び人の友達とストナンしまくるように。19歳で童貞卒業と遅咲きながら、28歳の今では遂に3桁突破!非モテだったからこそ女性に尽くしたいと努力した結果、女性を喜ばせるセックステクニックやデート交渉術には自信があります。皆さんに勇気を与えられるようなノウハウ伝授を心がけます。
避妊リングというものを知っていますか?毎月生理が来るかどうかびくびくしながら過ごすよりも、決まったパートナーと性行為を行うのなら最近日本でも普及し始めた避妊リングを使用することをお勧めします。避妊リングのメリットやデメリットをまとめました。


避妊リングとは?





日本では避妊リングと呼ばれますが、正式名称は『子宮内避妊用具』といいます。これは、避妊を行うために子宮内に装着する器具になります。リングと呼ばれているのは、昔はリング型の避妊用具だったからと言われています。今の避妊用具は、一般的にT字型になっています。

避妊リングはプラスチックで出来た従来型の物や、精子を殺す効果がある銅を使った、銅線を巻いた物、そして、ホルモンが付加されている物など、様々な種類があります。現在では銅付の物が一番普及率が高いです。作用としては、子宮内にこの避妊用具を入れることで、身体の異物排除機能が働き、受精卵を着床できないようにするものです。子宮内に入れたり、また取り出したりするのは自分では行えず、専門家医にしてもらわなければなりません。


避妊リングの種類・手術費用について


避妊リングの種類・手術費用について

避妊リングには基本的に3つの種類が存在します。プラスチックと、銅を巻いたもの、そしてホルモンを使用したリングです。プラスチックのリングは、子宮の中に2~3年入れっぱなしでOKです。期間が過ぎるとまた別途外して、また装着しなおさなければなりません。費用は大抵20000円から30000円台です。一番基礎の形だといえるでしょう。

2つ目は、銅があるものです。従来型のプラスチックの物に、銅線を巻いたものです。銅は精子を殺す作用があるために、プラスチックのものよりも、避妊率が高くなります。装着期間も従来の物よりも長く、約5年間使用することが出来ます。費用はやはり通常の物よりも高く、30000円から50000円かかってしまいます。

一番最近できた避妊リングが、ホルモンを使用した避妊リングです。黄体ホルモン剤がついているため、銅のリングよりももっと避妊率を上げることが出来ます。黄体ホルモンが子宮に作用することで、月経の痛みを抑えたり、月経の量を減らしたりすることもあります。期間は5年間ですが費用は6万円から7万円かかってしまいます。今まで一番高価だと思われ、敬遠されていたホルモンを使用したものですが、月経困難症の方の治療に使うときに限って、保険適用されるようになったので少し手が出しやすくなりました。

また、避妊リングは入れるときだけでなく、取り出すときや、交換の際も費用が掛かってしまいます。取り出すときにはだいたい1万円、交換する際には入れる時の費用、取り出すときにも費用が追加してかかると思っておいた方がよいでしょう。


避妊リングのメリット:避妊率が高い


避妊リングのメリットと言えば、やはり避妊率が高いことが挙げられます。ピルには及ばないものの、95~98%での避妊が可能です。ピルなどでは飲み忘れによる避妊失敗が多いのに比べて、避妊リングはつけっぱなしにすればよいので、つけ忘れによる避妊失敗はあり得ません。

しかし、やはりきちんと避妊リングをつけていても妊娠する可能性はあり、避妊リングをつけたまま妊娠してしまうと出産したいときに赤ちゃんに悪影響を及ぼしてしまう可能性があるので出産したいときには外すようにしましょう。


避妊リングのメリット:安全


また、避妊リングのメリットは、やはり薬を飲むより体に負荷がかかりにくいということが言えるでしょう。ピルを飲むよりは、体に負担がかかりにくかったり、ホルモンを付加しているものでも黄体ホルモンしか使用していないためにピル特有の副作用が出にくいという特性があります。

また、男性主体の避妊ではなく、女性主体の避妊のため、自分の意思でしっかりと避妊をすることが出来ます。ゴムをちゃんとつけてくれたのかな?と疑心暗鬼になるよりも、精神的にも安全でいられます。


避妊リングのメリット:効果が長い間持続する


避妊リングの一番大きなメリットは、やはり効果が長い間持続するということでしょう。通常の避妊方法では毎日飲まなければならなかったり、また性行為の度にゴムを付けなければいけなかったりと、毎度毎度面倒だということが多いのですが、避妊リングは一度子宮内に装着してしまえば、後は定期的に子宮の中でずれていないかどうかを確認するだけで、ずっと避妊の効果が続きます。毎日、毎回という煩わしさから解放されます。


避妊リングの副作用(デメリット):経産婦しかできない


やはり子宮口から子宮内に器具を入れるわけですから、経産婦しか使用することはできません。経産婦の方で、すぐに妊娠したくない、けれど授乳中でピルの服用が出来ないという人にお勧めが出来るものとなっています。そのため、誰でも使用することが出来ないというのはデメリットになるでしょう。


避妊リングの副作用(デメリット):出血量が増えることがある


ホルモンが付加していない避妊リングを使用することで、不正出血が増えてしまうことがあります。また、月経の出血量が増えてしまったりする副作用が起こってしまう可能性があります。これは、ホルモンが付加している避妊リングを使用することで改善されますが、もしも使わないとするなら、副作用が出たり、終わらないようならすぐに医者に報告しましょう。


避妊リングの副作用(デメリット):抜けることがある


やはり子宮口から挿入するわけですから、ちょっとしたことをきっかけとして抜けてしまうことがあります。抜けたことに気づくことが出来ればよいのですが、気づけなかったということもあります。月経の際に一緒に抜けてしまうということもまれにあるので、これに気づかずに性行為をして妊娠してしまったという人も一定数いるのです。

もしも抜けたのではないか?と思った場合には迷わず医者に相談しましょう。また、抜けかける(ずれてしまう)こともあるので、注意が必要です。さらに、抜けてしまった場合も再度入れるときに料金がかかってしまいます。

いかがでしたか?避妊リングについて、そしてメリットデメリットをまとめてみました。様々なメリットやデメリットがありますが、自分に合っていると感じるようなら使用してみてはいかがでしょうか。以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

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