ピルを入手するまでに、知っておきたい6つのこと

ピルを入手するまでに、知っておきたい6つのこと

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何も知識がないよりは、知識があった方が何かと優位に事が運べます。ピルも例外ではなく、入手前にそれに必要な知識を身に付けることで、想定外の出来事が発生した場合でも冷静に対処できるでしょう。今回は、ピルを入手するまでに知っておきたい知識について説明しますので、今から準備しておきましょう。


日本におけるピルの扱いや実状


日本におけるピルの扱いや実状

日本におけるピルの取り扱い方というのは、実のところ海外より大幅に遅れているのが現状です。皆様もよく考えると分かると思いますが、「ピル」という単語を聞いても決して良いイメージを持てず、できれば誰にも知られずに使いたいと思うのが共通認識なのではないでしょうか?

海外を見ると、ピルは避妊薬としても治療薬としても非常に優秀であり、積極的に医療機関でも個人でも使用されており、ピルという薬が極めて人類に有益であることを認めていることが伺えます。

日本がピルに対して遅れている証拠として、低容量ピルだと自費購入なのに、緊急避妊用(中容量ピル)だと無理矢理病名を付けて保険を利かせるという不思議な体制であったり、病院での処方時の診察や検査代がやたら高く付いたり、わざわざ国民からピルを遠ざけているような扱いをしているのです。

そのため、海外と比較してピルの浸透が非常に緩やかであり、知名度はあるものの今ひとつ評価が低い薬であるのが日本におけるピルなのです。


ピルは何歳から服用できるのか


ピルは何歳から服用できるのか

では、ピルを入手するにあたり最初の条件である「年齢」についてご説明します。年齢とは、何かを始めるにあたり最初の制限であることが多く、ピルの入手も例外ではありません。となると、一体何歳からピルが服用できるかですが、基準としては思春期前の女性は服用できないとされていますので、思春期以降の女性が服用できることになります。

月経が始まればピルを服用しても問題はないのですが、20歳未満のピルの服用は乳がんや子宮頸がんのリスクを高める傾向にあるため、基本的には処方されないのです。

もっとも、20歳未満であっても思わぬ性行為を強いられた等で、緊急避妊用(中容量ピル)は処方されることはあります。ですがこれは例外であり、基本的には処方されないと考えるほうが良いでしょう。

ただこの現代、思春期前且つ月経が始まっている女性は、従来と違い既に性経験があることも少なくなくありません。「思春期前は服用できない」とされていますが、月経が始まっている以上妊娠の可能性はあり、そこにはピルが必要になる時があるのではないかと考えられます。


「何処で」入手するかを選定する


いよいよ具体的なピルの入手方法ですが、年齢が問題なければ次に何処の病院でピルを処方してもらうかを考えましょう。選定基準としては、まず始めに「ピルに理解を示す病院」であることです。これは、ピル自体が日本で受け入れられていない状況であるため、ピルに対する造詣の深い浅いが医師により極端である傾向が強いのです。そのため、造詣の浅い医師では満足に説明もできない上に、有事の際に何も対応してくれません。

次に「近距離・待ち時間の短い病院」であることです。これは、付近にそのような病院がなければそこでおしまいになってしまいますが、ピルは継続して服用するものであり、入手まではできるだけスムーズに済ませたいところです。よって、遠距離過ぎる病院だったり、やたらと待ち時間が長くては手に入れるのに苦労してしまい、毎回の病院通いが苦痛になります。

そして最後は「信頼できる病院」です。ピルは医師によってその評価が分かれ、時にピルに対して悪意を持つ医師も存在します。そんな医師では、ピルの処方を希望する女性に偏見や軽蔑の気持ちで接することとなります。そんな気持ちを持たない、ピルを求める女性の気持ちを理解できる医師を探さなくてはなりません。できれば、これらの条件を「最低限」として考えていただく方が良いでしょう。


ピルの処方は診察や問診が求められる


病院が決まれば、次はその病院でピルを入手するまでにどのようなことを行うかです。内容としては診察、問診、必要があれば検査となるのですが、ピル服用が血栓症等の重大な疾病のリスクとなる可能性がない限り、診察と軽い問診でピルを入手できるでしょう。では何故診察や問診を行うかですが、要はあなたにピルを服用しても問題がないか、服用して何か問題は発生しないかを調べるためのものだと考えてください。

そこで問題がなくピルを入手したとしても、その後も定期的に診察を受けなければなりません。現時点で問題はないか、何かリスクを抱えていないか、新たにリスクとなる行動を起こしていないかなど、おおよそ三ヶ月毎に通うことになるでしょう。あなたの担当になった医師は、あなたに対してピルを処方することに責任が生じます。これからピルを飲もうとするあなたの主治医であり、監視役であり、支援者となるのです。


検査が必要な場合の詳細について


前項は、「診察と問診のみ」の方を対象に説明しましたが、ここでは「検査が必要になった」場合について説明します。診察や問診で、何かしら問題となる部分が発覚した場合、ピルを飲んでも問題がないか否かを厳密に数値で調べることになります。身長や体重等の基本的な一般検査から、血液検査、婦人病関連検査、性感染症検査が挙げられます。とは言っても、問題があって検査を求められた場合であっても、その多くは一般検査と血液検査だけとなるでしょう。

婦人病関連検査、性感染症検査、血液検査の中でも血栓症に重点を置いた検査などは、心疾患や血管系の疾患、ヘビースモーカー等の、明らかに服用の際に問題が現れる可能性が高い方が対象となります。そこで問題がなければピルを処方されますが、定期検診で再検査を行ったり等病院側から強く警戒されることになります。

問題があった場合は、ピルそのものが処方されずに医師から理由などを説明されるでしょう。その際は問題のある疾患を完治させる、若しくはピル処方に問題のないレベルにまで改善に至っておく必要があります。


ピルの費用に関する諸々


最後にピルの費用についてです。ピル入手の重要な要素であり、費用如何でピルの服用をやめる、続けられないといった事態に発展しますので、ここは重点的に調べるようにしましょう。ピルの値段こそ、おおよそ3,000円前後と入手しやすい価格となっていますが、ピルの処方はピルだけの価格ではなく病院での諸経費も計算に入れなければなりません。ですが、ピル関連の費用は全て自由診療であり、比較的高価な上に病院によりけりとなっています。

そのため、一番手っとり早いのが病院に直接費用を聞くことでしょう。診察、問診、指導、検査、処方、ピル・・・これら全てを直接聴取するのが、最も正確に費用を算出できます。これに関しては、自分が通う病院であり、処方してもらう病院でもありますから、億劫にならずにどんどん質問を投げかけましょう。


備えあれば憂いなしという言葉のとおり、ピルに関しても事前から入手に関する知識を蓄えることで、気持ちに余裕が持てます。気持ちに余裕があれば、処方時の医師の説明等もしっかりと耳に入り、ピルの誤った使用を避けることに繋がるでしょう。以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

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