最も効果のある避妊方法はピル！避妊確率は何％？

避妊の効果が最も高いと言われているピルですが、実のところ数値にして何%なのか考えたことはありませんか？今回は、ピル服用で避妊できる確率について、知るところを述べさせていただきます。きっと安心できる要素となるでしょう。

「避妊=ピル」の認識を持つ

避妊に対し、最大の効果を示すのはピルであり、そこは不動の存在であると言えます。その他にも様々な避妊方法がありますが、はっきり言って文字通りピルの足下にも及ばないのが現実なのです。そのため、「避妊はピルで行う」という確固たる認識を持たなければなりません。

日本では今ひとつピルの扱いが良くないので、「避妊はコンドームでいいか」と考えてしまいますが、それにより妊娠に至ってしまえば悔やんでも悔やみきれないことをまず念頭に置いてください。

ピルは極めて高い確率で避妊する

では、ピルが持つメインの効果である避妊ですが、一体どの程度の確率で避妊するのでしょう？それは、数値で言えば99%以上の避妊確率と言われており、実際正しくピルを服用している方で、妊娠に至ったケースは報告がありません。

極めて希に、正しい服用をして妊娠したという方も見えますが、本当に正しい服用をしたのかどうかを問う術はなく、真相は分かりません。どちらにせよ、極めて高い確率で避妊するのは間違いないのです。

避妊ができる理由

では、何故これほど高い確率で避妊ができるかですが、これは妊娠の重要要素である排卵や受精、着床をそれぞれを抑制又は阻害するからです。コンドームの場合、ただ精液が膣内に侵入しないように遮断するだけです。

一方でピルは体に排卵をやめさせ、精子の侵入を拒み、着床できないよう作用するので、この中のたったひとつでも欠けては妊娠できないのに、全てを抑制又は阻害するため、妊娠しようがないのです。

「99%」の意味

避妊確率99%以上を誇るピルではありますが、では残り1%はピルを飲んでも普通に妊娠してしまうのでしょうか？実はこれにはカラクリがあり、ピルの避妊確率は実質100%と言っても差し支えがないのです。となるとそのカラクリが気になるところなので説明しますが、これは時折ピルを飲んでも妊娠したという報告を目にする機会があると思います。ですがこのケース、多くは雑な飲み方をしていたり、ピルの服用方法を明確に知らなかったなどの、服用する側の責任であることがほとんどなのです。

よってこの1%とは、ピルを服用しても1%の確率で妊娠するという意味ではなく、扱う方の失敗により引き起こされた妊娠確率だと言えるでしょう。

今ひとつピルが普及しない日本

これだけ優秀なピルですが、今ひとつ日本では普及していません。それどころか、ピルを敵視している医師が多く居るのが現実であり、何故このような現象が起きてしまったのかが気になるところです。簡単に説明すると、厚生労働省は日本にピルを普及させたくないのが理由であり、そこには医学会にはよくある「大人の事情」が隠されているのが伺えます。


ピルの、その恐るべき避妊確率にびっくりしたと思います。理論上は100%と言っても良いレベルではありますが、それは「あなたがピルを正しく扱った場合」が前提となることを覚えておいてください。以上、panpan（パンパン）編集部からのお届けでした。

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