セックスを楽しみたいなら今すぐタバコを止めるべき理由5選

タバコをこよなく愛している喫煙家の方にはなんともつらい話ですが、ことセックスにおいてはタバコの吸い過ぎで勃たなくなってしまう可能性があります。タバコかセックスかの二者択一になりかねない事態になってしまうのはなぜなのか、セックスを楽しみたいなら今すぐタバコを止めるべき理由5つを紹介します。

喫煙するほど勃起不全になりやすい

喫煙をするとすぐにED（勃起不全）になるようなことがありませんが、ED患者の実に80％が喫煙者であるというデータもあります。喫煙することがなぜEDに繋がってしまうのでしょうか。その主な理由はタバコに含まれるニコチンにあります。

このニコチン、血管を収縮させる働きが強力なのです。一方、勃起というのは海綿体に血流が送られることであのようにたくましくなるわけです。血管が収縮してしまえば血流が悪くなるので、勃起力が衰えてしまうということです。

海外では「タバコを吸うとインポテンツになる」という警告メッセージを掲載しているものまであるそう。「自分は大丈夫」と思いたいところではありますが、喫煙者で最近ちょっと勃たなくなってきた…と思う方は原因がタバコの可能性を考えてみてください。

タバコによる精力減退

ペニスが勃つ勃たないだけが、タバコを止めるべき理由ではありません。精力が衰えるどころか精子の数、精子の運動率そのものがタバコによって下がってしまいます。ひどくなれば男性不妊をも引き起こすでしょう。精子の数が少なくなれば、射精してもちょろっとしか出なくなってしまうということですね。これは男性にとってもはっきり言って気持ちいいとは思えないでしょう。

セックスをするときは、ドバっとたくさん射精したいと思いますよね。喫煙はその真逆の方向に向かってしまうことになりかねません。気持ちいいセックスをするには、食事に気をつけることはもちろん、こういった精力を減退させる習慣も避けたいものです。


また、脳の快楽物質である「ドーパミン」が喫煙でセックスよりも多量に分泌され、その結果セックスが喫煙と比較して快楽とは感じられないという研究もあります。

セックスしても早漏傾向に…

EDまたはそれに近い体質になるとどうなるか、下半身がみなぎっている時間は短くなります。そうなると、ギンギンに勃っているうちになんとか発射しなくてはと、気持ちが焦ってしまいます。つまり、早漏傾向になりやすいということです。

勃たない、しかも早漏…、これでは男性の面目たたずです。ED＝早漏ではないにせよ、どちらにしても男性にとっては避けたいところ。性生活を豊かにするには、やはり禁煙が良さそうです。

喫煙がビタミンやミネラルを消費する

タバコが有害であるのは、ニコチンだけでないことは喫煙者であればご存知でしょう。一酸化炭素や窒素酸化物により、ビタミンやミネラルが消費されてしまいます。場合によっては、一日に必要な量が不足してしまうことも考えられます。

どれくらい消費するのかというと、例えばビタミンCであれば1日に必要な摂取量は100ｍｇに対し、タバコ1本で消費する量は25～100ｍｇです。ビタミン不足になることは目に見えています。

精力だけでなく、心身の健康を保つにはこういった栄養素は欠かせません。喫煙は、物理的な身体の仕組みだけでなく、セックスしたいという気持ち的な面においても悪影響が出るということは念頭に置いときましょう。

一酸化炭素による精子細胞の破壊

一酸化炭素の影響は心身の健康だけでなく、精子の元になる細胞さえ破壊してしまいます。ピンと来ないかもしれませんが、細胞が破壊されていけば下手をすれば男性不妊になることは避けられません。飛躍した話でしょうが、喫煙を続けていればそのようになる可能性がないとは言えないのではないでしょうか。

少なくとも、セックスに関してタバコはマイナスになる要素はわんさかあるけど、プラスになる要素はどこにも見当たらないということです。しかも、男性にとっては身の毛もよだつ恐ろしい現象ばかり引き起こしかねません。セックスを気持よくしたいなら、断腸の思いでタバコは止めるほうがよさそうです。


いかがでしたか。喫煙者にとってタバコはなんとも捨てがたいもの。すぐに止めるというのも大変難しいことだろうと思います。しかし、1日に吸うタバコの本数が多ければ多いほど、セックスがつまならくなってしまうということは頭の片隅に置いておきたいものです。以上、panpan（パンパン）編集部からのお届けでした。

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