スマホで精子の状態が確認できる？！精子測定アプリ「Seem」とは

あなたは「Seem」というアプリは聞いたことがありますか？「Seem」とは、リクルートが開発した精子測定アプリのことで精子の状態が確認できるそうです。ということでリクルートが開発した精子測定アプリ「Seem」についての情報を調べてみました。

精子測定アプリ「Seem」が誕生したワケ

WHO（世界保健機関）によると、男性にも原因がある場合というのが48%もあるとのことです。48%というとかなり高い確率ですよね。それのため本来なら夫婦で不妊治療に取り組むべきなのに、なかなかそれができていない現状にあるとのこと。そういったことから、精子測定アプリ「Seem」が誕生しました。

このアプリを使うことで、自宅にいながら手軽に精子の状態をセルフチェックできるので、時間的にも拘束されないですし恥ずかしくもないということで男性の不妊治療のきっかけになればという思いがあるそうです。

「Seem」の大きなメリット

現状だとクリニックに行くのにも時間がかかりますし、そこに行くこと自体抵抗がある男性が多いでしょう。さらに個室にこもって自慰をして精子を採取するという行為にはかなり恥ずかしさもありますよね。それが自宅で手軽にできるというのはすごく大きなメリットだと思います。

男性にも不妊治療の必要性を！

女性は基礎体温を測ったり、排卵日を気にしていたりしますが、男性の場合なかなか自分自身の生殖能力について考えることはないと思います。あっても、持続力だとか性行為そのものについてが大多数ですよね。その結果、夫婦で子供がほしいのになかなかできない場合、女性ばかりに不妊治療を押し付けがちになります。

だからこそ、こういうアプリで精子の濃度や運動率を計測できると、男性も不妊治療を行おうと思えるきっかけになっていいかもしれませんね。

「Seem」のキットはどこで売ってる？価格は？

東京都内・近郊の一部クリニックや薬局で期間限定500個というテスト販売なので、現状ではネットなどで入手することはできません。しかし、正式に販売が開始されればネットでも買えるようになるのではないかと思われます。価格は5000円とのことです。

精子測定アプリ「Seem」はどのスマホでも使える？

精子測定アプリ「Seem」はiPhoneのアプリなので、AndroidやWindowsには対応していません。ただ、これは個人的な考えですが正式販売が始まって「iPhone以外でもアプリを作ってほしい！」という要望が多ければ他のスマホでアプリが提供されるということもあるかもしれません。

「Seem」を使ってどうやって精子測定するの？

①精子測定アプリ「Seem」をiPhoneにインストール

②採取用のカップに精子を採取（全量を採取すると正しく測定される可能性が高まる）

③15分ほど待って液体になるのを確認

④採取棒を使って、顕微鏡のプレパラートのようなプレートに精子を乗せる

⑤iPhoneにセットして、撮影

以上のような手順で、精子濃度と運動率を測定することができます。

ツイッターでの精子測定アプリ「Seem」に対する反応

ツイッターの反応を見ると、皆さん精子測定アプリ「Seem」への関心は高いようですね。

「Seem」での結果は正式な診断結果ではない

精子測定アプリ「Seem」での診断は、あくまで確実な診断をするものではないですし、治療でもないので必要に応じて医療機関を受診するようにしましょう。


いかがでしたか？精子の状態をチェックできるというのは、男性にも「不妊症かもしれないから医療機関を受診しよう！」というきっかけを与えてくれそうですよね。早く正式に販売してほしいものです。以上、panpan（パンパン）編集部からのお届けでした。


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