脱不妊！旦那の精子の量を増やす10の方法

そろそろ妊娠や出産を考え始めたあなた。気になることはたくさんあるけれど、旦那さんの精子の量がどれくらいなのか気になりますよね。もし精子の量が少なかったら妊娠が難しいかもしれない。そんなあなたに、旦那さんの精子の量を増やす方法を紹介したいと思います。参考にしてみてください。

お酒を控える

精巣の中にはアルコールを分解する酵素があります。アルコールを分解するときにアセトアルデヒドという毒性の高い物質が精巣内に溜まってしまうこともあるのです。これにより、陰嚢に強いかゆみが生じることもあるそうです。

また、このアセトアルデヒドは、男性ホルモンの分泌量を低下させて、精子を生産する機能にも悪影響を及ぼす事があると言われています。もし、旦那さんが毎晩お酒を多く摂取しているようなら、精子の量や運動率にも影響が出る恐れがありますので、精子の量を増やしたいならお酒は適量を守って楽しむ事が大切です。

禁煙する

タバコは肺がんのリスクを4.5倍に増加させたり、脳梗塞や脳卒中の危険性をあげるなど体に様々な悪影響を及ぼします。また、タバコを吸うと血液中に多くの一酸化炭素などの有害物質が入り込みます。その結果、各器官へ十分に酸素や栄養を運ぶことができなくなり、各器官が酸欠や栄養不足状態になってしまうのです。

これは、精巣にも同じことが言え、精子の量の低下、精子の運動率が低下、精子の奇形率が上がるなどと精子力が大幅に低下してしまうのです。その結果、受精する力が弱くなり、もし受精や着床ができたとしても染色体異常や胎児の先天奇形、成長の異常など様々な先天的疾患が発生するリスクが高まるのです。健康のためにも、精子の量を増やすためにも禁煙をスタートしてみてはどうでしょう。

しめつけない下着やズボンを履く

きついパンツやズボンを履くと下半身が圧迫されて血液の循環を悪くします。その結果精子の発育を妨げる原因となっています。また精子の量の減ってしまう原因でもあります。

パンツはブリーフよりもトランクスが通気性が良いです。ブリーフやボクサーパンツのように通気性が悪く、空気がこもると熱を持ち、精巣も温められます。精子は高温に弱いので、空気がこもらないように心がけましょう。

バイクや自転車の乗り過ぎに注意

バイクや自転車のサドルにより精巣が圧迫されます。圧迫されることにより生殖機能に影響し精子の量は減少してしまうのです。精子の量を増やしたい方は、毎日自転車通勤している方、長時間バイクや自転車に乗る方は気を付けましょう。

睾丸を温めすぎないようにする

上記でも述べたように、精子は熱に弱いです。入浴は仕方がないですが、サウナやこたつに入る際は時間を気にして入るようにしましょう。また、膝の上でノートパソコンを長時間使用する際も精子が温められて劣化し死んでしまう可能性もあるようです。睾丸を温めるような行為はなるべく避けるようにしましょう。

育毛剤の使い過ぎに注意する

育毛剤の過度な使用は、男性ホルモンの働きを抑制する効果があり、その結果精子の量を減少させてしまうといわれています。アメリカでの臨床試験では、育毛剤を使用している男性が服用を止めると精子の濃度が平均で11.6倍に増加したというデータが挙げられています。妊娠を考えるようになったら、最低3か月は育毛剤の使用を控えた方が良いです。

ストレスを貯めない

日々の現代社会における疲れやストレスは誰もが抱えている問題でもあります。 その疲れやストレスが男性不妊の原因となってしまうこともあります。 疲れやストレスは、男性ホルモンの「テストステロン」の分泌量の低下させてしまいます。

その結果、性欲の減少だけではなく精子の量の減少、さらには精子の運動量の低下などに繋がってしまいます。適度な運動や趣味などで、発散させましょう。

肥満に気を付ける

運動不足や毎日のビールなどで旦那さんは太り気味ではありませんか。BMIが高ければ高いほど、正常な精子数や精子量が少ないという実験結果が出ています。原因として、肥満によるホルモン値の変化や精巣まわりの過剰な脂肪が蓄積されることで熱がこもること挙げられています。

しかし、過度のダイエットも栄養不足などで男性不妊の原因になりますので気を付けてください。 少しずつ食事やライフスタイルなどを変え、一歩ずつダイエットしていきましょう。ちなみにBMIの最適数値は20～25となります。

BMIの計算方法は、体重(kg)÷[身長(m)×身長(m)]で簡単に計算出来ますので、ぜひチェックしてみてください。

運動をする

適度な運動は健康全般を維持するために大切ですが、男性機能の活性化にも大きく繋がっているんです。運動不足は生殖機能の低下を及ぼし、精子の運動率の低下へと影響するのです。血液に酸素がいきわたり循環が良くなる有酸素が適しています。

近所の買い物には車を使わずに歩いて行ってウォーキング、エスカレーターやエレベーターをできるだけ使わずに階段を使って軽い筋トレなどと、日ごろのちょっとした意識を変えてみるだけで運動不足が解消されます。

規則正しい生活・食生活をする

良質な睡眠と適度な運動は精子の質を向上させたり、もちろん、精子の量を増やすことにも繋がってきます。また、暴飲暴食などの偏った食生活改善し、精子に良い栄養素を摂取するのが良いでしょう。精子の量を増やす為に良いとされる栄養素は、亜鉛、セレン、マンガン、アルギニン、ビタミンQ、コンドロイチン硫酸の6つです。

精子の運動率を活発にする栄養素①亜鉛

成人男性の体の中で最も亜鉛を必要としているのは精巣と前立腺です。亜鉛が不足していると、精子量の減少や、感度の低下、勃起不全といった精子の運動率の低下に繋がる影響を及ぼすのです。
　
多く含まれる食品(レバー、牡蠣、ココア、そば、コンビーフ、しいたけ、卵黄)

精子の運動率を活発にする栄養素②セレン

　
セレンも精子の精子の生成に深く関係しています。精液中のセレンの濃度が高いほど、精子の数も多いそうです。

多く含まれる食品(イワシ、サンマ、青のり、しらす、寒天)　

精子の運動率を活発にする栄養素③マンガン

マンガンに関して気を付けたいことは過剰摂取も精液の質を悪化させることです。マンガンは必須ミネラルの一つで成人は10～20mgのマンガンを保有し、その半分以上は骨に存在し、それ以外は、すい臓や肝臓にあるといわれています。バランスの良い食事を心がけるようにしましょう。

多く含まれる食品(落花生、納豆、松の実、干し柿)　

精子の運動率を活発にする栄養素④アルギニン

　
アルギニンはアミノ酸の一種で、精液の８０％はアルギニンが占めています。精子の60%を占める主成分で精子の原材料とも言える成分です。

多く含まれる食品(玄米、チョコレート、レーズン)　

精子の運動率を活発にする栄養素⑤ビタミンQ

　
ビタミンQは抗酸化作用があり、化粧品などに使われ美容効果が有名です。また、精子の運動率を高めることでも知られています。男性ホルモンに作用して、精巣機能を高める作用があります。精子を体内で生成する上で欠かせないビタミンです。免疫細胞や白血球の作用を高めて、免疫力強化や疲労回復にも効果があります。

多く含まれる食品(レバー、もつ、かつお、まぐろ)　

精子の運動率を活発にする栄養素⑥コンドロイチン硫酸

　
コンドロイチン硫酸は、ねばねばした食材に多く含まれています。精子を増やす働きの他にも目の透明性や弾力性を持続させる働き、皮膚の老化を防ぐ働きなどが期待できます。

多く含まれる食品(山芋、オクラ、納豆、すっぽん、海藻類)

これらをバランス良く食事で摂取するように心がけましょう。添加物や人口調味料は避けるようにすると、精子の運動率だけではなく健康にも良いです。


いかがでしたでしょうか。精子の量を増やすためには生活習慣を見直すと改善できることがわかっていただけたと思います。精子の量を増やすだけではなく、精子の質を向上させることにも繋がるので、妊活中の方は是非試してみてください。以上、panpan（パンパン）編集部からのお届けでした。


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