ラブドールの洗浄方法｜絶対に知っておくべき基本のメンテンスを解説

(4)ラブドールのボディ洗浄のやり方・手順

続いて、ラブドールを全身洗う場合の手順について解説していきます。

膣内だけの洗浄は、本当にシンプルなセックスだけで終わった場合だけですよね。着衣カラミにしておけばそれほど汚れませんが、大好きなドールとねっとり長時間愛し合ったらボディ洗いは欠かせません。

ここでの手順は5つです。作業としては大がかりなので、イチャイチャ感を楽しみながら洗うのがおすすめ！

1.ヘッド部分を取り外すorビニールをかぶせて保護

ラブドールを全身洗う場合、まず気をつけたいのはヘッドの管理ですね。ヘッドとは頭部のことで、ラブドールの顔(メイクを含む)や髪の毛(ウィッグ)はプロに頼んだり自分で交換したりなど、また別のメンテナンス方法になります。

そのためヘッド部分が濡れないように、まずは「ヘッドを外す」か「ビニールなどで防水処理」するのが適切です。ほとんどのラブドールはヘッドが脱着式になっていますけど、外すのが嫌だというオーナーさんもけっこう多いらしく、そのためビニールなどで保護するやり方もポピュラーなのですね。

外し方などはドールの説明書や、購入したショップ・メーカーなどを要確認。タイプによって異なる場合もあるので、何体も所有している方はドールごとに把握するのも大事ですよ！

2.スポンジと洗剤(または石鹸)で洗う

ヘッド部分の対応ができたら、ボディを洗います。使うのはホール洗浄と一緒でスポンジや洗剤です。

ホールだけを洗うのとは面積も全然違うので、作業としてはなかなかの手間ですが、汚れた部分やそうでない部分を見分けつつ進めましょう。また洗ってやる際にラブドールを倒したり無理な体勢にすると壊しちゃうかもしれないのでそちらも注意。

また「爪」にも注意。高級で精巧なラブドールはネイルが付いていたりするので、あまり濡らしたり洗剤をつけないほうがいいですね。ネイルもヘッドと同じで別の管理が必要です。

ちなみにこのボディ洗いは、長年やっているとめんどくさくなってきます。なのでソープランド気分でイチャイチャしながらやるのも意外なコツですし、あまり使い込んだラブドールでなければ部屋で濡れタオルなどを使って拭くだけでも大丈夫です。

3.バスタオルで水分を拭き取る

すっかり洗い終えたら、身体をバスタオルで拭いてやりましょう。ここも子供を洗ってあげるのと同じ感覚です。

傷つけないようにマイクロファイバータオルやクロスを使ってもいいですが、ドールの全身を高級な布だけで拭くのは大変なので、まずは大きなバスタオルを使うのがいいですね。もちろん毛羽立ちのあるタオルじゃなくて、新しくてすべすべしたタオルを使います。

拭き方に大したコツなどはなく、自分流で大丈夫でしょう。またこの時、洗い残した汚れを見つけたら、クレンジングオイルとタオルで拭き取ります。

4.自然乾燥させる

こちらもホール洗浄と同じ内容です。水分を拭き終えたら自然乾燥に入ります。

自然乾燥とは「風を当てる」のではなく「湿度のない部屋で自然に水分を乾かしていく」ことなので、何よりも部屋の環境作りがポイント。事前に除湿しておいたり、ホコリが立たないように掃除も済ませておけば、乾かす間に余計な汚れがつかずに済みます。

部屋も完全に締めきると乾きにくいので、ある程度は風通しが必要ですね。前の段階でしっかり表面を拭き取れていれば、そこまでホコリが付着する心配もないので、じっくりと1時間以上は乾燥させる時間を与えましょう。

5.ベビーパウダーを塗布

ラブドールをある程度まで乾燥させられたら、ベビーパウダーを塗布してやりましょう。上でも書いた通り、ベビーパウダーを使わないと劣化のスピードが全然変わるので、必須アイテムです。

ベビーパウダーは市販のもの(ジョンソン製など)で大丈夫。手に取ってサラサラと塗り込んであげれば、ドールの肌の保護だけじゃなく、オイルブリードやシリコン系の臭い防止にもなります。

これはドールオーナーたちの経験談からですが、洗浄や乾燥以上にパウダー処理は大事で、ここを怠るようになるとあっという間にラブドールはボロくなります。見た目が悪くなるとセックスもしたくなくなりますし、ただのマネキンになってしまうのですね。