ラブローションの成分を分類してみた。多すぎる種類や系統が丸わかり

ラブローションの成分を分類してみた。多すぎる種類や系統が丸わかり

660 views

この記事を書いた人
テクニックで愛される
ピースフルえりこ
大人の恋愛小説や映画に刺激され、実生活でもスリルと興奮を求める女子ライター。元々は小説家志望でネタ探しも兼ねて自分でいろんな恋愛やセックスを試してましたが、その経験はpanpanのコラム記事で活かされることに。最近は妄想を膨らませる一人エッチにもはまっており、女性向けラブグッズのレビュー記事も書いています。赤裸々な私の本音を届けます。

ウォーターベースローションの主成分と使い方

ローション 成分
まずは、最も多く流通しているウォーターベースローションの主成分やおすすめの使い方について解説します。

ウォーターベースといえど、入っている成分によって使い心地や感触は全然違います。水やお湯で比較的洗い流しやすい点は共通していますが、プレイ内容に応じて選びましょう。

適したラブローションでプレイすれば、快感も楽しさも桁違いです。


ポリアク系ローション

主成分 ポリアクリル酸ナトリウム
ローションの硬さ やや硬い
ローションの粘度 高い
乾きにくさ 乾きやすい
落としやすさ やや落としにくい
■おすすめの使い方
・マッサージ用
・マットプレイ
・手コキ

一般的にラブローションと言えばポリアク系を指すことが多く、ドラッグストアなどで手軽に購入することができます。

ほどよい滑りともったりとした硬さがあり、糸を引くのでマッサージやマットプレイをするときに効果を発揮。たっぷり使うことで、厚みのあるヌルヌル感を楽しめます。

他のラブローションと比べると乾きやすいので、たっぷり使うのがコツ。ポリアク系は大容量で売っていることもあるので、全身でローションの感触を楽しむプレイに向いています。

他のウォーターベースと比べたら落としにくいので、洗い流すときはたっぷりのお湯を使いましょう。


■「ポリアク系」のおすすめは「ペペローション」■

ローション 成分
引用:NLS

メーカー 中島化学産業株式会社
参考価格 638円(税込)
■おすすめポイント
ローションの代名詞とも言えるペペはマルチに使えるシンプル配合

風俗やソープランド、AVの現場でも数多く使われている知名度ナンバーワンローションと言えばペペ!強い糸引き、クセのない使い心地で多くの人に愛されています。

入っている成分は水、ポリアクリル酸Na、フェノキシエタノール、メチルパラベンと非常にシンプル。香りもついてないので、万人に使えます。

実用性の高いバランスの良さ、水やお湯で薄めて使える万能っぷりの超ロングセラー商品。とりあえずペペを持っておけば安心というくらい、幅広い使い方ができます。

またローションに厚みがあるので最適とは言えませんが、成分がシンプルゆえにセックスの挿入時にも使えます。




ポリクオ系ローション

主成分 ポリクオタニウム-10、-32、-39、-51
ローションの硬さ 柔らかい
ローションの粘度 やや高い
乾きにくさ 乾きにくい
落としやすさ 落としやすい
■おすすめの使い方
・性交痛の軽減
・愛液代替
・アナルセックス

ポリクオ系ラブローションは、ポリクオタニウムという成分が配合されています。

このポリクオ系ラブローションの代表的ブランドが「アストログライド」。ポリアク系と比べると粘りがないものの、抜群の持続力があるのに落としやすいとセックス時に向いた性能です。

サラリと薄く肌の上で伸び、乾きにくいのでまったりセックスするときにもぴったり。量が少なくても伸びるため、小さめサイズでも長持ちします。

■「ポリクオ系」のおすすめは「アストログライドジェル」■

ローション 成分
引用:NLS

メーカー アストログライド
参考価格 1,518円(税込)
■おすすめポイント
世界中で大人気!実用性も兼ねた潤滑性抜群のラブローション

全世界で愛用されているラブローションブランドのひとつが、「アストログライド」。こちらはジェルタイプで、片手で蓋を開けて使いやすいボトルが人気を集めています。

ジェルなので手マンやバイブ攻めをしてもおしりに垂れにくく、布団を汚しにくいところも◎。サラリと薄い膜ができるような感覚なのに、潤滑性は抜群です。

長いプレイでも乾きにくく、うるおいが長続きします。総合的に見て潤滑性、持続性、落としやすさがすぐれているところが好評です。




カルボマー系ローション

主成分 部分架橋型ポリアクリル酸
ローションの硬さ 硬い
ローションの粘度 低い
乾きにくさ やや乾きやすい
落としやすさ 落としやすい
■おすすめの使い方
・オナホ
・愛液代替

カルボマー系ラブローションは、糸引きがほとんどなく水で落としやすいのが特徴です。

とくにおすすめなのは、オナホールへの使用。肌に浸透することなく、表面をスルスルと滑るのに洗いやすいので、オナニー後の処理も簡単です。

糸引きがほとんどないとはいえ、潤滑性は十分あり安全性も高いので愛液代替系ローションにも使われています。

しかし洗いやすい反面乾きやすいので、肌表面に塗るタイプのプレイには不向き。手コキやマッサージなどに使うと、塗ったそばから乾燥してしまいます。


■「カルボマー系」のおすすめは「洗い不要ローション」■

ローション 成分
引用:NLS

メーカー RENDS(レンズ)
参考価格 836円(税込)
■おすすめポイント
オナホユーザーの大定番!洗い不要で後処理楽ちん

この「洗い不要ローション」は、その名前通り水洗いをしなくてもいいタイプ。オナホを使用後は、ティッシュで拭くだけで後処理が完了します。

オナホの最大のデメリットとも言えるのが、後処理の洗浄がめんどくさいこと。しかしこのラブローションを使えば、オナニーの余韻を感じながら眠りにつけるのが画期的です。

拭き取るだけでいいので、乳首やクリトリスなどのピンポイントな愛撫にも使えます。

使用感に合わせて4種類あり、選べる楽しさがあるのも魅力。使いきったあとはパッケージのラッピングを剥がせるので、家族と一緒に済んでいてもバレずにゴミ出しができます。




セルロース系ローション

主成分 HEC(ヒドロキシエチルセルロース)
ローションの硬さ 硬い
ローションの粘度 低い
乾きにくさ やや乾きにくい
落としやすさ やや落としやすい
■おすすめの使い方
・オナホ
・おもちゃプレイ
・愛液代替

HEC(ヒドロキシエチルセルロース)は化粧品にも使われており、人体に影響がなく安全性が確認された成分。皮膜を作って皮膚を保護するので、「K-Yゼリー」などの潤滑ゼリーにも使われています。

ゴム製品とも馴染みが良いので、オナホ使用にもぴったり!ディルドやオナホなど、おもちゃ表面をしっかり覆って絡みついてくれます。

硬さもあり、垂れにくいので床や布団にベタベタつくのが苦手な人にもおすすめ。ウォーターベースなので、お湯や水で洗い流せます。


■「セルロース系」のおすすめは「ペペ・ラバラバ」■

ローション 成分
引用:NLS

メーカー 中島化学産業株式会社
参考価格 836円(税込)
■おすすめポイント
オナホにしっかり絡みつく馴染みの良さと垂れにくさが好評

いつものオナホをもっと気持ちよく使いたい人に人気なのが、「ペペ・ラバラバ」。通常のオレンジの蓋のタイプよりも、液垂れしにくくもっちりとした感触です。

オナホやディルドなどのゴム製品の上に乗せても、液垂れせず表面をしっかりコート。保湿成分グリセリンも配合しているので、乾きにくくまったりとオナホプレイが楽しめます。

濃厚な粘度でオナホ内部に張り付くため、出し入れするときの絡みつきも最高!膜が厚いので繊細な構造のオナホには不向きですが、ほとんどのオナホは気持ちよくプレイできますよ。




次のページ
シリコンベースローションの主成分と使い方
  • 3
  • /
  • 7
3/7 ページ目

\ この記事をシェアする /



TOPに戻る