オナニーするとハゲるってホント？！嘘と真実を徹底調査！

男性なら誰しも耳にしたことのある「オナニーをし過ぎるとハゲる」という言葉。誰もが知っている知識としては男性ホルモンがハゲに関係しているということ。オナニーをして、射精すると、男性ホルモンが増えるのでハゲに関係すると考えてしまうのではないでしょうか。しかし安心してください！実はオナニーがハゲる原因という証拠はなかったので、説明致します。

ハゲの原因は男性ホルモンである

ハゲる原因が男性ホルモンであるということは事実です。男性ホルモンの一種であるテストステロンが５αリダクターゼという酵素によってDHT(ジヒドロテストロン）へと変換されるとハゲていってしまうようです。DHTには脱毛司令を出す働きがあり、その作用によってハゲが進行していってしまうのです。要はDHTが増加しなければ脱毛司令は出ないと考えられるので、５αリダクターゼを抑制することができればテストステロンがDHTへと変換することを防ぐことができるので脱毛の進行を抑えることができます。

このことから男性ホルモンのテストステロンがハゲることについての直接的な関係はないことがわかります。

オナニーによって男性ホルモンが増加する？

結論から述べれば、オナニーによって男性ホルモンのテストステロンは増えません。今まで皆さんがオナニーすれば男性ホルモンが増えてしまうと認識していたことは誤りであったという事実がわかっています。それは次の実験により証明されています。

参考：Endocrine response to masturbation-induced orgasm in healthy men following a 3-week sexual abstinence

この論文からすれば、射精することによってテストステロン濃度が変化することはなかった・禁欲することでテストステロン濃度は増加した（禁欲期間は3週間）と述べられています。したがってオナニーによってテストステロンが増加するようなことないことがわかります。仮にオナニーでの射精によってもテストステロンが減少しても、それは一時的なものとして考えられます。平均的に捉えれば大きな差はないのです。

ここで気になることは二つ目の「 禁欲することでテストステロン濃度は増加した（禁欲期間は3週間）」ということです。禁欲することによってテストステロンが増えるので、直接的な関係はないにしてもこれがDHTに変換されれば、ハゲは進行してしまいます。このことを考えると禁欲するよりもオナニーをした方がまだ良いと考えられますね。

オナニーによって失われる栄養分

オナニーをしてもテストステロンの増加はみられないことがわかりました。だからといってオナニーをやりすぎることはよくありません。何事も過剰なことはよくないんです。それはオナニーによって失われる成分を知れば理解できるでしょう。オナニーすることによって失われる成分とは、・タンパク質・亜鉛・ビタミンなど髪に含まれる栄養分と同じものが一緒に放出されてしまっているのです。

髪は身体に余った栄養からできるものと考えられていました。余ったものからできているものが髪なので実は生命にとっては重要ではないといえますね。つまりあまりにオナニーし過ぎてしまえば髪には必要な栄養は失われてしまうのです。

また、ハゲに関しては髪のケアが大切といわれていますが、髪に栄養を与えることもそれに該当します。そのためオナニーのやりすぎはよくないのです。

まとめ

オナニーとハゲることの関係性について述べましたが、まとめると　

①ハゲる原因はDHTというホルモンで５αリダクターゼという酵素によってテストステロンから変換される。　

②オナニーをしてもテストステロンは増加しないのでオナニーによってハゲることはない。

③オナニーによって髪に含まれる栄養素が失われてしまうのでやり過ぎは禁物。

ということですね。

いかがでしたでしょうか？オナニーによってハゲることはないことが理解できたでしょうか。しかしながらオナニーとハゲの関係性は全く無いというわけではないのです。特別気にする必要がないだけで、ハゲたくないのであればオナニーによって髪と同様の栄養分が失われることは忘れてはいけません。またハゲたくなければ髪のケアはしっかりと行うようにしましょう。


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