コンドームをしても妊娠率は15%ある！？ゴムの正しい使い方まとめ

それでも不安なら、女性がピルを服用する方法もおすすめ

ピルとは、経口避妊薬と呼ばれるホルモン剤です。排卵自体を止めたり、精子が子宮に進入してくるのを防ぐことで、コンドームよりも高い避妊率が望めます。ピルにはメリットがある反面、デメリットも多少あるので、計画的に服用することが大切です。

ピルは安全？副作用などはない？

より確実に避妊したい女性に人気のピル。ピルの安全性は比較的高いとされています。ただ副作用のない薬はないと言われるように、ピルにも多少の副作用はあります。

最初の２～３ヶ月は、吐き気や不正出血、頭痛などが現れやすいのですが、体がホルモンに慣れてくるうちに、無くなることが多いです。
引用：立川相互病院　産婦人科

飲みはじめの頃に、吐き気や頭痛、不正出血などがあらわれますが、慣れていくにつれ副作用は消えていきます。症状の程度には個人差がありますが、極端に恐れる必要はないでしょう。

ル非服用者の血栓症リスクは低く女性10万人あたり年間５例ほど。ピルの内服によりそのリスクは３～５倍まで増加しますが、妊娠時のリスクよりは相当低いと言えます。
引用：立川相互病院　産婦人科

ごくまれに血栓症が生じると言われていますが、ピルを服用しないで妊娠したときよりも、リスクは低いとの見解です。乳がんの発生を心配する方もいますが、ピルと乳がんの関連性は指摘されていません。

ピルを飲むタイミングは生理開始から5日以内

『ピルを飲んだらいつから避妊できる？』

生理開始から5日以内に開始できれば、7日間服用後から避妊効果が期待できるとされています。
それまでは避妊効果はありません🙅‍♀️
また、ピルを飲んでも性感染症は防げないので、7日をすぎた後もコンドームも一緒に使ってくださいね🍌— スマルナクリニック (@SmalunaClinic) July 5, 2020

生理開始からの1～5日以内に服用を開始します。毎日１日１錠　服用時刻は朝でも夜でもいつでも結構です。
引用：新宿レディースクリニック　産婦人科

ピルは、飲みはじめて1週間ほどで避妊効果がでてきます。ピルを飲むタイミングは、生理開始から遅くても5日以内が推奨されています。それ以外でのタイミングでも飲むことは可能ですが、他の避妊法も行わないといけません。

ピルを服用する際にわからないことがあれば、必ずかかりつけ医に相談してくださいね。

ピルを購入するには医師の処方箋が必要

ピルを入手するには医師の処方箋が必要です。必ず医療機関に行き、服用に問題がないかどうかのチェックを受けた後に処方をしてもらいます。
引用：日本産婦人科医会

海外では、ピルを自由に購入できる国もありますが、日本では医師の処方箋が必要です。処方箋なしでピルを入手することはできません。

まずは病院で問診を受けて、血圧や体重を測定します。身体の健康状態や、服用している薬の確認、既往歴を調べます。検査結果に問題がなく、医師が服用を許可すれば、ピルの効能や副作用について説明されます。

説明を受けた後、ピルが処方されます。医師の指示に従って、正しく服用していきましょう。

まとめ：コンドームの正しい使い方を知って、しっかり避妊しよう

以上、コンドームの使い方について詳しく説明しました。コンドームをしても妊娠する可能性があることに、ビックリした方も多かったでしょう。ペニスにただかぶせるだけではなく、正しく使わないと避妊効果が落ちてしまうので注意してくださいね。もし不安な場合は、最後に紹介したピルを使う方法も検討しましょう。以上、panpan（パンパン）編集部からのお届けでした。

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