バッキー事件の全容｜集団レイプされたモデルやAV女優の被害状況とは

AV業界史上最凶のレイプ事件とされる「バッキー事件」をご存知でしょうか。犯行メンバーは会社ぐるみで出演女性を狡猾に騙し、輪姦、ドラッグ漬け、水責めなど陰惨極まりない行為を繰り返したうえ、その所業をセルビデオとして販売していました。今なおAV業界では出演強要問題が根強く残る中、今回はこの「バッキー事件」をピックアップし、その全容について迫っていきます。

AV業界史上最悪の事件・バッキー事件とは

「バッキー事件」とは、AVメーカー・バッキービジュアルプランニングが起こした一連の強姦致傷事件のことです。ネットや関係者の間では、犯罪を起こした会社の名前から「バッキー事件」と呼ばれており、事件から15年経った今でもなおAV業界史上「最も凶悪な事件」とされている事件です。

【5F商品情報!!】
もはやサブカルAVのようになってしまいました、元バッキービジュアルプランニング、現コレクターの軌跡がここに！
大好評発売中！ってつぶやいていいのかコレ。大きい声では言えないが、小さい声では聞こえない（笑） pic.twitter.com/uclMiRT1SN— ラムタラメディアワールドアキバ(秋葉原) (@lammtarra_media) 2014年7月27日

バッキービジュアルプランニング（以下、バッキー）は2002年に設立され、レイプや拷問、スカトロなどハード系のアダルトビデオを制作・発売していました。

この会社が問題だったのは、AV女優や素人女性に「ヌードモデルをやらないか」と誘い、契約書とは異なる過激なAV撮影を強引に行っていたことです。

撮影内容がエスカレートする中で、2004年6月に撮影中の女性に重症を負わせる事件が起こり、これが「バッキー事件」が明るみになるきっかけとなります。

2004年6月に西池袋のマンションの一室で起こった事件の詳細

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亀太郎さん(@kiyomi7459)がシェアした投稿 - 2019年 1月月22日午後2時26分PST

2004年6月下旬、バッキーの撮影スタッフが東京都豊島区の居酒屋でAV女優の女性に脱法ドラッグを吸わせた後、彼女を西池袋のマンションに拉致。同意がないままわいせつ行為を行いました。




バッキーはその模様をセルビデオとして販売するつもりでしたが、撮影中、女性の肛門内に挿入した浣腸器具を破裂させ、出演女性は直腸穿孔や肛門裂傷による全治4か月の重傷を負います。




女性は一命をとりとめましたが、処置が遅れれば死に至る危険があった事案とあって警察も動き、同年12月16日にバッキー代表の栗山龍を始め、関係者8名が強制わいせつの疑いで逮捕されました。

バッキーは以前からひどい暴行を繰り返していた！

この直腸破裂事件では、バッキー関係者は証拠不十分として処分保留のまま釈放されます。しかしこの一件の後、池袋署がバッキー壊滅に向けて本格的に捜査を開始します。

そして、警察の説得によってバッキー作品の出演女優が続々と被害届を提出したことで、同社が以前から暴行まがいのAV撮影を繰り返していたことが明らかとなりました。

メンバーを集い、女性を監禁して輪姦

通称バッキーで有名なバッキービジュアルプランニング作成のAV見た 。
とてつもなかった 。不覚にも目を伏せようとはならなかったし、みっちり２時間も見てた (ृ 　 ु ´･ω･`)ु 。。。監禁友の会のメンバーは変態だっ！— ゆりのちゃん (@__papipu) 2014年1月19日

バッキーでは、同社DVD購入者が男優として撮影に参加できる「監禁友の会」というグループを作っており、一般素人でも撮影（プレイ）に参加できるようにしていました。このため、バッキーはAVの制作販売だけでなく、同好サークルの側面も強くあります。

「監禁友の会」の名の通り、メンバーは拉致監禁された女性に対する暴行（撮影）に参加。作品によっては100名近くの男性が参加することもあり、これをきっかけに素人から同社のスタッフや監督となった者もいました。

「監禁友の会」が出演した作品でも、出演女性との事前同意はありませんでした。被害届を出した女性達はバッキー（会社）だけでなく参加メンバーにも処罰を望んでいましたが、彼らが起訴されることはありませんでした。

水責め

強制子宮破壊シリーズで好評の水責めシーンを大胆にも一本の作品にしちゃいました。ショッキングなシーンが連続する超問題作。か弱くかわゆいさなちゃんが様々な水責めによりグロッキー状態になっちゃいます。最後は強引に水を飲まされ大量嘔吐。水の恐怖に歪む彼女の表情は必見です！！
引用： バッキービジュアルプランニング作品の紹介文より

バッキー作品の中で特徴的だったのが「水責め」です。出演女性を撮影スタジオ付属のプールや水槽に沈めて溺れさせ、水や胃液を吐き出して苦しむ様を撮影するというものです。

「あくまで撮影なのだから、危険な目には遭わない」とも言われたので、すっかり安心して 現場に出向いたんです。撮影日は１１月８日だったと思います。ところが結果として私は全治 ３ヶ月の大けがを負った。プロダクションの社員から聞いていた話は全くの嘘だったんです。
「溺死する寸前まで責められた」
引用：極悪AV会社バッキーの恐るべき実態｜angelfire

上の引用文は、バッキーの水責めAVに出演した女性が週刊誌に告発した内容の一部です。水責めシーンは出演女優との合意なしに行われており、バッキーの水責めAV「水地獄」では、撮影中の行為について出演女性が告発。その結果、同社の関係者8名に逮捕状が出ています。