バッキー事件の全容|集団レイプされたモデルやAV女優の被害状況とは

バッキー事件の全容|集団レイプされたモデルやAV女優の被害状況とは

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新人AV女優大好き。
ヌキ山シコ太郎
横浜在住のアラフォー男子(バツイチ)。AVライター歴15年。20代前半からほぼ毎日、新作AVのチェックと風俗通いが欠かせない生粋のエロ男。新人AV女優の風俗在籍情報を特定するのに定評あり。最近では、新人AV女優の石原希望が大のお気に入り。

被害者たちはどんな女性?現在は社会復帰できている?

AV女優はレイプ契約を結んでいた?

井川氏は、本書のなかで、業界に入りたてのころ、バッキーの撮影を手伝ったことがあると告白。四肢を拘束されたうえ、顔に糞尿を落とされる過酷な撮影で女優が「おまえら全員訴えてやる!」と泣き叫んだ壮絶な現場の記憶を綴っている。だから、〈諸手を挙げてAV業界を擁護する立場には回れなかった〉と井川氏は言うのだ。
引用:BIGLOBEニュース


これはバッキーの撮影に関わった人間の告白本の一部です。撮影現場の陰惨な様子が赤裸々に明かされており、ほとんどの出演女性が契約外のセックスを強要されていたことがうかがえます。


被害女性たちの現在は?

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2014年に起きた西池袋での事件では、出演した女性が直腸穿孔という重症を負いました。直腸穿孔とは「直腸に穴が開く状態」のことで、死亡率が高い外傷です。女性は病院に搬送されて一命をとりとめたものの、人工肛門(ストーマ)を付けなければならないほど酷い状態だったとされています。

また、逮捕→実刑のキッカケとなった「水地獄」シリーズの第二作では、出演女優の頭を男優が鏡に打ちつけ、割れたガラスで足を裂傷。右足首のアキレス腱部分が10cmほど切れる重傷を負い、その後は車椅子生活を余儀なくされています。


バッキー事件の余波

各週刊誌で取りざたされる

2005年初頭から、週刊ポストやアサヒ芸能などの週刊誌でバッキーの悪事が報道され、同年3月に関係者が逮捕された後は、さらに報道はエスカレートして行きます。




その後も「AV業界の鬼畜な事案」として度々取り上げられており、関係者の告白本も出版されています。

しかしながら、このバッキー事件の全容については謎な部分も多く、最近では「AV業界の中でよくある強要事件」のひとつとして紹介されるケースも少なくありません。


AVファンたちの反応




事件当時は、大手ネット掲示板・2ちゃんねるなどでバッキーの鬼畜さを糾弾するコメントがあふれたものの、事件から10年以上経過したこともあって、次第に風化しつつあるのも事実です。




また、当時のレイプマニアのAVファンの間でも、バッキーの演技なしの強姦作品について非難する声が多かったことも追記しておきます。




その後もAV業界では出演強要事件が多発しており、その際にバッキー事件が引き合いに出されることも多いです。メーカーや所属事務所によっては異なるものの、AV出演強要は未だに根深い問題となっています。


バッキー事件後も続く、強姦致傷事件




バッキー事件後も、強姦致傷事件は後を絶ちません。2007年には飲食店チェーン・ペッパーランチの従業員が女性客を拉致強姦する、いわゆる「ペッパーランチ事件」が大きな話題となりました。

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また芸能界でも、2016年に女優・高畑淳子の息子で俳優の高畑裕太が、滞在先のビジネスホテルの従業員に性的暴行を加えたとして、強姦致傷容疑で逮捕されています。




またAV業界では、2016年には所属女性をAV撮影現場に派遣したとして、AVプロダクション・マークスジャパンの社長ら幹部3名が逮捕されています。この事件の取り調べでは、元社長らが数時間にわたって女性を脅し、AV撮影を強行していたことが明らかとなっています。


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バッキーは解散したものの、新会社として存続
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