オナ禁はハゲにも効くってホント？気になる噂を徹底リサーチ

(2)ネットにあふれる「オナ禁ハゲない説」の根拠は2つ

上記したようなネット上の意見から、オナ禁とハゲ予防に関する根拠を解説していきます。

ここでまとめたのは、2つの大きな根拠です。男性がオナニーをした時に体内で起こる反応はほぼ解明されており、ホルモンや栄養素のデータから割り出された内容ですね。

噂レベルではなく確証ある話なので、ぜひ知っておいてください！

①オナニーすると男性ホルモンが増える

男性の性欲を司るのは、もちろん男性ホルモン。性行為や自慰行為をすると、当然ながら男性ホルモンが増えていくことがわかっています。

厳密には、射精の瞬間に男性ホルモン量のピークが訪れ、その後にグッと減るのです。俗にいう賢者タイムはその反応の1つになります。

その男性ホルモンの代表格が「テストステロン」です。

テストステロン自体は心身にとって強い味方なのですが、体内にある酵素「5α-レダクターゼ」と結合すると「ジヒドロテストロン」に変わり、これがハゲる原因になるとわかっています。

ただこの話だと、オナニーしてもテストステロンは急激に減ったりするので、直接の原因にならなそうにも思えますよね。ですがオナニーを日常的にやり過ぎていると男性ホルモンは確実に増えるので、やっぱりハゲてきます。

②オナニーすると髪に必要な亜鉛が不足する

亜鉛には、ケラチンを生成する作用があり、髪の成長には欠かせません。

精液にも亜鉛は含まれ、1回の射精で1mg前後入っています。男性の亜鉛摂取量が1日8～10mgといわれるので、実はものすごい割合の亜鉛が射精によって失われるのですね。

精子を作るのにそれだけ亜鉛が必要なのですから、あまり射精ばかりしていると髪の成長へまわす分の亜鉛も減り、結果としてハゲちゃうのですね。

当たり前ですけど、男性にとってハゲることよりも射精して子供を作るほうがずっと大事な役目。体内にある亜鉛は、優先的に精子を作るのに使われていくのです。