グリセリンでアナルを洗浄する方法！セックスのためにそのまま使うのはNG

アナルプレイに挑戦してみたいけど、便秘がちだからすっきり排便しつつアナル洗浄できる方法が知りたい…。そんなあなたにおすすめなのが、グリセリン浣腸でのアナル洗浄です！

グリセリンとは、化粧品や医薬品にも使われているアルコールの1種。SM系風俗でも浣腸プレイの一貫として使われており、「イチジク浣腸」もグリセリンが主成分です。

薬品を使ってアナルを洗うのは危険じゃないの？という人も多いでしょう。そこで今回は、グリセリン浣腸でアナル洗浄する方法や注意点を徹底解説します！

安全にグリセリン浣腸できるコツやポイントをまとめたので、ぜひ最後まで一読してみてくださいね。

市販のグリセリンを使ったアナル洗浄には注意が必要

アナル洗浄と言えば、グリセリンを使った浣腸はメジャーな方法のひとつです。便をすっきり出せる上にアナルの中もきれいになる、まさに一石二鳥ですよね。

グリセリンは浸透圧が高く、腸管から水分を吸収して便を柔らかくする効果があります。また腸管を刺激するので、蠕動運動も促します。これが腸内にグリセリンを入れることで排便しやすくなる仕組みです。

しかし、グリセリン浣腸は知識無しで行うと肛門に炎症ができるなどトラブルを起こすこともあります。そうならないためにも、注意点ややり方をこの記事でしっかりお勉強しておきましょう。

ちなみにグリセリンは、一般に売られている浣腸にも使われているので、簡単に手に入ります。

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注意点①：アナル洗浄と腸内洗浄は違う！必ず薄めて使う

「アナル洗浄」と間違いやすい言葉のひとつに、「腸内洗浄」があります。どちらも腸内を洗浄することには変わりませんが、腸内洗浄は大腸全体、アナルは直腸のみを洗うのが特徴です。

腸内洗浄
・大腸の中の便をきれいにする施術
・2リットル近い量のぬるま湯を使う
・病院で行う
・多くても1ヶ月に数回まで

アナル洗浄
・直腸のみをきれいにする
・100ml程度のグリセリン溶液やぬるま湯で行う
・自分でやってもOK
・1週間に1回くらいが目安

アナルプレイをするときは、腸全体は使いません。肛門から18cmほどの直腸部分を洗えば十分です。

そして市販の浣腸液はグリセリンのみが使われていることが多いですが、便は出せても中をすすぐことはできません。グリセリンをぬるま湯で希釈し、薄めて使うことで便を出しつつ中もきれいにすすげるんです。

また、グリセリンは粘性があるため、ぬるま湯に溶かすことで注入しやすくなります。グリセリンのみだとお腹も下しやすくなるので、必ずお湯で薄めた上で浣腸しましょう。

注意点②：アナル洗浄目的であれば基本的にぬるま湯で充分

アナルの中を洗いたいだけならぬるま湯で十分です。とくに普段快便でほとんど便秘にならない人なら、グリセリン溶液で洗浄する必要はありません。

ぬるま湯だとグリセリンを溶かす必要もなく、シャワーやウォシュレットなどで手軽にアナルが洗えます。グリセリン溶液と違っておなかを下しにくいので、副作用の心配も少なくて済みます。

アナルプレイをする頻度にもよりますが、多くても週3回くらいが限度。アナルは洗いすぎると皮脂が落ち、バリア機能が低下して炎症を起こしやすくなるので毎日洗うのはやめましょう。

グリセリン浣腸を使ったアナル洗浄のやり方・手順

基本的にはアナル洗浄はぬるま湯で良いのですが、残便感や便秘気味なのが気になる人はグリセリン溶液の方がおすすめ。数日便が出ていないときでも、スムーズに排便できます。

ここではグリセリン浣腸を使ったアナル洗浄のやり方を1からご紹介。便も出てスッキリした気持ちでアナルプレイを楽しみましょう。

①グリセリン溶液を作る

まずは洗面器などを使い、グリセリン溶液を作ります。グリセリンはドラッグストアにも1,000円程度で売ってますので、事前に用意しましょう。

市販の浣腸でも良いですが、便秘でなくアナルを洗う程度であれば、薄めて使ったほうが安全です。容器から一度取り出し、もう一度入れ直すのもありですね。

洗面器にぬるま湯とグリセリンを1：1で入れ、軽く混ぜたらグリセリン溶液の完成。そして100mlくらい入るシリンジの先端をグリセリン溶液につけ、持ち手を引っ張って充填します。

ぬるま湯は40度くらいのちょっと熱いシャワーくらいだと、グリセリンと混ぜたときにちょうどよい温度になります。おすすめのシリンジについては、下記の記事を参考にしてください。

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②左側臥位か便座に座った状態でアナルに注入

シリンジの準備ができたら、いよいよアナルに注入します。痛み防止のため、シリンジの先端にワセリンやアナル用ローションをつけましょう。

トイレの便座に座ったら、シリンジを持ってない方の手でおしりを軽く広げながらシリンジを挿入。そのままゆっくりとグリセリン溶液を注入してください。

ひとりでやる場合は、便座に座ってやるのが楽。パートナーにやってもらう場合は、体の左側を下にして横になる左側臥位だと便が降りやすいです。

③少しだけ待ってから排便

グリセリン溶液を注入したら、すぐに出さずに2～3分ほどアナルを締めて我慢。その間に便意が来たら、トイレで排便してください。

このとき、浣腸液と便が一緒でも、液だけが先に出てもOK。液だけ先にだし、その後軽く踏ん張って排便しても問題ありません。

アナル洗浄やグリセリン浣腸に慣れていない人は、便意がすぐ来るときがあります。トイレでやるなら心配いりませんが、部屋の中でやる場合はトイレに近い場所でやりましょう。

グリセリン浣腸を使ったアナル洗浄の注意点

グリセリン浣腸は、直腸のみとはいえ体内に液体を入れる行為。適当だったり誤ったやり方では、腸に重大な炎症や病気を引き起こすこともあるので十分に注意しましょう。

ここでは、グリセリン浣腸するときに気をつけたい注意点を4つご紹介。安全にアナル洗浄するためにも、これらのポイントを踏まえて行ってください。

長く置きすぎない

アナルにグリセリン溶液を注入した後、あまり長く起きすぎるのはNG。長く置けば置くほどたくさん便が出てすっきりするわけではありません。

グリセリン浣腸では直腸にあるぶんの便しか出ないので、グリセリン溶液を入れてから置く時間は2～3分ほどで十分。5分以上だと長すぎです。

長く我慢すると迷走神経と呼ばれる副交感神経の1種が反射してしまい、血圧や心拍数が低下することがあります。最悪の場合失神することもあるので、グリセリン溶液を入れて置きすぎるのはやめましょう。

ゆっくり注入する

シリンジの先端を差し込んだ後、グリセリン溶液を早いスピードで注入すると、直腸の容積が急激に多くなります。すると迷走神経反射が起きる場合があるため、注入はゆっくりがポイントです。

だいたい100mlくらいのグリセリン溶液であれば、30秒くらいかけて全部入れきるのが目安。分かりづらい場合は、アナルに入れる前にシミュレーションしておきましょう。

スマホのタイマーなどを使って、計測しながら注入するとより確実です。

立ったままやらない

立ったままの浣腸は禁忌とされており、絶対にしてはいけません。

というのも、立った状態ではお腹の中の臓器が重力によって降りてきています。その状態でシリンジをアナルに入れると、臓器の重みによって腸壁が肛門に近くなるからです。

腸壁は非常にデリケートなので、シリンジの先端に当たると傷がついたり穴が開く可能性があります。

便器に座ってグリセリン浣腸をするとき、入れにくいからと完全に立った状態でするのはNG。少し腰を浮かすくらいにとどめ、背中を前かがみにして内臓が降りないようにしましょう。

浣腸したシリンジはきちんと洗うか使い捨て

アナルにはたくさんの菌がついているので、浣腸に使ったシリンジは必ず洗うか使い捨てタイプを使ってください。

使用済みの殺菌効果のある石鹸やソープを泡立て、先端はもちろん中もしっかりすすぎましょう。そして水分がなくなるまで乾かし、除菌スプレーを吹きかけておくとより安心です。

また、きちんとシリンジで洗っていても、他人に貸したり使い回すのは絶対NG！洗ったとしても完璧に菌が洗い流せるわけではありません。感染症予防のためにも、シリンジは1人につき1個が絶対です。

グリセリン浣腸以外のアナル洗浄のやり方はこちらをチェック！

今回はグリセリン浣腸のやり方を解説しましたが、ほかにもアナル洗浄のやり方はいくつかあります。

アナル洗浄のやり方は、ウォシュレットやシャワー浣腸がお手軽。ウォシュレットは自宅やホテルの部屋のトイレに完備していないとできませんが、シャワー浣腸ならできる場所は多いです。

グリセリン浣腸ができる人なら、女性用ビデもおすすめ。最初から精製水が中に入っているので、充填する手間もなく衛生的です。

こちらの記事では、アナル洗浄のやり方をお手軽度順にご紹介。それぞれ必要な道具ややり方も書いているので、自分にぴったりな方法を見つけてくださいね。

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・アナル洗浄の正しいやり方丨知っておくべき方法を難易度順に解説

グリセリン浣腸でのアナル洗浄は便秘気味の人に超おすすめ

グリセリン浣腸は、ぬるま湯のみで洗うときよりも便をすっきり排泄できます。

下痢気味の人には向かない方法ですが、毎日すっきり便が出せない便秘ぎみの人にはおすすめ。手っ取り早く便を出せるので、今アナルオナニーしたいのに出せないというときには便利です。

最後に、この記事の内容を簡単にまとめました。

【この記事のポイント】

グリセリン浣腸を使ったアナル洗浄のやり方
・①グリセリン溶液を作る
・②左側臥位か便座に座った状態でアナルに注入
・③少しだけ待ってから排便

グリセリン浣腸を使ったアナル洗浄の注意点
・長く置きすぎない(長く置くと迷走神経反射が起こる可能性がある)
・ゆっくり注入する(急いで入れると迷走神経反射が起こる可能性がある)
・立ったままやらない(立位での浣腸は禁忌)
・浣腸したシリンジはきちんと洗うか使い捨て(感染症予防のため)

アナルプレイのたびにグリセリン浣腸をする必要はないですが、しっかり便を出しつつ中を洗いたいときにはぴったり。グリセリンとシリンジを用意して、注意点を守った上でチャレンジしてみてくださいね！

以上、panpan（パンパン）編集部からのお届けでした。


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