絶対泣ける!おすすめ名作「恋愛小説」 30選

絶対泣ける!おすすめ名作「恋愛小説」 30選

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愛のあるヤリチン
時雨
小中高時代は義理チョコしかもらったことない非モテ男でしたが、大学デビューして遊び人の友達とストナンしまくるように。19歳で童貞卒業と遅咲きながら、28歳の今では遂に3桁突破!非モテだったからこそ女性に尽くしたいと努力した結果、女性を喜ばせるセックステクニックやデート交渉術には自信があります。皆さんに勇気を与えられるようなノウハウ伝授を心がけます。

おすすめ恋愛小説7:美丘 (著)石田 衣良


平凡な毎日を送る大学2年生の太一は準ミスの彼女がいたが、目の前に現れた強烈な個性をもち奔放な行動をする美丘に惹かれる。障害の乗り越えて結ばれたが、美丘は治療法も特効薬もない脳病気だった。

等身大の大学生の恋愛を描いていて、セックスも修羅場もある作品です。脳障害で自分を失っていき、ぼろぼろになっていく美丘、美丘の世話を涙をこらえながらする太一の姿には涙が溢れてきます。純愛小説を真っ向から否定している等身大のおすすめ恋愛小説です。




【 こんな人にオススメ 】
切ない恋愛小説を読みたい方

Amazonでのユーザレビュー↓↓
不治の病を持つ少女と主人公の恋愛―。

ありきたりなテーマではあるが、著者の今時の若者に対する精緻な観察眼や物語運びの巧さにより、平和で何不自由無いが、それ故にどこか熱の入らない大学生活を送る現代の若者が命の有限さ・尊さを実感していく物語に仕上がっている。まさに『メメント・モリ(死を想え)』という古代の教訓を彷彿とさせる。

不治の病を持つ少女「美丘」が取る突飛な行動の裏にある悲しみや、自らの人生に対する諦めの念、そして美丘の悲しみを溶かしていく主人公の心に読者は心を動かされる。

愛を貫く結末については読み手の間で意見が分かれそうであり、また本作をもとに作られたTVドラマとは内容・結末の一部が異なっている。

引用:Amazonカスタマーレビュー


美丘|Amazon


おすすめ恋愛小説8:塩狩峠 (著)三浦 綾子


おすすめ恋愛小説8:塩狩峠 (著)三浦 綾子
実話が元になっている作品です。明治末が舞台で、結納のために札幌に向かったが、北海道旭川の塩狩峠で列車暴走から自らの命を犠牲にして大勢の乗客の命を救った青年の愛と信仰の生涯を描いたおすすめ恋愛小説です。愛すること、生きる意味・人間の存在を問いかける重めの内容です。

婚約者との未来が目の前にあるにもかかわらず、自分を犠牲にした主人公にも非常に人間くさいところがあり、婚約者のふじことの愛も描かれている。印象に残るのは最後あたりにあるふじこが線路沿いにある墓標にお参りに行くシーン。気丈に振舞うのかと思わせるが、ふじこの死んでしまった婚約者に対する心情が分かって、目頭が熱くなります。




【 こんな人にオススメ 】
愛について考えている方、何度も読み返したい方

Amazonでのユーザレビュー↓↓
高校時代この本に出会い、こんなに涙を流し、心が揺さぶられたのは初めての経験でした。宗教的なものに関心がない方をも、この本は引き込む力があると思います。本当の愛とはどういうものなのか、生きるとはどういうことなのか、深く考えさせられる一冊です。自分の命を犠牲にしてまでも、多くの乗客の命を救った主人公の真実の愛に触れ、私の生き方は変わったと言っても過言ではありません。三浦綾子作品を読まれた事がない方、是非この本からスタートしてみてはいかがでしょうか。

引用:Amazonカスタマーレビュー


塩狩峠|Amazon


おすすめ恋愛小説9:放課後の音符(キイノート) (著)山田詠美


大人でも子供でもない17歳という時間を過ごす少女たちの恋愛を描いた恋愛小説短編集です。なかなかセックスについてこんな描き方をする作家はいないかもしれません。恋愛の中の当たり前のこととしてスッと入ってきます。また、五感を刺激される作品でもあります。

登場する女の子たちはみんな素敵で女性であることを楽しむ方法を知っている感じがいます。恋は相手を求めることが多いのですが、全身で人を愛することなのではないか?自分ではなく他人を愛することの意味をじっくりと考えさせられるおすすめ恋愛小説がつまっています。



【 こんな人にオススメ 】
10代の女の子、素敵な大人の恋に憧れている方、高校生の頃の恋する気持ちを思い出したい方

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高校生の時に憧れを抱きつつ初めて読んだ山田詠美作品です。
女の子って素敵だな 恋愛っていいなと思いました。
ときめきや片思いのずっと先にはsexが待っているかと思いますが
そこまでもとても素敵に書いてくれるんですよね~。。。
高校生の時に出会えてよかったと思える本です
幸せですよね そんな本に出会えるのって・・・

引用:Amazonカスタマーレビュー


放課後の音符|Amazon


おすすめ恋愛小説10:花のもとにて (著)堀田あけみ


憧れの先輩大沢と大沢を追って同じ大学院に進んだ響子、大沢の恋人亜々子。亜々子に徐々に惹かれていく響子。奇妙な三角関係だが、バランスが取れていた。しかし、大沢が別の人に恋をしたことで段々と崩れていく・・・。

大沢に一途な愛をささげる亜々子が非常に切ない。大沢が亜々子の全て、全世界といってもいい程大沢がいなくなるということは、世界が崩れてしまうこと。両親も支えてくれた恋人も死んで、大沢だけが自分をこの世界につなぎとめている。そしてだんだんと壊れていく。一途に愛を求める、切なく狂気をはらんだ恋愛小説です。

【 こんな人にオススメ 】
激しく切ない恋愛小説を読みたい方

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堀田あけみファンの間では最も好まれている本である。
 大沢というかっこよく優しい大学院生に憧れて大学院に進学した響子と、その大沢の彼女であるが、近々捨てられそうだと自覚のある亜々子の奇妙に絡み合った人間関係を描く。
 亜々子の切羽詰った辛さ、彼女の死によって、自らの人生を故意に狂気で彩ろうとする響子の必死さが伝わってくる。亜々子の選択は理解できなくもないが、あえて生きていて欲しかったとは思う。しかし、その後の響子の「生」の選択が救われる。自ら「いざ生きん」と決心した彼女。この二人のコントラストが、ラストを救いのあるものにしている。
 女性には特に好まれる作品であろう。

引用:Amazonカスタマーレビュー


花のもとにて|Amazon


おすすめ恋愛小説11:恋愛中毒 (著)山本 文緒


恋愛小説の最高傑作といわれている作品です。主人公の水無月は離婚でもう誰も愛さないようにしようと神に祈ります。しかし、小説家の創路と出会い、だらしない創路を愛してしまい、愛人になり苦悩する。

恋愛小説はビタースイート系な物が多いなか、この作品は非常にビターな味わいがする作品です。前半は水無月が便利に扱われながらも創路を一途に愛しているだけなのですが、後半から様相が変わります。なんともいえない不気味さを主人公から感じますが、突き詰めると恋愛ってこうなってしまうのかもしれないと思わされます。



【 こんな人にオススメ 】
恋に夢中になったことがある方、重い恋愛小説を読みたい方、20代後半方

Amazonでのユーザレビュー↓↓

読書というのは、読んだときの年齢や自分が置かれている場によって、同じ本でも受け止め方、感じ方が全く違うものになります。その意味で再読が必要なのです。再読によって自分の変化を感じることができるからです。しかし再読に堪え得る作品はそんなにないのが現実ですが。
本作は数年ぶりの再読。今回もやはり終盤にきて作者にやられてしまいました。恋愛を扱った物語のなかでも秀逸な出来栄えです。恋愛物はビタースゥィートに限ると思っておりますが、本作はビターのなかのビターだけを純粋に抽出して取り出した、常人には真似できない作品となっています。読んでるそばから頭の中を映像が駆け巡ります。恋愛は怖い、人間をダメにする無限の力が秘められている魔物です。ちょっとのお互いの感情のすき間からその恐怖は広がっていきます。その先に何があるのか、本作はそこを追求しています。その追求は真剣であるからこそ読者である我々は目が離せなくなるのです。
20代後半以降の男女は必読です。物語の波に乗っていくことも出来るし、自分だったらと考えながら読むこともできます。そこに新たな「自分」を発見することが出来うる物語であると思います。
林真理子さんの解説も本物の「解説」です。物語を読み終えてから、解説を読むと物語の理解が深まること間違いなしです。

引用:Amazonカスタマーレビュー


恋愛中毒|Amazon


おすすめ恋愛小説12:夜の果てまで (著)盛田 隆二


人妻と大学生の恋愛を描いたおすすめな恋愛小説です。決まっていた就職先を蹴っても、家庭を捨ててでもお互いに一緒にいたいと駆け落ちをするほどひたむきな恋愛と失踪した妻を愛する夫の恋愛小説になっています。

決して認められない愛だからこそ、どんどんと深みにはまってしまう。歳の差がある恋愛、家庭や将来、子供のことなどリアルに心情が細かく描かれています。こんな恋愛をしていなくても、誰でも恋愛をしていると感じる気持ちや葛藤など、登場人物の心情やセリフに共感できる部分が出てきます。

また、この作品はぜひ解説も読むことをおすすめします。夫が出した失踪宣告申立書の意味が分かり、また涙します。




【 こんな人にオススメ 】
年下の彼がいる方、年上の彼女がいる方、胸が痛くなる恋愛小説を読みたい方、

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大学生の男の子と主婦の恋愛、簡単に言えばよくある話。それなのに、読み始めてすぐグイグイと引き込まれる。盛田隆二作品のスタイルなのだろうか、時代や日付が段落毎にきちんと表示されている。
わざとらしい会話や、飛躍しすぎた展開もなく、文章も丁寧かつ忠実で、日常のリアルな女性心理を上手く汲み取っている話だと思った。
映画やドラマ好きには物足りないかもしれないが、小説好きにはたまらない「これぞ小説の醍醐味」という読後感を与えてくれる。

引用:Amazonカスタマーレビュー


夜の果てまで|Amazon


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