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— 電子書籍本情報 (@ebk3bonjp) 2015年2月5日
予想よりはるかに面白かった。何処までも好きな人を追っかける。愛する人が優先されて、自分なんてまるっきり無視。それがストーカーを超える勢いの行為であっても。と言う訳で、この主人公は最初読み手をとてもイライラさせる。なのにいつの間にか、このまるっきり自分とは違う人種の主人公に心を寄せていってしまうのは何故?彼女の心が細かく描き出される頃には「どうしようもない女だなあ」と言いつつ受け入れ始めてしまう。ラストの決断の頃にはすっかり同化、やるせなくて落ち込みながら彼女の生き方もありか・・・と心打たれる。恋愛中にはたびたび出くわす心理状態を指摘されたようで、作者の鋭さに拍手。
引用:Amazonカスタマーレビュー
『ふがいない僕は空を見た』読了とってもいい小説だった。男の僕が読んでも面白かったから、「女による女のためのR-18大賞」という肩書きはあまり気にしなくてもいいね。 pic.twitter.com/wuX5IQdpaZ— 七生 (@zero_Kakugo) 2016年3月4日
5つの連作短編集。主人公が入れ替わっていくことで、それぞれの立場からの切なさがこみあげてくる。
恋は一人では成り立たない。しかし、「ミクマリ」と「世界ヲ覆フ蜘蛛ノ糸」の対で終わらないところが、いい。
主人公達の息ができなくなりそうなほどのどうしようもない気分に現実感を感じる。それが不妊であれ、貧困であれ、嫌がらせであれ。
単なる恋ではなく、性行為ではなく、この世に産み落とされた命というものの物語であったことが見えてくるのだ。
全体を通じてひとつの物語になっており、完成度が高い。引き込まれるのに十分な魅力があった。
主人公たちと一緒に泣き出したくなった。神さまって祈りながら。
引用:Amazonカスタマーレビュー
10年前だった。懐かしいなー。ソラ色らせん 講談社 https://t.co/HBhdvQjCRe @amazonJPさんから— 森美樹 (@morimikixxx) 2016年1月27日
美しい映画のような小説。愛の話。初めて知った愛は呪いみたいにただそこにある。ずっと。苦しくっても手放せない。
分かりやすいし、愛を知るひと全員の心に届く作品ではないかと思います。
引用:booklog
内容知らずにジャケ買いした本。パイロットフィッシュとアジアンタムブルー(映画化した)写真じゃ分かりづらいけど、厚手のトレペがカバーになってて透け感が綺麗なの。 pic.twitter.com/mLZFAPUi2v— neneco (@nenecotte) 2016年3月11日
41歳の僕と19年前の僕は同時進行で様々な人物と触れ合う。多くの記憶が蓄積されていく。淡い映像が浮かんでくるような、静かできれいな物語。過ぎ去った青春の日々への哀愁を心の中に消化して前向きに受け止めて生きていく。素敵にここちよいお話でした。
引用:Amazonカスタマーレビュー
村山さんの作品は何冊か読ませて頂きましたが
こんなにも主人公に入り込むとは、自分でも驚きです。
また情景の描写も丁寧でわかり易いです。
自分が10代の頃に感じた将来的な不安や恋心を
思い出させて頂きました。
甘く切ないラブストーリーを、ここまで表現できる
のは本当にすばらしいと感じました。
引用:Amazonカスタマーレビュー
昨日ブックオフであの花イイ漫画だって勧められてd漫画で何度も見てボロ泣き。最近通院しないといけなくなって治療の合間にと探しまくって買った。#あの花 #あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。#泣ける pic.twitter.com/XLFsKHaZw3— ♔☪'結愛'☪♔ (@cocoa_moon321) 2016年3月30日
アニメが大好きなので買いました。
薄くて文字も大きめなのであっさり読み終わりましたが
内容が濃くてとても満足です。
アニメでは想像することで繋いでいた登場人物の心情もこと細かく書いてあり、
「こういう気持ちだったんだ」という発見もあるのでおもしろいです。
また、アニメと少し異なる点があるのも読みがいがあります。
下巻が今から楽しみです。
引用:Amazonカスタマーレビュー
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