恋愛小説 人気おすすめランキング50選【永久保存版】

恋愛小説 人気おすすめランキング50選【永久保存版】

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panpan編集部
メンズ総合情報サイトpanpan[パンパン]のメイン編集デスクです。2015年にコンパ仲間とともに立ち上げ、読者にとって本当に価値のある情報提供を心がけて執筆を続けてきました。他のサイトではちょっと見られない、PanPanならではの使える恋愛ネタやテクニックを発信していきます。応援よろしくお願いいたします。
秋の夜長に読書をするなら、やっぱり恋愛小説が読みたいですよね!今回は、panpan編集部が古典から新作まで、オススメの恋愛小説ベスト50をまとめてみました!涙・感動・短編・長編あり、どの本も人気で名作揃いだから、読むと恋人が欲しくてたまらなくなっちゃうかも!?


恋愛小説人気ランキング 50位:『皮膚と心』太宰治


明治から昭和を駆け抜けた夭折の文豪、太宰治の短編小説集。彼の代表作は『人間失格』や『走れメロス』などたくさんあるが、夫婦愛が描かれた小説として評価を得ているのが『皮膚と心』だ。主人公は28歳の女性、体に吹き出物が出て重大な病ではないかと心配する。そんな不安の中で、結婚したばかりの夫との生活について思いをはせる…。夫に対する、なんとも可愛らしくいじらしい女心が描かれた傑作。倦怠期の夫婦には是非読んでほしい。





恋愛小説人気ランキング 49位:『錦繍』宮本輝


2010年には紫綬勲章を受賞した宮本輝。日本が誇る偉大な作家の一人である彼が書いた恋愛小説と言えば、『錦繍』をおいて他にない。離婚した男女の往復書簡を覗くというスリル、そして二人が離婚した理由が分かるにつれ、感動が襲ってくる。愛と再生がテーマの本作を読むと、不思議と生きる力が湧いてくる。人間って強いと思わせてくれる一冊だ。





恋愛小説人気ランキング 48位:『プシュケの涙』柴村 仁


柴村 仁の『プシュケの涙』はミステリと恋愛小説が混ざったような不思議な一冊。丁寧に描かれた精密なストーリーにはため息がでる。夏休み、一人の少女が学校で飛び降り自殺するシーンから始まる本作は、それを目撃してしまった主人公が、どう事件に決着をつけるのかが見所。読み始めると最後までグイグイ引き込まれてしまう魅力に溢れた作品だ。残酷な結末が美しく見事である。




恋愛小説ランキング 47位:『ほどけるとける』大島 真寿美


高校を中退したけどやりたいことも見つからず、祖父がやっている銭湯でバイトをはじめた主人公。そこで見つけたやりがいに、退屈な日常がキラキラ輝き出す時、ほのかな恋も動き出す…ほっこり系の恋愛小説を読みたいなら大島真寿美の『ほどけるとける』がオススメ。2014年には直木賞も受賞した作者。この作者の本はどれも読後感の良さが抜群、深い余韻に浸りたい




恋愛小説人気ランキング 46位:『センセイの鞄』川上 弘美


ひとりで居酒屋に通う37歳の主人公。彼女が恋に落ちたのは、なんと高校時代の恩師だった…!現実にはちょっと色眼鏡で見られがちな「トシノサ恋愛」を暖かな筆致で描いた恋愛小説。年上の人に恋している人に贈りたい。主人公が37歳なので、アラフォーで婚活を頑張っているアナタにもおすすめ。いくつになったって、恋愛はできまぁす!





恋愛小説人気ランキング 45位:『ナラタージュ』島本 理生


先に紹介した川上弘美の『センセイの鞄』と一緒に読みたいのが島本理生の『ナラタージュ』だ。なぜなら、この二冊の本は両方とも先生と元教え子の恋を描いているからである。とは言え、内容はかなり違うのでご注意を。『センセイの鞄』は元国語教師との大人のしっとりした恋愛が垣間見られるが、『ナラタージュ』で主人公が恋する先生は、ダメ男である。しかし、どちらがより「現実に近い」かと言われたら、確実に後者であるから痛い。先生に恋している女子学生諸君はこの本を読んでダメ男の本質を知るべし





恋愛小説人気ランキング 44位:『夜の果てまで』盛田 隆二


人間のささやかな心の機微を小道具を使ってうまく浮かび上がらせることに長けた盛田隆二。彼の代表作でもある『夜の果てまで』では、主人公と一回りも年上の女性との恋愛を「M&M」チョコレートを使って切なくまとめ上げている。年下男と恋愛中の女性が読めば「あるあるネタ」が満載で思わずガッツポーズしてしまうかも。30万部を売り上げたことでも知られる珠玉のラブストーリーだ。




恋愛小説人気ランキング 43位:『ささやかな永遠のはじまり』盛田 隆二


『夜の果てまで』でスマッシュヒットをとばした盛田隆二が描く純愛小説第二弾。出版社で働く主人公が結婚直前に相手の女性問題に直面する。いわゆる「不倫」について、ここまで深く考えさせてくれる筆致はさすがとしか言いようがない。果たして、「誰かの不幸の上に成り立つ幸せ」は存在するのか?『夜の果てまで』とあわせてよみたい盛田作品だ。





恋愛小説人気ランキング 42位:『猫泥棒と木曜日のキッチン』橋本 紡


ラノベ出身の橋本紡が描く、「育児放棄」という現代社会の闇側面。それは闇というにはあまりに緩いが、それでも、やはりどこか苦痛に満ちている。飽食の時代の闇は、死臭が漂いつつもほの明るい。だからこそなのか、そこに生まれる恋愛もまた、どこか欺瞞に満ちている気がする。しかし、私たちはすでにそんな欺瞞に慣れきって、それこそがリアルだと思わされている。本当は、ただそこにある「猫の死」だけがリアルなのに。愛猫家にはオススメできないけど、出てくる料理は美味しそうな作品。





恋愛小説人気ランキング 41位:『吉祥寺の朝日奈くん』 中田永一


中田永一という作家を知らない人でも彼の別名、乙一なら知っている人も多いのではないだろうか。中田永一は乙一が「切ない系」に特化した小説を書く時のペンネーム。児童出版文学賞をとった『くちびるに歌を』も同作家の作品と聞けばピンとくるかもしれない。『吉祥寺の朝日奈くん』は、吉祥寺在住の主人公がひょんなことから子持ちの年上女性と親しくなる話。ジレンマを感じさせる切ない恋愛模様にキュンキュンしたい人におすすめ。2011年には映画化もされてる。あわせて観るとより楽しめるだろう。





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恋愛小説人気ランキング 40位:『真夜中の五分前』本多孝好
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