恋愛小説 人気おすすめランキング50選【永久保存版】

恋愛小説 人気おすすめランキング50選【永久保存版】

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panpan編集部
メンズ総合情報サイトpanpan[パンパン]のメイン編集デスクです。2015年にコンパ仲間とともに立ち上げ、読者にとって本当に価値のある情報提供を心がけて執筆を続けてきました。他のサイトではちょっと見られない、PanPanならではの使える恋愛ネタやテクニックを発信していきます。応援よろしくお願いいたします。

恋愛小説人気ランキング 40位:『真夜中の五分前』本多孝好


ミステリ作家の本多孝好の作品の中で、もっとも恋愛小説的なのが『真夜中の五分前』だ。6年前に死んだ恋人の5分ズレた時計を、今も使い続ける主人公。そんな彼の前に現れたのは、彼女の双子の妹…。彼女の登場で、主人公が思いもかけなかった真実が明らかになっていく。喪失感を漂わせながらも、ミステリとして読ませる筆致が見事。ベタな恋愛小説は苦手、という人にオススメの一冊だ。




恋愛小説人気ランキング 39位:『妄想ジョナさん。』西村 悠


西村悠の『妄想ジョナさん。』は、”ラノベなんて文学じゃない”なんて思っているアナタに贈りたい一冊。ラノベらしくぶっ飛んだキャラ設定は好みが分かれるかもしれないが、読み進むうちに、それもこの作品の深みだったということに気づかされるだろう。妄想少女”ジョナさん”とともに、社会復帰を目指すラブストーリーは、すでに大人になってしまった私たちの心を優しく癒してくれる。





恋愛小説人気ランキング 38位:『1ポンドの悲しみ』石田衣良


恋愛小説の旗手、石田衣良が30代の女性10人の恋愛を描いた短編集。表題作『1ポンドの悲しみ』は遠距離恋愛カップルに訪れる悲しい結末を鮮やかな筆致で表現した傑作。どの作品も胸に沁みるような淡い恋心が楽しめる。「石田衣良を読むと恋がしたくなる」という都市伝説はどうやら本当らしい。確かめてみたい方は是非この本を手にとってみると良いだろう。





恋愛小説人気ランキング 37位:『ロマンス小説の七日間』三浦しをん


主人公はロマンス小説の翻訳家。彼氏との仲がうまくいかなくなったストレスを発散するため、翻訳しているロマンス小説をどんどん自分の都合の良い方向に捻じ曲げて行って…という、軽めのストーリー。特にすることもない1日に、寝転がってのんびり読みたい恋愛小説だ。作者は『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞を受賞した三浦しをん。エッセイで見せる軽妙洒脱な語り口が小説にも見てとれる。





恋愛小説人気ランキング 36位:『アンダー・ユア・ベッド』大石圭


大石圭の『アンダー・ユア・ベッド』は、純愛なんてしょせんは綺麗事!なんて思ってるアナタに贈りたい「純愛ホラー」。主人公がストーカー…それもかなり度を超した偏執狂なので、共感できるかは人それぞれかもしれないが、それでも読んだ後は「これぞ、純愛」と唸ってしまうはず。普通の恋愛小説では飽き足らない人にもオススメ。タイトルはもちろん、都市伝説のアレだ。




恋愛小説人気ランキング 35位:『塩の街―wish on my precious』有川 浩


『図書館戦争』シリーズや『レインツリーの国』など爽やかな恋愛小説を描かせたらピカイチの才能を見せる有川浩。彼女の作品の中でも一風変わったSFっぽい設定の恋愛小説と言えば『塩の街―wish on my precious』だろう。宇宙から飛来した物質のせいで、人間がどんどん塩化し死んでいく世界。そんな世界で結ばれる女子高生と自衛隊の戦闘機乗り。ゼロ年代に流行したセカイ系の流れをくむ作品だ。甘くて切ない世界観に浸りたいなら、本作にどっぷり耽溺してほしい。




恋愛小説人気ランキング 34位:『黄色い目の魚』佐藤 多佳子


TOKIOの国分太一主演で映画化もされた『しゃべれども しゃべれども』の作家、佐藤多佳子。そんな彼女の確かな力量を持って、じっくりと精密に描かれた「佐藤流恋愛小説」と言うべき作品が『黄色い目の魚』だ。複雑な家庭環境にある二人の高校生が、あるきっかけから心を通じあわせていく様を丹念に描く。ちょっとシビアな描写もあるが、そこがまた心に響く。何度も読み返したくなる魅力に満ちた作品に仕上がっている。





恋愛小説人気ランキング 33位:『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』七月 隆文


七月隆文は大阪出身のラノベ作家。一般文芸に進出した初めての作品が『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』であり、この作品で50万部の売りあげる大ヒットを記録した。中盤までは日記のような文章がダラダラ続き、面白いのか?と思いはじめるが、中盤から俄然ストーリーが進みだす。後半は次々に伏線を回収し、ラスト付近はページをめくる手が止まらない。感涙必至の名作だ。誰しもが、一途に思い合う二人の気持ちに寄り添わずにはいられないだろう。SF風のタイトルの謎は、是非アナタ自身がページを繰って確かめてみて欲しい。2016年に映画化予定とのことで、想定外にタイムリーな一作でもある。





恋愛小説人気ランキング 32位:『百瀬、こっちを向いて 』中田 永一


作家・乙一が中田永一名義で発表した『百瀬、こっちを向いて 』は珠玉の短編集として、発売以来、老若男女に長く読み続けれられている作品。表題作『百瀬、こっちを向いて 』は強気な女の子百瀬と恋人のフリをすることになった主人公が、徐々に彼女に惹かれていく様をみずみずしい筆致で描く。少年のドキドキする気持ちが伝わってくるようなみずみずしい作品だ。若い読者にも是非読んでもらいたい一作。また、同作に収録されている『なみうちぎわ』という短編もオススメ。ちょっとミステリテイストのラブストーリーは、通な大人でも楽しめる。





恋愛小説人気ランキング 31位:『春琴抄 』谷崎潤一郎


谷崎潤一郎と言えば、日本の恋愛小説の祖と言っても過言ではない。『春琴抄 』は『痴人の愛』とあわせて読みたい傑作。アナタは愛する人のために目を潰すことができるだろうか。それが出来るところにいる二人は、すでに愛を超えた何かに囚われてしまっているのかもしれない。愛の極北を見たい人にオススメ。これが昭和8年に刊行されたことを考えると、やはり祖先の血が、ツンデレやらヤンデレやら言ってる我々にも間違いなく流れているなと感じさせてくれる。




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恋愛小説人気ランキング 30位:『恋空』美嘉
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