オナホールの素材を徹底リサーチ|主要国産メーカーのおすすめ素材を網羅

オナホールの素材を徹底リサーチ|主要国産メーカーのおすすめ素材を網羅

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オナホマイスター
小鳥遊
週8でオナニーする28歳男。バリバリの営業マン時代、唯一の楽しみだったオナホのレビュー動画を某動画サイトにアップしたところ再生数が10万回を越え、panpan編集部にライターとしてスカウトされる。王道のTENGAから変わり種の据置オナホなど、これまで50種類以上のオナホを試した経験を活かし、リアルな使用感を伝えていきます。
オナホと言えば、硬さや柔らかさがとても大切。むにゅっとソフトなものから、ギチギチに硬いものまでさまざまです。一体何を原料とし、どんな素材で成形したら、あの絶妙な手触りや挿入感が生まれるのでしょうか?

というわけで今回は、オナホールの素材を徹底リサーチします。一般的な原料の話はもちろん、匂いや油分を抑えた主要メーカーのオリジナル素材にも注目。それぞれの特徴や素材を使ったおすすめホールも紹介していきます!




(1)オナホは何でできている?素材・原料は

オナホのぐにゃりとしつつもハリのあるあのボディは、一体何を原料として作られているのでしょうか?

商品によって硬さや質感はさまざまですが、原料は2つ。それは、

・塩化ビニル
・エラストマー

の2種類です。ただし“塩ビ”と略称される前者は、ダイオキシン発生の原因となるため、2000年以降はほとんど使用されなくなりました。

塩ビに変わる新素材として登場したのがエラストマー。熱で軟化し冷やすとゴムの弾力を取り戻す性質があり、シリコンより安く毒性もありません。さらに、

・触り心地が良い
・匂いが少ない

と非常に高品質です。このエラストマー素材に、

・オイル
・色粉
・軟化剤
・香料
・可塑剤

などの各種添加物が加わり、メーカーごとに異なるオナホの感触が生まれています。


メーカーごとに呼び名は違うが基本的に大きくわけて3種類

原料で言うとエラストマー+添加物となりますが、配合比率などによって実際の素材は多岐にわたります。メーカーごとに名前も違うので、「一体何種類あるんだ?」と混乱しそうになりますが、基本的にはたった3種類です。

・ハード
・レギュラー
・ソフト

何だか当たり前すぎるわけ方に思えますが、使用方法から考えてもやっぱり素材の硬軟は一番重要でしょう。この3種類をベースにして、差別化を狙うメーカーが他にはない特徴を出そうと必死に努力しているわけですね。

たとえばひと口にソフトと言っても、その中には“ふわとろ系”など柔らかさを極めた素材も含まれます。ハード、レギュラーについても同じで、バリエーションが非常に豊富になっているんです。


ホットパワーズ「HOCS」ではなんと9種類の硬度が選べる

オナホ 素材
素材に徹底的にこだわりぬいたメーカーもあります。たとえば、ホットパワーズはその最たる例。自社製品のオナホからサイズと素材を自由に組み合わせてオーダーできる、“HOCS”なるサービスを提供しています。やり方は簡単で、

・STEP1 製品を選ぶ
・STEP2 サイズを選ぶ
・STEP3 硬度と層を選ぶ

の3工程だけ。“層”は聞き慣れないかもしれませんが、1層から3層まで3種類の重なりからオナホを選べます。ビックリなのは硬度で、定番を0として+4(ゴリ硬)から−4(トロ柔)まで全9種類。上の画像にはありますが、まるでタイヤの「+100(鬼)」はネタで、実際には存在しません(笑)。

▶「HOCS ホットパワーズ・オナホール・カスタマイズ・サービス」をチェックする


(2)主要オナホメーカーの特徴・おすすめ素材

オナホの有名メーカーは、決まって自社オリジナルの人気素材を持っています。素材の良さがメーカー自体の知名度と人気を押し上げた例もあるほどで、それぞれの素材の特徴を知っておくとオナホ選びがスムーズに。

ここでは、主要オナホメーカーの素材の特徴ならびにおすすめ素材をご紹介します。


①RIDE JAPAN

オナホ 素材
オリジナル素材の魅力で、一躍人気No.1メーカーとなったのが「RIDE JAPAN」。代表的なものとして、

・バンジータッチ
・ソフティータッチ
・ハードタッチエアー

の3つが挙げられます。中でも「バンジータッチ」はRIDE JAPANの顔とも言うべき定番素材で、さらさらした上品な手触りが特徴。粘りや柔らかさも申しぶんなく、耐久性も抜群です。

まったり系ホールには、はるかに柔らかい「ソフティータッチ」素材が使われます。他にもコシと伸縮性を両立した硬めの素材「ハードタッチエアー」など、ソフト・ハードとも高品質なオリジナル素材を有しているのは、RIDE JAPANの大きな強みと言えるでしょう。

上に挙げた画像は、「バンジータッチ」の魅力を世に知らしめたRIDE JAPANの看板商品「ヴァージンループ」。もっちりした、柔らかい挿入感はクセになります。

▶「ヴァージンループ」をチェックする


②トイズハート

オナホ 素材
トイズハートの代表的素材と言えば「セーフスキン」。いやな匂いがなく、オイルブリードを徹底的に抑えたさらさら質感が特徴です。使い込むほどに快感が増す、覚醒オナホの代表的な素材としても知られます。硬度は標準的で、むちむちして伸びの良い素材です。他にも、

・ベビースキン
・ファインクロス

などのオリジナル素材があり、たとえば柔らかいホールには「ベビースキン」が使われます。こちらは触るとふんわりソフトで、「セーフスキン」同様、匂いや油っぽさは全く気になりません。

超ロングセラーの看板オナホ「セブンティーン ボルドー」には、ハリともっちり感を兼ね備えた「ファインクロス」素材が使われています。発泡素材技術で、硬さを変えられるのが大きな特徴です。

上の画像は、硬すぎず柔らかすぎない素材の代表格「セーフスキン」を使った「R-20」。耐久性抜群で、使い込むと“覚醒”すると評判のオナホです。

▶「R-20」をチェックする


③マジックアイズ

オナホ 素材
引用:NLS

「真実の口」や「すじまん くぱぁ」シリーズでおなじみのマジックアイズは、じつは他社工場のOEMでオナホを生産しています。それで知名度のわりに、独自開発の素材の話をあまり聞かないんですね。

でもオリジナル素材はちゃんとあって、それが「マジックアイズskin」です。トルソー型ハンドホールの「とろりっち」や「ギッチギチとろりっち」などに使われています。同一素材でも微妙に硬さが異なる事はよくありますが、「マジックアイズskin」の場合もそう。

「とろりっち」では標準的ですが、「ギッチギチとろりっち」は硬め。はっきりコシが感じられる素材で、高反発な弾力が特徴です。ただ耐久性に難ありで、裏返すなどはもってのほか。

上の画像が、まさにその2つの定番商品。同じ「マジックアイズskin」ですが、こうやって並べてみると硬度に違いがあるのがハッキリわかります。右側の「ギッチギチとろりっち」の方が、若干硬めですね。

▶「ギッチギチとろりっち」をチェックする


④アウトビジョン

オナホ 素材
引用:NLS

匂い、油分、べたつき。オナホ特有のそんな欠点を、ことごとく排除したホールで知られるアウトビジョン。ふんわりと柔らかく伸縮性抜群のオリジナル素材が、使うほどになじむと評判の「momochi素材」です。

同社の名ホール「HON-MONO」や肉厚大型オナホの「ぷにばーじん1000」など、すでに幅広いラインナップに採用されています。その名の通りの“もちもち”触感で、国産ならではの高品質がユーザーに好評です。

人肌を思わせる自然な柔らかさが魅力ですが、「HON-MONO」に関しては耐久性の低さが指摘されていました。オナホ自体の形状がやや特殊だった事が主な原因ですが、素材自体の強度にもやや難ありです。

上の画像は、その「momochi素材」を使ったアウトビジョンの名作「HON-MONO」。もちっと手になじむ独特の質感が、写真からも伝わってきますね。

▶「HON-MONO」をチェックする


⑤N.P.G.(エヌピージー)

オナホ 素材
N.P.G.(エヌピージー)と言えば、代表作は「名器の品格」シリーズ。このシリーズのホールに使われてきたのが、「品格用素材」とでも呼ぶべきオナホ素材です。オリジナル素材としての正式名称がないため、この呼び方で呼ばせてもらいます。

品格シリーズのホールはどれも大型ですが、「品格用素材」はBIGサイズにもかかわらず非常に柔らかいのが特徴。据え置き型でここまでソフトだからこそ、腰振りオナニーで実戦さながらのリアルな挿入感が味わえます。

ただし難点もあって、油分はかなり多めで匂いもキツめ。「品格」シリーズは高価なホールが多いわけですが、素材の耐久性もイマイチです。

上の画像は、その「品格用素材」で作られたN.P.G.(エヌピージー)の名作「極上生腰」。腰にあてがった親指の感じから、すっとめり込む素材の柔らかさが伝わるでしょうか。

▶「極上生腰」をチェックする


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(3)レギュラー素材のおすすめのオナホール3選
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