オナホで病気になるリスク3つ｜症状や対策、おすすめのメンテナンス方法を紹介

風俗で性病をもらうんならまだ納得できますが、オナホで性器カンジダになろうものなら悔やんでも悔やみきれません。「まさか！」とビックリした人は要注意。使用後のメンテをサボると、雑菌とカビがチンポに襲いかかります。

というわけで今回は、オナホで病気になるリスクについて考えましょう。くり返し使うものだからこそ、衛生管理はめちゃくちゃ大事。汚れや湿気対策から万が一性病になったときの対処まで、全部お教えします！

(1)注意！清潔に使わないとオナホでも性病つきになる

いつものオナニーに飽きたら、オナホオナニーが一番。手頃な値段で良さげなオナホがすぐ手に入りますし、人目を気にせず1人でシコシコ楽しめます。風俗もありますが、出費が痛すぎ。それに何より、病気をもらうリスクだって無視できません。

…とオナホオナニーをひたすたら絶賛して終わりたかったのですが、じつは使い方次第ではオナホでも性病にかかる事が！


ええ、まさに「信じたくない」話。でもウソでも都市伝説でもありません。オナホを雑に扱うと、痛いしっぺ返しを喰らいます。では「オナホを雑に扱う」とは、一体どんな使い方？


そうなんです。使用後のオナホを不潔なままにしておくと、思いもかけない最悪の結果を招く事に。


こういう事態を避けるため、まずはオナホと病気の関係から見て行きましょう。

(2)オナホを使って感染するリスクのある病気3つ

衛生的でない状態のオナホを使っていると、いくつかの病気にかかるリスクが高まります。風俗に行ったわけでもないのに、性病にかかるなんてハッキリ言って最悪です。一体どんな病気にかかるのでしょうか？

ここではオナホから感染する病気の種類とその症状、予防するコツなどを紹介します。

①尿道炎

原因	雑菌
症状	・排尿時の痛み ・排尿時の痒み ・尿道から膿が出る
対策	・使用後のオナホはよく洗う ・使用時はコンドームを着ける

「1回くらい洗わなくても…」そんな調子で使用後のオナホ洗浄をサボってはいませんか？TENGAのような使い捨てホールは別として、市販されているオナホの多くはくり返し使える仕様です。経済的でありがたいわけですが、そこにあぐらをかいてはいけません。

なぜなら、使った後のオナホの中はザーメンやローションがいっぱい。しっかり洗浄してから保管しなければ、それらはみな雑菌を繁殖させる元になるからです。とくに精液は生命の源。バクテリアなどの雑菌にとっては、最高のごちそうと言えます。

さて。雑菌だらけのオナホに生チンポを突っ込んだらどうなるでしょうか？一番かかりやすく、また危ないのが尿道炎です。容易に想像できる通り、オナホ内部の雑菌が尿道の中に入り込んで発症します。

この病気の主な症状は、

・排尿時に痛む
・排尿時にむず痒さを感じる
・尿道口から膿が出る

といったもので、どれもかなり深刻です。

オナホ内部で雑菌を繁殖させないためには、使用後の洗浄を徹底させるしかありません。お風呂でゴシゴシきれいにするのが基本ですが、専用の洗浄液も役立ちます。またコンドーム着用でオナホを使うようにすれば、かなりの確率で尿道炎からチンポを守れるでしょう。

②性器カンジダ

原因	カビ(カンジダ菌)
症状	・亀頭の痒み ・ただれ ・白いカス
対策	洗浄後のオナホはよく乾かし、風通しの良い場所で保管する

カンジダ菌はカビの一種で、人間の体内に潜んでいます。この菌による性病が、いわゆる性器カンジダです。性交渉で感染するより、免疫力が低下したときなどに“自己感染”で発症します。女性に多く見られ、男性の場合カンジダ菌に感染しても発症する事は少ないです。

しかしあくまで「少ない」だけで、発症率ゼロではありません。そもそもカビは万病の元。オナホの中が不潔でカンジダ菌が繁殖していれば、男性でも性器カンジダを発症する事がありえます。

この病気の主な症状は、

・亀頭が痒い
・亀頭が赤くただれる
・亀頭から白いカスが出る

といったもの。

ヨーグルト状のおりものが出る女性ほど深刻ではないにせよ、陰部に付きまとう不快感に悩まされる事には変わりありません。

原因は結局、カンジダ菌と言うカビです。よってオナホをカビが好む状態に置かない事が何より大切になります。使用後にオナホをよく洗うのはもちろん、しっかり乾燥させてから保管する事が一番の対策。また風通しが良い場所など、保管先にも十分注意しましょう。

③亀頭包皮炎

原因	カビ(カンジダ菌)
症状	・亀頭の痒み ・ただれ ・水疱
対策	洗浄後のオナホはよく乾かし、風通しの良い場所で保管する

男性の場合、性器カンジダそのものは発症しにくいと言いました。ただ同じカンジダ菌が原因で起こる、別な症状があるのをお忘れなく。それが「亀頭包皮炎」です。包茎の人ほどなりやすいので、とくに注意しましょう。

雑菌や淋菌が原因の場合もありますが、カンジダ菌による症状では亀頭が赤くただれたり痒くなったりするほか、ポツポツと小さな水疱ができる事も。

性器カンジダの症状とかぶる部分もありますが、カンジダ菌は亀頭包皮炎の原因にもなるので決して油断はできません。対策は性器カンジダと同じで、オナホをしっかり乾かしてから保管しカビを生やさせない事です。

(3)病気にならないためのオナホのメンテナンス

オナホを安心して使うには、ふだんからメンテナンスを行なうことが大切です。オナホにとって最大の敵はカビと雑菌なわけですから、

・オナホを清潔に保つ
・オナホをよく乾かす

この2つさえ心がければ、そうそう病気になったりしません。正しい洗浄の仕方と乾かし方を押さえる事で、快適で健康的なオナホオナニーライフを満喫できます。

雑菌対策：洗浄剤を使ってオナホを除菌

使用後すぐにお風呂に持ち込み、お湯で入念に洗えばかなりきれいになります。ただ徹底的に除菌までしておきたい場合は、専用の洗浄剤を使うのが確実でしょう。今は液状タイプの商品が多いですが、パウダー状のものもあります。

たとえば、RENDSから発売されている「オナクリーン」。これ1本で除菌に加え、抗菌・消臭効果までバッチリです。ティースプーン1杯弱の粉末をオナホに入れ水を注ぐと、すぐに泡立ちます。あとは指で中をていねいに洗い、最後に流水ですすげばしっかりきれいに。

こんにゃく由来のマンナンスクラブが汚れをかき出すので、やさしくこするだけでOK。オナホの素材を傷める事なく洗浄できます。この「オナクリーン」には液体タイプもありますが、しつこい汚れにはパウダータイプがより効果的です。

▶「オナクリーン」をNLSでチェックする

カビ対策：珪藻土を使ってオナホを乾かす

挿入時の気持ち良さを追求して、最近はやたらと肉厚なオナホが増えています。デメリットは、洗いにくさと乾かしにくさ。素材の奥やギミックのすき間に水分が残ったままでは、カンジダ菌などカビ大発生の原因になりかねません。

オナホのカビ対策には、ぜひ採り入れてほしい優れたグッズがあります。先ほどの「オナクリーン」も出しているRENDS社の「オナドライ」がそれです。スリットの入った真っ白なスティックで、珪藻土(けいそうど)と言うめちゃくちゃ吸水性の高い素材でできています。

水洗いした後、小さめのオナホならただ差しておくだけ。大きめなら挿入口から入れたあとボディを外からモミモミすれば、内部に残る水分をあらかた吸い取ってくれます。吸水後のスティックは自然乾燥させる必要がありますが、乾けばまた使えるので経済的です。

オナホに長時間差しっ放しにすると、素材の油分まで吸い取ってしまうとの報告アリ。オナホの水分が取れ次第すみやかに抜き取って、スティック自体の乾燥に移るのが良いでしょう。

▶「オナドライ」をNLSでチェックする

(4)オナホを使って性器に異常を感じたらまずは泌尿器科へ

オナホオナニーによる性器の不調が性病によるものだった場合、完治には抗真菌薬クリームや抗生物質の投与が必要です。また原因菌の特定が必要になるなど、専門的な知見なしには正しい対処ができません。自己判断に任せず、すぐに泌尿器科を受診しましょう。

そこまで重くないからと言って「少し様子を見よう」と放っておくと、症状が悪化してしまうケースがあります。下半身の事で恥ずかしい気持ちはわかりますが、医者にとっては日常茶飯事。気兼ねする必要は全くありません。

ちゃんとしないとオナホでも性病になる！雑菌とカビが大敵

オナホのメンテはとても大事。わかってはいても、だんだん雑になってくるものです。使用後の洗浄と乾燥。この2つを徹底させれば、オナホで性病なんて事態は避けられます。

・オナホ洗浄剤
・珪藻土スティック

「あまり道具に頼るのは…」と変にストイックにならず、便利なものはどんどん使っていきましょう。除菌できる洗浄液なら清潔さを保ちやすいですし、珪藻土スティックの吸水性能は驚くべきものです。

性器カンジダも尿道炎も、いざ罹患すると極めてやっかい。オナホオナニーをこれからも楽しむためには、雑菌とカビへの対策だけは欠かせません。

洗浄と乾燥を徹底させて、オナホで病気になるリスクをなくしましょう。以上、panpan（パンパン）編集部からのお届けでした。

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