48手をイラスト付きで解説|江戸時代から続くセックス体位をマスターしよう

48手をイラスト付きで解説|江戸時代から続くセックス体位をマスターしよう

149,390 views

この記事を書いた人
愛の筆先
MIYABI 編集チーム
陰キャだった学生時代を経て、新卒でなぜか証券会社に就職。営業ノルマが厳しい中で、少しでもコミュ力を鍛えなきゃと思って始めたのがナンパ。それがドハマリして以来、出会いやセックスを追求するようになりました。国内の主要なナンパスポットや、アプリ、オンゲでの出会いを網羅。今は本職のディレクターとして、みなさんにガチで使える情報を提供をしていきます。

⑮絞り芙蓉(しぼりふよう)

48手 イラスト
お互い同じ方向を向いて座り、女性が足を開いた状態で挿入する体位。もっともスタンダードなタイプの背面座位で、自由な両手を使い、クリトリスやおっぱいなどの性感帯を好きなように責め続けられます。

あまりピストンには適していませんが、密着感が高く、女性にも人気の体位です。挿入する際にペニスが圧迫されないよう気をつけましょう。

■名前の由来■
芙蓉とは、富士山の別名。つまり絞り芙蓉には、富士山に例えた女体の頂上を目指すという意味が込められています。

ここからは推測になりますが、頂上とはいわゆる絶頂を指すのではないでしょうか。そう考えると絞り芙蓉という名前からは「なにがなんでも女性をイカせてやる」という気合が感じられますね。

なお富士山に芙蓉という別名がつけられたのは「二つとない美しさ」からと言われています。そう考えると、女性を美しいものとして称える敬意のような気持ちも感じますね。


⑯しめ小また(しめこまた)

48手 イラスト
仰向けの状態で両脚を閉じた女性に挿入し、その後女性が足首を交差させる体位。挿入は浅くなりやすいものの、足首の交差によって太ももがギュッと締まり、強い膣圧と摩擦が楽しめます。

「しがらみ」と似た体位ですが、足首の交差の有無や密着感など、細かい部分が異なります。しかし挿入したままどちらの体位にも変えられるので、どうせならしがらみとしめ小またはいっしょに楽しんでみましょう。

■名前の由来■
名前の由来はそのままで、小股を締めるからしめ小またです。なお小股は「両足を開く幅が狭いこと」、もしくは「股の部分」という意味を持ちます。

漢字表記の場合、よく閉め小股と間違われやすいですが、正確には締め小股です。間違えないようにしましょう。


⑰撞木反り(しゅもくぞり)

48手 イラスト
撞木反りは背面騎乗位の一種です。仰向けの男性に同じ方向を向いた女性がまたがって挿入し、そのまま重なり合うように上体を反らします。女性がちょっと辛い体勢になるので、下から支えてあげましょう。

足元に鏡を置けば、アブノーマル感を演出できてグッド。ただしペニスと膣の距離が少し遠く、挿入が浅くなりがちなので、すっぽ抜けには要注意です。

■名前の由来■
撞木とは、鐘などを鳴らす際に使うカナヅチのような丁字形の棒です。後ろ手をついた女性の両腕が横に広がる撞木のヘッド、そして重なる身体が柄に見えたことが由来と言われています。

なお余談ですが、シュモクザメもこの撞木が由来。また相撲でも同名の決まり手がありますが、あまりの難易度の高さに、公式戦ではほとんど使われたことがないそうです。


⑱菊一文字(きくいちもんじ)

48手 イラスト
両脚を大きく開脚した女性に、男性が正面から側位のような形で挿入。その後女性の片足を男性の肩に、もう片方の足を太ももにかければ、菊一文字の完成です。深い挿入感が得られる上、女性は羞恥心を感じるので、M女性相手に最適です。

しかし女性の身体が柔らかくないとなかなか実現できません。無理すると股間を傷めてしまうので、気をつけましょう。

■名前の由来■
菊一文字は、男性の姿が漢字の「一」のように真っすぐ見えることから名付けられました。

しかし菊一文字は元々「一文字」という名前でした。しかしそのうちアナルセックスにも体位が使われるようになり、アナルを意味する「菊」を足して菊一文字となったと言われています。

風情あふれるネーミングの裏には、なんとも卑猥な事情が隠れているのでした。



⑲宝船(たからぶね)

48手 イラスト
騎乗位の一種。男性が仰向けに寝転び、女性がその片足を股の間に抱え込みながら挿入します。スタンダードな騎乗位以上に女性が優位に立てる体位で、深い挿入感が得られる上、クリトリスが足の付け根でこすれて非常に気持ち良いのだとか。

男性の足が支えになるので、騎乗位が苦手な女性にもおすすめ。積極的に女性から責めて欲しい男性に打ってつけの体位ですね。

■名前の由来■
宝船とは、七福神や八仙が乗る船のことです。船内にはたっぷりの宝物を積み込んでおり、新年をあらわす季語としても知られています。

48手の宝船は、男性を船体、そして女性を帆に見立てています。載っている宝物は、もちろんセックスによる快感でしょう。女性の巧みな帆さばきで、ぜひ桃源郷へと上陸してください。

なおAV業界では宝船をクロスボンバーとも呼ぶのだとか。一気に俗っぽくなりましたね。



⑳抱き上げ(だきあげ)

48手 イラスト
四つん這いになった女性の両脚を腰まで持ち上げ、そのまま挿入する体位。「押し車」と似ていますが、向こうがスタンディングなのに対し、抱き上げはヒザ立ち。しかしいずれにせよ筋力を使う点は変わりません。

腕の力が抜けると女性が顔から落ちるので、注意が必要です。さらなる苦行をお望みの方は、抱き上げからの押し車で、究極のアクロバティックコンボを決めましょう。

■名前の由来■
由来らしい由来はないようです。足を抱き上げているから抱き上げ、といったシンプルな語源でしょう。

抱き上げとだけ聞くとロマンティックですが、実際はただの筋トレ。菱川師宣が一体なにを想ってこんな名前を付けたのか、ぜひ聞いてみたいですね。


㉑抱き地蔵(だきじぞう)

48手 イラスト
ソファやイスなどに男性が座り、女性がまたがるように挿入する体位。別名「地蔵抱き」。比較的スタンダードなタイプの対面座位で、挿入感が深い上に、男女ともに動きやすいのが特徴です。

また密着感も高く、カップルに打ってつけ。女性を支えながら下から突き上げるも良し、反対に好き勝手動いてもらうも良しと、様々なプレイが行えます。キスや胸への愛撫を行いやすいのもグッドポイント。

■名前の由来■
はっきりとした由来は不明ですが、女性を身動きできない地蔵になぞらえてのネーミングだと考えられます。

なお本物の地蔵を抱いて行う「抱き地蔵」という占いもあります。「地蔵を軽いと感じれば願いが叶い、重いと感じれば叶わない」という内容です。あなたも大切なパートナーで占ってみては?


次のページ
㉒立ちかなえ(たちかなえ)
  • 3
  • /
  • 7
3/7 ページ目

\ この記事をシェアする /



TOPに戻る