子作りに最適な体位ってあるの?ほんの少しでも妊娠確率をアップさせるためには

子作りに最適な体位ってあるの?ほんの少しでも妊娠確率をアップさせるためには

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この記事を書いた人
テクニックで愛される
ピースフルえりこ
大人の恋愛小説や映画に刺激され、実生活でもスリルと興奮を求める女子ライター。元々は小説家志望でネタ探しも兼ねて自分でいろんな恋愛やセックスを試してましたが、その経験はpanpanのコラム記事で活かされることに。最近は妄想を膨らませる一人エッチにもはまっており、女性向けラブグッズのレビュー記事も書いています。赤裸々な私の本音を届けます。
どんなに頑張っても子どもができないとき「少しでも妊娠の可能性が上がる体位があるなら知りたい」と思いますよね。「バックは奥まで入るから子宮まで精子が入る」など体位に関しての噂もあり、それが本当なのかどうか、気にもなりますね。

そこで今回は子作りに最適な妊娠確率が上がる体位を徹底的に調べて、おすすめ体位を5つ厳選しました。合わせておすすめのセックス頻度やタイミング、体位以外の妊娠率上昇のコツをまとめたので、最後まで読むと妊娠しやすい身体作りもできるでしょう。




基本的にどんな体位でも子作り(妊娠)は可能

体位に関して、「後背位は奥まで入るから妊娠の確率が上がる」「腰を上げると精液が子宮に届きやすい」などの噂が多くあるでしょう。結論として基本的にどんな体位でも、子作りは可能です。

しかし残念ながら、これらの体位によって妊娠率が高まると結果を出した研究がありません。論文や科学サイト、SNSなどをリサーチしましたが、根拠なしの投稿しか見当たらないため、2021年時点では過度に信頼しない方が良いでしょう。

また中出しされた精子はすぐに奥へと進み、体位に関係なく子宮内へと入ります。バックでも正常位でも精子の運動により膣奥へと入り込むように人間の身体はできており、特に体位には大きな意味はないといえます。


女性が仰向けで受精できる体位なら確率アップの可能性も

さて先述したように、体位は妊娠率に大きな影響を及ぼしません。しかしあえていうなら、仰向けの体位が妊娠率アップの可能性があります。

その理由としては、射精された精子がなるべく子宮頸部にとどまっている体位であれば、妊娠確率アップが見込めます。また女性がリラックスして快楽を得やすい体位であれば、絶頂による子宮収縮で精液が子宮に吸い上げられる確率が上がると考えられます。

寝バックは胸が押しつぶされ空気が思うように吸えないためリラックスできず、後背位の状態だと腕が疲れリラックスできません。そして騎乗位は女性の動きが大きく疲労が溜まってしまいますし、立ちバックのような立つ体位もリラックスしがたい体位です。

そう考えると、仰向けの体位が子宮頸部に精液がとどまり、かつリラックスできると言えるでしょう。よって子作り確率をあげたいなら、仰向けの体位を多くしてみると、ほんの数%でもご利益があるかもしれません。


女性が仰向けで気持ちいいセックス体位おすすめ5選

次は女性が仰向けの体勢でできる、子作りに最適な体位をご紹介します。リラックスでき、更に快楽を得られる体位を厳選しました。また中には、子宮頸部に精液をとどめるのに重点を置いた、面白い体位もあります。

・正常位
・深山本手
・松葉崩し
・撞木ぞり
・立ち松葉

女性が快楽を得られて、かつ難易度が低めの体位を多く選びました。パートナーと相談しながら、できそうな体位から挑戦してみてくださいね。


①正常位

子作り 体位
引用:FANZA

難易度 ★☆☆☆☆
気持ちよさ ★★★★☆
おすすめ度 ★★★★☆
リラックスできて愛情も確認できる王道な体位!

1番おすすめなのが、オーソドックスな「正常位」です。女性が仰向けに寝転がり、足をM字に開脚。開いた足の間に男性が入り、挿入します。主に男性が主導権を握り腰を振るため、女性は基本的に寝たまま快楽に没頭するだけで大丈夫です。

難易度も簡単で、誰でも行えるでしょう。同時にクリトリスを責めてもらったり、キスをしたり、おっぱいを舐めてもらったりできるため、快楽も得やすいです。腰の下にクッションを敷くと、少しお尻が浮いて角度をつけられます。

クッションを敷くことで精子がより子宮頸部にとどまりますし、人によっては角度がついてさらに気持ち良いセックスができるでしょう。


②深山本手

子作り 体位
引用:FANZA

難易度 ★★☆☆☆
気持ちよさ ★★★★★
おすすめ度 ★★★★☆
ちんぽが奥まで入って快楽が得やく女性側もリラックス可能!

正常位のバリエーションである、「深山本手」も快楽を得やすい仰向けの体位です。やり方は一度正常位の体勢で挿入した後、足をグッと曲げて男性のお腹につけましょう。その後に足を男性の肩に担いでもらうよう、お願いするのがおすすめです。

まんこが上を向くような形になり、子宮の奥底までちんぽが届きます。ポルチオを刺激されやすくなるため、深い快感を得られるようになる体位です。またまんこが上を向いているため、子宮頸部に精液も溜まりやすいと言えます。

ただ深山本手は男性が動きにくい体位のため、正常位で絶頂間際までいってもらい深山本手で射精してもらうのもおすすめ。身体が硬すぎると股関節が痛くなるかもしれませんので、最初はゆっくりと試してみましょう。


③松葉崩し

子作り 体位
引用:FANZA

難易度 ★★☆☆☆
気持ちよさ ★★★★☆
おすすめ度 ★★★★☆
いつもとは違う場所に刺激が来るから気持ちいい!

次にご紹介するのが、深山本手の片足バージョンとも言える「松葉崩し」です。女性が足を伸ばして仰向けになり、女性の片足を持って男性がまたがって挿入します。足を肩に担ぐか、肩よりも少し前側でキープしてそのままピストンをする体位です。

片足がグッと持ち上がるため、いつも刺激されている場所とは違う箇所にちんぽが当たります。深山本手の方が奥にダイレクトに当たるイメージなら、松葉崩しは少し膣の側面を強く擦るイメージです。Gスポットに直撃しやすく快楽が蓄積されやすいので、快楽による子宮収縮で精子がよりスムーズに奥に行ってくれます。

男性視点でみると、深山本手よりも足を押さえる力がいらないため簡単です。ただ女性からすると、片足のみあげるので最初は少し違和感を覚えるかもしれません。慣れると気持ち良く、クリトリスも同時に刺激できる体位なので絶頂しやすいでしょう。


④撞木ぞり

子作り 体位
引用:FANZA

難易度 ★★★☆☆
気持ちよさ ★★★★☆
おすすめ度 ★★★☆☆
仰向け体位一アクロバティック!新鮮味で妊娠確率を上げよう

普通の体位に飽きた方におすすめなのが、「撞木ぞり」です。仰向けに寝た男性に、女性がまたがり挿入し、男性の身体に仰向けで寝転がります。背面騎乗位に似た体位で、男性に軽くピストンしてもらう体位です。

最初は男性に仰向けに寝てもらい、騎乗位をする要領で挿入します。ただし挿入するときは、女性の顔は男性の足下を見る向きで挿入しましょう。挿入できたら、そのまま男性の胸から脇腹の横あたりに手をついて、徐々に体勢を落としていきます。

難易度は高めですが、慣れると快楽も得られる体位です。女性は基本的に男性に体重を軽くあずけて、バランスを取るだけで大丈夫。アクロバティックすぎない、珍しい体位に挑戦したいカップルにおすすめです。


⑤立ち松葉

子作り 体位
引用:FANZA

難易度 ★★★★★
気持ちよさ ★★★☆☆
おすすめ度 ★★★☆☆
子宮に精子が溜まりやすい体位!より妊娠確率を上げたい人へ

松葉崩しの立ち体位である、「立ち松葉」もおすすめです。アクロバティックな体位で、セックスマンネリ化防止や好奇心旺盛なカップルにおすすめ。もちろん女性はリラックスできませんが、普段は使わない筋肉が使われ絶頂しやすくなるケースもあります。

また子宮頸部に精子が溜まりやすい体位なので、妊娠確率も少しアップする可能性も。本来であれば立ち松葉は、松葉崩しのように男女の足が絡み合いますが、難しい場合は正常位からそのまま腰を上げるのがおすすめです。

慣れてきたら、立ち松葉に挑戦します。一旦まんぐり返しをして、男性に足を上に引っ張りあげてもらいましょう。女性の股に男性がまたがって、そのまま挿入をします。激しいピストンができる体位ではないので、ある程度気持ちが高まってから行うのがおすすめです。


妊娠・受精しやすいセックス頻度やタイミングとは

さて妊娠確率が上がる仰向けの子作り体位をご紹介してきましたが、次は妊娠・受精しやすいセックス頻度やタイミングをご紹介します。セックスをがむしゃらにするよりは、以下の項目に注意して行った方が妊娠の確率が上がるでしょう。

・セックスは排卵日の6日前~1日後に行う
・おすすめのセックス頻度は週2~3回

このようにセックスのタイミングは排卵日の6日程度前から励み、セックスの間隔は週2~3回程度がおすすめです。それでは詳しくご紹介します。


セックスは排卵日の6日前~1日後に行う

セックスをするタイミングは、排卵日の6日前~1日後がおすすめです。さらに細かく説明すると、妊娠する可能性が1番高まるのは排卵日の2日前~前日

排卵日の2日前~前日を的確に狙えると良いのですが、正確な排卵日を特定するのは難しいため、6日前からセックスの回数を増やしていくのがベターです。

ちなみに月経周期が28日のケースでは、基本的に生理開始日から2週間後が排卵日です。しかし個人差があるため、以下の方法で自分の排卵日を見つけましょう。

・生理管理アプリに生理日記を記録し排卵日を予想
・基礎体温計(婦人体温計)を購入し毎日記録する
・排卵日検査薬を購入する

下に行くほど、より正確な排卵日特定ができます。生理管理アプリは、医療機関とも提携している「ルナルナ」を利用するのがおすすめです。毎日記録をつけておくと、産婦人科診療時に6桁の番号を伝えるだけで、医師にそのままアプリの記録を見て貰えるため受診がスムーズになります。


おすすめのセックス頻度は週2~3回

精子の寿命は約3日のため、週に2~3回程度のセックスが望ましいです。活動中の精子がお腹の中にいる状態を常に作っておくと、卵子が出てきたタイミングで効率よく着床できます。ちなみに卵子の寿命は1日程度です。

排卵日2日前~1日後が最も妊娠しやすい時期ですが、その時期以外は全く妊娠しない訳ではありません。常日頃からセックスをしておくことで、妊娠の確率は確実に上がるでしょう。


妊娠の確率を高めるためにしておくべき6つのこと

次は妊娠の確率を高めるためにしておくべき、6つのことをご紹介します。具体的な方法を交えてご紹介しているので、ぜひ今からお試しください。子作りの確率を上げるためには、以下のことをしましょう。

・基本的に中だし後の膣内は洗わない
・男性女性ともに禁酒と禁煙!不妊リスクを上げない
・食生活と運動に注意して標準BMIをキープする
・ストレスやプレッシャーを感じないようにする
・冷え性を改善し子宮や卵巣を活発にする
・ブライダルチェックは男性と一緒に受ける

難しい点もあるかもしれませんが、パートナーと協力しながら始めてみましょう。


(1)基本的に中だし後の膣内は洗わない

中出し後の膣内は、気持ち悪くても洗わないようにしましょう。膣内を洗い流してしまうと、膣内の環境が乱れてしまいます。本来必要である常在菌までも洗い流してしまい、雑菌が侵入してトラブルになる可能性が高いです。

そのため漏れ出してくる精液を優しく洗い流す程度にとどめて、放置しておくのがベター。あまりにもドロドロとした感覚が気になる方は、数時間だけおりものシートで対応しましょう。

ちなみに精子は膣内射精した瞬間に、子宮内へと進んでいます。漏れ出してくる精液をみて「ちゃんと子宮に入ったのかな」と不安に思い、膣内に戻すのはやめましょう。同じ理由で、膣内を洗浄しても奥に入り込んだ精子は洗い流せず避妊効果は得られません。


(2)男性女性ともに禁酒と禁煙!不妊リスクを上げない

男性女性共に禁酒と禁煙をして、妊娠の確率を上げましょう。デンマークやアメリカ・ボストンで行われた研究では、「アルコール摂取により、普段飲まない女性よりも妊娠期間が長引く可能性がある」「男性が毎日ビールを飲むと、精子運動率低下のリスクが高まる」などの報告もあります。

これらの研究報告からも分かるように、男女ともにアルコール摂取は不妊のリスクを高めるといえるでしょう。ちなみに女性の飲酒が不妊に関わる理由として、アルコールがゴナドトロピンというホルモンに作用し、結果卵胞の成長やエストロゲンに変化が生じているとの見解が強いようです。

またタバコは卵子と精子の質の低下を招き、不妊症になるリスクを高めます。これらのことから、女性のみならずパートナーともコミュニケーションを取り、お互いに妊活に努めるのが大事です。


(3)食生活と運動に注意して標準BMIをキープする

食生活と運動に注意して、標準BMIをキープするようにしましょう。

BMIの計算方法は、「体重(kg)÷身長(m)2乗」です。例えば体重48kg155cmの場合、BMIは48÷1.55^2で19.98になります。

標準BMIは18.5以上~25未満で、それ以外の数値の方は食事や運動に気をつけましょう。BMIが低すぎると、標準に比べて妊娠期間が4倍多くかかってしまう報告があります。またBMIが高すぎる場合は、標準に比べて2倍多くかかってしまう報告も。

妊娠できたとしても、流産の確率が高まるなどメリットはまずありません。可能な範囲で構いませんので、健康的な食事を心がけて標準的な体型を目指しましょう。


(4)ストレスやプレッシャーを感じないようにする

ストレスが不妊と関係すると、色々な国の近年の研究で分かっています。ストレスが増えるとプロラクチンというホルモンが分泌され、排卵機能を抑えてしまうからです。そのため常に楽しいことを考えて、妊活中もリラックスできる環境を作るのが大事です。

セックスが気持ち良くないと、「セックスが嫌」でストレスになってしまいます。普段から気持ち良いセックスができるよう、夫婦で足並みそろえて頑張るのが大切です。

「子どもができない」と、焦りを感じてしまう時もあるでしょう。しかし一度でもいいので楽しく開放的なセックスをしてみると、案外上手く子作りができる可能性があります。


(5)冷え性を改善し子宮や卵巣を活発にする

妊娠しにくい体質として、冷え性が上げられます。女性が発症しやすい症状で、血液が心臓部分などに優先的に運ばれるため、子宮などに届かず機能が低下するように。また妊娠に必要な場所にホルモンなども届かないため、妊娠率の低下に繋がってしまいます。

気づいた時にストレッチをしたり、散歩で運動不足を解消したり、血行促進する食べ物を食べて冷え性改善に努めましょう。冷え性も大きな問題になり得るので、医療機関を受診するのがおすすめです。


(6)ブライダルチェックは男性と一緒に受ける

ブライダルチェックは、男性と一緒に受けましょう。あなた自身に問題がなくても、男性側に問題がある可能性が十分にあります。

プライドが高い男性は、自分自身に問題があると思いたくないためブライダルチェックを断る場合もあるでしょう。中には、「ブライダルチェックをするくらいなら子どもはいらない」という男性もいます。

男性のプライドを傷つけないよう、「最近は男性用のプランも充実してるんだって」「一緒に受けてみない?」と優しく提案してみるのがおすすめです。

個人の尊厳に関わるような問題ですが、男性女性共に受けてデメリットがありません。またきちんと処置をすると、妊娠の確率が格段にアップします。ブライダルチェックは、女性のみの話ではありません。男性と一緒に、ぜひ受診してみてください。


子作りに最適な体位を知って妊娠率をグンと上げよう

子作りしやすい体位を、5つご紹介してきました。どの体位でも妊娠の確率は大きく変わりませんが、強いていうなら仰向けの体位が良いのが分かりましたね。また不妊の要因は、思いも寄らぬところに隠れています。

女性だけの問題ではないため、パートナーとも相談しながら決めていくのがおすすめです。デリケートな問題のため、パートナーの感情をよく考えながらひとつひとつ発言していきましょう。

・1番おすすめの体位は「正常位」
・奥までちんぽが入る気持ち良い体位は「深山本手」
・少しアクロバティックな体位なら「撞木ぞり」

がおすすめです。体位はもちろん、タイミングやセックス頻度、妊娠の確率を高める方法もぜひ試してみてくださいね。以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

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