皮オナニーの正しいやり方、リスクまとめ｜仮性包茎だと悪化しない？

ひと口にオナニーと言っても、よく見てみるとそのやり方には違いが。亀頭を中心に刺激する亀頭オナニーもあれば、皮ごと握ってしごく皮オナニーもあります。とくに後者は包皮の裏側とサオをこすれ合わせる独特なオナニーで、一度ハマるとやみつきに。今回はその皮オナニーの正しいやり方とリスクについて、まとめて詳しく解説します。日本人男性に多い仮性包茎との関わりにも注目し、衛生面や健康面への影響も併せて分析しました！

皮オナニーは包皮ごとしごくオナニーのこと

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Dole_jp(@dole_jp)がシェアした投稿 - 2019年 1月月15日午後6時53分PST

“皮オナニー”と聞くと何やら特殊な自慰法のようですが、サオを皮ごと握ってしごくオナニーで珍しいものではありません。手のひらとチンコとの摩擦ではなく、包皮の裏側とサオがこすれてそこに快感が生まれます。

子どもの頃のおちんちんは、すっぽり皮に包まれていました。大人になるにつれ包皮がむけて亀頭があらわに…という話をよく聞きますが、日本人男性に関する限り事情は全く異なります。

「真性」か「仮性」かは聞いていないのですが、「真性」の割合は数％程度とも言われているので、およそ70％が「仮性包茎」と考えてもよさそうです。
引用：NHK

2019年10月実施の、4,800人を対象としたインターネット調査の結果。7割の日本人男性は、ふだん亀頭の一部あるいは全部が皮でおおわれたままなんです。

勃起時にはむける場合でも、結果的に皮オナニーになっているケースが大半。誰にとってもじつは身近な皮オナニー、その魅力と弊害をこれから詳しく見て行きましょう。

皮オナニーのメリット：手を汚さない＆亀頭の感度を維持

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カインズ(@cainz_official)がシェアした投稿 - 2020年 6月月14日午後9時00分PDT

自分では当たり前だと思っていたら、じつは皮オナニーだったという事がよくあります。皮を握ってしごいているか、皮がむけきった状態のサオをしごいているか、今一度確認してみて下さい。もし前者ならば、これから紹介するメリットの恩恵をすでに受けています。

手が汚れない

ゲームで遊んでいて、プレイの内容に関係なく、不意にムラムラもよおす事ってありますよね？でもオナニーすると手が汚れるので、終えたあとそのままコントローラーを握るのには抵抗が。

その点皮オナニーなら、手のひらが触れるのは包皮表面だけ。すごくきれいとは言いませんが、ずるむけのサオを握ったら当然べとべとするわけで、はるかに清潔です。

オナニーしたんだから手を洗いに行けばいいわけですが、これが意外と面倒くさいもの。皮オナニーなら、一時中断したゲームをすぐに再開できます。

亀頭の感度が維持できる

「膣内射精障害」という言葉、1度は耳にした事があるでしょう。膣に挿入したときの刺激ではイケなくなる症状で、男性のオナニーに原因があるとされています。強く握り、激しくしごく。しかもオカズは、AVなどの過剰な性描写。強烈な刺激に慣れっこになって、亀頭の感度が鈍ってしまうわけです。

ところが皮オナニーは、やわらかい包皮の裏側との摩擦刺激がメイン。すっぽり皮におおわれていた子どもの頃を思い出して下さい。うっかりむけて亀頭に何か触れようものなら、痛みで飛び上がったのではないでしょうか？

今から思えばあれは痛みではなく刺激だったわけですが、あまりにナイーブな亀頭ゆえ激痛が走ったかのように感じました。亀頭が敏感な男性は、膣内射精障害に苦しむ事もありません。皮オナニーは亀頭の感度を維持できる点で、非常に優秀な自慰のやり方と言えます。

皮オナニーのデメリット：チンカス問題＆早漏促進

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長所は短所と言われる通り、皮オナニーにはメリットの裏返しのデメリットが存在します。皮オナニーの2つのデメリットを見て行きましょう。

チンカスが溜まりやすい

手が汚れないのはメリットでしたが、あふれた精液が包皮の内側に留まってしまうケースも。中には亀頭をすっぽりおおった状態で発射を楽しむ人もおり、そういう場合はとくに衛生面が心配になってきます。

俗に“チンカス”と呼ばれる恥垢は、おしっこや精液の残りカスです。包皮におおわれた部分の亀頭にこびりつき、いやなチーズ臭を発します。またチンカスは炎症や性感染症の発生源となりやすく、健康面でも非常に問題です。

入浴時にしっかり洗浄できれば問題ありませんが、オナニーのたびにシャワーを浴びる人はいないはず。気をつけてはいても、皮オナニーだとチンカスが溜まりやすくなります。

敏感な亀頭が早漏を招く

包皮におおわれた大人の亀頭は、たとえて言うなら過保護の状態。下着に接してこすれたり、手で直接ごしごししごかれたりする機会から、包皮によって手厚く守られているわけです。

亀頭を鈍麻させず感度を維持できますから、先ほどメリットで挙げたように膣内射精障害の心配はありません。しかし逆に亀頭があまり敏感すぎると、今度は早漏になる心配が出てきます。

挿入後あっという間に果ててしまったら、女性が感じる不満は膣内射精障害の男性を上回るでしょう。遅漏ならば勃起チンポは長く膣内にとどまり、その間女性は快感を得られるからです。

皮オナニーの正しいやり方を解説｜気持ちいい合わせ技も紹介

メリット、デメリット両方ある皮オナニーですが、ここではその正しいやり方を紹介します。「言われてみれば自分のも皮オナニーだった」という人は、ご自身のオナニーと照らし合わせてチェックしてみましょう。

サオを握ったら動かすのは包皮だけ

オナニーですから、しっかり勃起するまでは多少荒々しくしごく場面もあるでしょう。しかしいざ大きくなったあとは、握った皮をあまり強く引っ張らないのがコツです。

皮そのものを前後に動かす事が主眼であって、皮の表面を伸び縮みさせる事が目的ではありません。皮がびろ～んと伸びたら気持ちいいかと言ったら、当然そんな事もないわけです。しつこくくり返すと包皮が伸びきってしまい、セックスの妨げになる危険があります。

勃起したサオをしっかり握ったら、あとは包皮だけを動かすイメージで行ないます。あくまで皮の内側との摩擦が刺激の源です。皮に余裕があれば先端の方まで動かし、亀頭を包み込むようにすると快感が増します。

皮を動かすときは常にカリ首の部分を意識する

包皮を手前に引きずり下ろすと、カリ首も同時にぐいっと引っ張られます。逆に前方へスライドさせれば、今度はダブついた皮がいちどきにカリ首のところに押し寄せる形に。

包皮の裏側との摩擦が心地良い皮オナニーですが、最高の性感帯である亀頭を無視する必要はありません。亀頭でもとくにカリ首の部分は、皮オナニーの快感を押し上げるのにたいへん役立ちます。

握るのはサオで、動かすのは包皮。そしてもう1つ、ピンポイントで攻める場所としてカリ首を強く意識すると効果的です。積極的に活用しましょう。

亀頭を包皮ですっぽりおおえば、膣内感覚が味わえる

皮オナニーの醍醐味の1つが、膣内射精を疑似体験できるところ。包皮の裏側と女性の膣壁とはまるで違うと言えばその通りですが、濡れて生温かくやわらかい性質は共通しています。

勃起状態で亀頭をすっぽりおおうのは誰にでもできる事ではなく、無理に引っ張ると痛いですし包皮が伸びきってしまう弊害もあるので万人にはおすすめできません。

ただすっぽり全部おおわずとも、亀頭の下半分とか3分の2くらいまでカバーできたら、少し妄想を働かせるだけで膣内感覚を味わえるはずです。

皮オナニーのよくある疑問まとめ

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最後は皮オナニーに関する素朴な疑問をまとめてみました。仮性包茎との関わりで、気になる点が多いようです。

仮性包茎だと悪化しない？

最初に述べた通り、日本人男性の7割は仮性包茎。勃起時に亀頭を露出させる事はできますが、ふだんは全体あるいは一部が包皮に包まれています。ちなみに真性包茎はこれとは全然違って、いついかなるときにも亀頭を露出させる事ができない重篤な症状です。

皮オナニーがやりやすい分、仮性包茎の悪化が気になると言う人がいます。でもちょっと待って下さい。そもそも仮性包茎は改善すべき“症状”なのでしょうか？

「『仮性包茎』の状態であっても、全く問題はありません」
神戸市にある泌尿器科、石川クリニックの石川英二院長に聞くとそう話してくれました。
(中略)
「ただ、清潔にしたほうがよいので、洗ってください。せっけんをつけて洗いすぎると、脂分がなくなったりはれたりすることもあるので、水で洗い流すような感じがいいです」
引用：NHK

医学的には、仮性包茎は“症状”では何でもないんですね。皮オナニーでマイナスに働く事があるとすれば、皮が伸びて平常時亀頭がすっぽりおおわれる点。デメリットで指摘した通り、恥垢や雑菌が増えやすい環境になりがちです。

ただ「仮性包茎が悪化するか？」と言われると、そもそも“症状”ではありませんから、答えはNO。とはいえ衛生面では若干不利な事は確かですから、入浴時にていねいにケアする事が必要になります。

ずっと皮オナニーのままでOK？

仮性包茎は症状ではありませんが、デメリットは存在します。チンカスが溜まりやすい衛生面の問題と、亀頭の感覚が磨かれにくいところです。

皮オナニーは言ってみれば、仮性包茎の2つのデメリットのうち後者を助長するものです。亀頭の感度が維持されると言えば聞こえはいいですが、実際のセックスでは早漏になりかねません。

よってもっぱら皮オナニーだけ、というのは避けたいところ。サオをじかに握ってする通常のオナニーや亀頭オナニーなど、他のやり方と併用するのが望ましいでしょう。完全に卒業する必要はありませんが、ずっと皮オナニーだけだと弊害の方が大きくなります。

まとめ：非包茎は少数派！正しいやり方で皮オナニーを満喫しよう

昔ほど銭湯に行かなくなり、他人のチンコを見る機会が減りましたね。調査によれば、いわゆる“ズルムケ”はわずか25％。皮オナニーは日本男児のスタンダードです。

ならば正しいやり方で楽しみたいもの。チンカスを溜め込んだり早漏になったりしないために、この記事の内容がお役に立てば幸いです。

引っ張りすぎに注意して、やさしく包まれる皮オナニーの快感を満喫しましょう。以上、panpan（パンパン）編集部からのお届けでした。

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