勃起障害？セックス中に中折れする原因 4選

自慰ならちゃんと最後までできるのに、セックスになると途中で中折れしてしまう……。そんな悩みを抱えている方はいませんか？男性としては、大きな悩みにもなりやすい中折れの原因について、今回は探っていきたいと思います。

中折れの原因①加齢によるもの

中折れ経験者の中には、「若い頃はそんなことがなかったのに！」と言う方も、多いはずです。これに関しては、年齢によって変化する男性ホルモンの分泌量が深く関わっています。男性ホルモンは15歳前後、いわゆる思春期の頃から分泌が盛んになり、20代でピークを迎えます。そして、その後は、30代、40代、50代……と、年々分泌量が減少していくのです。男性ホルモンは勃起力にとても大きな影響を与えるものですから、分泌量が年々減るのに従って、勃起力も低下。中折れしやすくなる原因に直結してしまうのです。

このように加齢による中折れは、個人差はあれど、ある種、誰もが通る道です。とは言え、改善したいのであれば、男性ホルモンを増やすために『アルギニン』という栄養素を摂取することをおすすめします。アルギニンは、ウナギやニンニクといった精力増進食材として有名なものにも入っていますが、より効率的に摂取するためには、サプリメントをおすすめします。

中折れの原因②精神的なもの

男性にとってセックスは、プライドと密接に関わることが多く、ゆえにセックス中の何らかにより、精神的に傷つき、中折れの原因になってしまうこともよくあります。たとえば、サイズや形について、女性からちょっと茶化されてしまっただけでも、それがセックスの度に気にかかり、中折れしてしまったり。相手に何か言われた訳でなくても、一度中折れを経験したがために、「また、中折れしたらどうしよう」という不安が、結局、中折れを引き起こしてしまったり……。

ほかにも、セックスに関わらず、日頃からストレスを強いられる環境にいたりなど、精神的に追い詰められているような状態では、中折れがしやすいものです。このような精神的なものが原因となっている中折れの場合は、医療機関にかかることをおすすめします。カウンセリングが必要になることもありますが、自信低下が原因となっているのであれば、バイアグラを処方してもらい、その効果によってでも、きちんと最後までセックスができれば、自信回復に繋がり、改善していくことも多いのです。

中折れの原因③抗うつ剤など薬の副作用によるもの

抗うつ剤や精神安定剤といった薬の多くには、副作用として、性欲の減退が明記されていることが多いものです。というのも、抗うつ剤はセロトニン2受容体を刺激するものであり、この刺激が不安感などを和らげてくれる代わりに、どうしても性欲を減退させてしまうからです。

しかし、中折れしてしまうのがいやだからと、精神的にとても辛いのにも関わらず、病院にかからなかったり、処方された薬を途中で止めてしまうことは、より症状を重くしてしまう可能性が高いので、気をつけてください。抗うつ剤などの中には、中折れの治療薬と併用として服用することができるので、気になる時には、担当医に相談をしてみてください。

中折れの原因④高血圧など病気によるもの

高血圧などの血管に異常をきたすような病気は、中折れの原因になりやすいと言われています。ペニスが勃起するには、海綿体の動脈に大量の血液が流れ込んで来なくてはいけません。ですが、高血圧などにより、血管が収縮してしまっていると、血液の循環が滞り、十分に勃起するほどの血液が流れ込んでこなくなってしまうのです。

血液に関係するものであれば、肥満などの生活習慣病や、タバコなどによって、血液がドロドロになってしまったりなども中折れの原因になりやすいので注意が必要です。これらに関しては、とにかく日頃から、健康的な生活を心がける必要があります。また、高血圧などの病気にかかっている場合には、バイアグラなどの精力剤を服用できないこともありますので、こちらも担当医に必ず相談をしてください。


以上、『勃起障害？セックス中に中折れする原因 4選』でした。セックス中に中折れしてしまうと、相手にも悪く感じて、「なんとかイかなくては……！」と、十分に勃起していないのに、射精してしまうこともあるのではないでしょうか。しかし、柔らかいままでイク癖がついてしまうと、それが習慣になり、かえって勃起力が低下してしまう恐れがあるので、どうぞお気をつけください。