ED(勃起不全)の治し方 4選【完全ガイド】

「EDかもしれない…」という悩みをお持ちでも、中々パートナーへ打ち明けられず塞ぎ込んでしまう方も多くいるこの病気ですが、治療を受けることで劇的に改善したり他の病気が判明することもあるんですよ。今回は、ED(勃起不全)の治し方をお教えします！

EDについて知ろう

EDとは、英語で『Erectle Dysfunction』といいその頭文字をとって呼ばれている病気です。『勃起不全』、『勃起障害』とも呼ばれるEDは日本において成人男性の4人に1人が悩んでいるものであり、最近では女性も相談をすることもあります。

症状としましては、完全に勃起しないという状態というよりは「勃起しても途中で萎えてしまう」、「勃起に時間がかかる」といった目に見える症状の他に「セックスにおいて自分の満足いく快楽を得ることができない」という悩みもEDの疑いがあるとされています。

セックスの際に充分な勃起が出来なければ、満足に行うことは難しいですよね。しかしながら悲観する必要はなく、正しい治療を行うことで改善されることが多く、そして沢山の人が同じ悩みを抱えているということを覚えておきましょう。

EDの原因とは

EDになってしまうにはいくつかの原因があるとされています。皆様が思うEDの原因の多くは「加齢」や「女性不信=精神的な問題がある」という部分かと思いますが、これらの他にも「神経系の障害」、「生活習慣病（糖尿病や高血圧など）」、「泌尿器および腎臓の疾患の疑い」、他の病気で服用している薬によってはEDになる副作用をもつものもあります。

よって、EDによって分かる重大な疾患が見つかることもありますので、恥ずかしがらずに病院へ行き検査をする必要があるのです。心療内科、泌尿器科にて診察してもらうと確実ではないでしょうか。

いくつかある原因から自分がEDになった理由を知ることはとても大切だということですね。

EDの治し方01:薬での改善

さて、ここからが本題です。現在行われているEDの治療法をいくつかご紹介したいと思います。

まずは薬の服用による改善法です。ED治療薬を使用することで実に80%以上の方に効果があるとされ、改善策としてとても期待できるものです。主な薬は3種類あります。

■バイアグラ
よく「勃起させるため」に使う媚薬のようなイメージを持つ方が多いですが、れっきとしたED治療薬です。世界で最初に開発されたということもあり知名度はかなりあります。

20年近く多くの男性の悩みを解消し、今もなお効果的であるとされる魔法のような薬です。バイアグラはセックスの30分前の空腹時に飲むことが大切です。胃の中に食べ物がありますと効果が半減してしまう点に注意しなくてはなりません。適量であれば飲酒をしていても大丈夫です。持続効果は5時間程度とされています。

■レビトラ
バイアグラ同様に、日本で認可されている薬です。バイアグラよりも後に発売されたレビトラの特徴としましては、水に溶けやすく即効性があるという点です。バイアグラよりも食事による影響を受けにくいということですね。

レビテトはセックスの前20～30分前、空腹時に飲むことでかなりの効果を期待できる薬です。飲酒時も適度ならば使用可能です。持続効果はバイアグラ同様に5時間程度となります。

■シアリス
2007年に日本でも認可されました最新のED薬です。この薬が上の2種と異なる点は、持続時間がとてつもなく長くなったという点です。バイアグラ、レビトラが5時間程度なのに対し、シアリスはなんと「36時間」も持続します。

また、レビトラ同様に食事で作用が薄まるといった可能性は低く、飲酒も適度でしたらば使用可能です。ただし、セックスの3時間前に服用する必要がありますのでご注意くださいね。

■副作用
バイアグラ、レビトラは同じような副作用があり、軽度の頭痛や鼻づまり、目の充血や胸焼け、体の火照りが起こる場合があり、9割の人にこれらの症状が出ます。一方シアリスは成分が先の2種類よりもマイルドなために副作用は少なく、3割程度の人が副作用があると答えながらもかなりの軽度であると認識されています。

これら3種がありますが、比較的シアリスがお勧めで、最近ではシアリスを選択する方が多いとのことです。金額はいずれも1200～1700円程度で差異があまり無いので、是非最新であるシアリスも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか？

EDの治し方02:ICI 療法

ED治療薬で改善が見られなかった場合、ICIという治療法があります。これは医師によって直接陰茎海綿体へと薬を注入し、その作用で強制的に勃起をさせる方法です。

ED治療薬はセックスでの刺激がなければ勃起しないのですが、ICI療法の場合は強制的ですので刺激は必要ありません。

しかしながら未だ日本では認可されていない療法ですので、自己責任でしか治療を出来ません。また、痛みはないとのことですが注射をされる恐怖から拒否をするケースも多いのが現状です。

注入後30分程度で勃起し3時間程度続くということですが、筆者としましてはこの状態で外を歩かなければならないという点も精神的な不快があると考えます。また、無理に勃起しているために挿入しても気持ち良くないといった不満もあり、ED治療最後の砦とされていますが患者からすれば、未だ改善されてほしい治療薬といえますね。

EDの治し方03:生活習慣の改善を

EDの根本である原因を探り改善するといった方法です。EDの原因で述べましたようにとりわけ生活習慣病の疑いがある方にはとても効果があるといえます。

まず食事面においては、脂質および炭水化物の多量の摂取を控えるとともに魚や海草、納豆、お酢、ネギなどを積極的に食べるようにしましょう。良質な油を摂るといった点ではサラダ油ではなくエクストラバージンのオリーブオイルであったりアマニ油などのオメガ3系に分類される油を摂ることをお勧めします。

アマニ油はお味噌汁に小さじ1杯程度いれるだけでも充分効果があり、血液がサラサラになる効果があるのでお勧めですよ！

そして、生活習慣を改善するためには食事と同時に適度な運動も必要になってきます。とりわけED治療に向いているとされるのは下半身を鍛える運動です。スクワットであったり、軽いジョギングなどを取り入れましょう。ただし、長時間のサイクリングは下半身の血の巡りを悪化させて精子の状態を悪くすることで知られていますので、それには気をつけてください。

EDの治し方04:スローセックス

精神的な不安定さから起こるEDの場合は、セックスの方法を変えてみることで効果が期待できます。ED治療においては『セックスを沢山しましょう！』といった医師の言葉もあるほどにとても大切なことになってきます。

まず、セックスとは決して性的な快楽のためではなく「愛する喜び」、「魂のつながり」といった哲学的でありとても神秘的なものです。セックスをすることで彼女や妻と、深く魂が繋がれるような幸福に充たされることが大切です。

愛撫においては、ゆっくりとソフトなタッチを心がけ挿入においても肌を密着するように正常位で抱き合い、激しく腰を揺らすのではなく交接したままお互いの表情を見合う、などのゆったりとした時間を共有できるよう心がけてみましょう。


いかがでしたでしょうか？EDは様々な要因からなるものですので、まずは自身の原因を探る必要がります。そして、貴方だけではなく多くの人達が同じ悩みを抱えており、至極普遍的な病気であると心を軽くすることが大切です。恥ずかしがらずに早期に治療を施すことで、きっと改善できることでしょう。

以上、panpan（パンパン）編集部からのお届けでした。

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