ひょっとしてクラミジアかも？！一人で出来る検査キットの使用方法

アソコがかゆい、おしっこのとき痛い…、ひょっとしてクラミジアかも？！さっそく病院に行きたいところですが「そんな暇ない」とか「恥ずかしい…」という人も多いのではないでしょうか？ここでは一人で出来るクラミジア検査キットの使用法を解説しますので、ぜひ参考にしてください。

クラミジア検査キットの使用方法①：検査キットの購入

クラミジア検査キットは「STDスワブ」などの名称で、登録衛生検査所の認可を受けた検査会社がネット販売しています。(ＳＴＤとは性感染症、スワブは検体採取用の綿棒のことです。)クラミジアだけでなく複数の性感染症を一度に検査できるものもあります。

購入手続きが完了すると自宅や指定した住所に郵便等で届きます。検査キットは一般のドラッグストアや薬局では手に入りませんのでご注意ください。

クラミジア検査キットの使用方法②：性器クラミジアの検査方法

検査方法は男女で異なります。男性の場合は検尿の要領で少量の尿を専用の容器に採取します。女性の場合は長い柄の付いたスワブをしゃがんだ姿勢で膣内に挿入し、分泌液を拭き取るようにして採取し専用の容器に密封します。

クラミジア検査キットの使用方法③：咽頭クラミジアの検査方法

クラミジアはディープキスやオーラルセックスでも感染しますので、のどの検査も必要です。うがい液を使う方法とスワブを使う方法があり、キットによって方法は異なります。

うがいの場合は、水で10秒程度うがいをして、吐き出したうがい液を専用の容器に少量採取します。スワブの場合はのどの奥にスワブを擦りつけて唾液を拭き取るように採取し専用の容器に密封します。スワブの検査は吐き気を催したりして慣れてないとキツイかもしれません。うがい液でもスワブでも検出率に大差はありません。

クラミジア検査キットの使用方法④：検査結果の確認

採取した尿や分泌液等の検体は専用の容器や袋に入れて密封し、販売者である検査会社に返送します。1週間程度で検査結果が郵便等で届きます。このようにネットで申し込み、以後のやりとりもすべて郵便や電子メールで行いますから、病院へ行かなくても一人で検査を受けることができるのです。

クラミジア検査キットの使用方法⑤：費用はどれくらい？

キットによって価格は異なります。クラミジアだけの単品キットですと3,000円程度からです。クラミジア+淋病+梅毒など複数の性病を一度に検査できるものもあり、その分値段は高くなりますがお得です。検査項目を自分で選べるキットもあります。

注意を要するのは、このような検査キットには健康保険が適用されないことです。普通に病院に受診する場合は健康保険が適用されて1～3割負担で済むので、一般に検査キットの方が割高になることが多いでしょう。

クラミジア検査キットの使用方法⑥：注意事項等

性病をはじめとして多くの感染症には、ウインドーピリオドという検査の空白期間があります。性病によって異なりますが、クラミジアの場合、ウインドーピリオドは3日間とされています。つまり、感染してから3日以上経過しないと検査しても菌が検出されないのです。検査日にはご注意ください。

検査キットは、あくまでスクリーニング検査で、感染の可能性の有無がわかるだけです。よって結果が「感染可能性有り」の場合は病院で高精度の再検査を要します。また、これらの検査キットは治療ではありませんのでクラミジアが治ることはありません。性病は我慢したり、休養しても治る病気ではありませんので、感染可能性が有る人は速やかに、できれば恋人やパートナーも一緒に病院を受診してください。


いかがでしたでしょうか？検査キットは、費用や精度など気になる点はありますが、感染の有無を気軽に、こっそり確認する手段として有用ですね。

以上、panpan（パンパン）編集部のお届けでした。

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