『遅漏』の根本的な原因まとめと、改善する方法【保存版】

遅漏って早漏の人からみれば羨ましい限りですが、なかなか射精できないというのもかなり辛いものなんですよね。相手の女性にも身体の負担だけではなく、「私じゃイけないの…？」「私のアソコ、緩いのかな…」という心理的な負担までかけてしまいます。遅漏の原因を突き止め、改善していきましょう。

遅漏とは？

早すぎる射精（早漏）に対し、なかなか射精できない事を遅漏と言います。「なんだ、羨ましいじゃないか」という人もいるかもしれませんが、本人にとっては辛い物なんですよ。我慢して射精しないのと、射精したくてもできないのとでは違います。相手の女性の膣の締まりに問題のある場合もありますが、セックスをしてもあまり気持ちが良くなく、概ね15分～20分でも射精できない場合は遅漏を疑いましょう。

遅漏のメリット・デメリット

遅漏の数少ないメリットは、精神的な愛情を求めず長時間挿入されていたい女性や、何度もイきたい女性、色々な体位で楽しみまくりたいという女性には喜ばれるかもしれない、という事位です。でもそんな女性でも長時間挿入されていると、だんだん痛みを感じる事ようになってきます。疲れるし飽きるしアソコはヒリヒリしてくるしで、もう勘弁して…（汗）と嫌になってしまう事になります…。

男性にとっての遅漏のメリットは、意外かもしれませんがほとんどありません。せいぜい一回のセックスで、色々な体位でする事ができる、彼女より早くフイニッシュする事はまずない、という事位でしょうか。むしろイきたくてもイけない焦りと、相手の女性への申し訳なさでどうしようもなくなり、結局射精できずに終わってしまう事も少なくないのです。

セックスの醍醐味は、二人共満足してフイニッシュ！ですよね。自分がイけないのも嫌だし、自分だけイっても相手がイケてないと、モヤモヤっとしてしまいます…。相手の女性がイキそうなのに合わせて、自分もフイニッシュに持っていくのが理想のセックスとするならば、残念ながら遅漏君には、それができないのですよ。

遅漏の原因：その①オナニーの仕方に問題アリ≪圧力≫

よく言われるのが、オナニーの仕方にいくつか問題がある場合があるという事です。オナニー時にペニスにかける圧力が強すぎると、セックスの時の膣圧では満足できない事があります。女性の膣圧は4kg位が平均だそうですが、普通の男性がオナニーをする時の握力も、だいたいそれ位なんだそうです。それが10kg位の握力で握る男性もいるようで…。

そんな強さでオナニーをし続けていたら、いざ膣に挿入！！で、アレ？なんだか締め付けが弱い…という事になるのは当然ですよね。同じ理由で、床にペニスを強く押しつけるようなオナニーや、サイズの合っていないキツいオナホールを使う等もいけません。

遅漏の原因：その②オナニーの仕方に問題アリ≪シチュエーション≫

また、特定のシチュエーションでの妄想によるオナニーばかりだと、現実でも同じシチュエーションじゃないと興奮できなくなるという事もあります。例えば、これが一番興奮するからと痴漢をする妄想やＡＶだけでオナニーをしていると、現実も痴漢以外でのセックスでは満足できなくなる事があります。

妄想だけではなく体勢も問題になる事があります。いつも同じ体勢でオナニーをする事等により、うつ伏せじゃないと射精できない、椅子に座っていないと興奮しにくい、身体は横向きじゃないとダメ等、特定の体勢等でないと射精し辛くなる事があります。また、タオルや人形などの特定の「なにか」を触っていないと射精できない、という事もあります。

オナニーの仕方に問題アリの場合の改善法

まずは、しばしオナニーの回数を減らしましょう。射精をしないでいるとセックスをした時の快感が増しますよ。ただし10日以上長期間射精しないでいると、勃起障害になってしまったり、精子の運動率や生産率が下がってしまうデメリットもあるので注意して下さい。

オナニーをする時は、コンドームにローションなどの潤滑剤を入れて、ペニスを包み込むように軽く握り優しくゆっくりしごいてみて下さい。疑似膣オナニーとでもいいましょうか、女性の膣の中に近い感覚でオナニーをする事によって、実際の膣でも射精できるようになってきます。

妄想癖のある人はいつもの妄想ではなく、実際の女性とセックスをしているつもりになる事が大事です。ＡＶやアニメ等は、現実の女性とは違うという意識を持ち、普段から性的な刺激は控えめにします。特定の体勢や物に拘りのある人も、少しずつ拘りを壊していきましょう。

遅漏の原因：その③ストレスや精神的に問題アリ

男性でもレイプ経験のある人はたくさんいます。精神的なショックから、セックスがトラウマになってしまい、どうしてもうまくセックスができなくなる事があるのです。本当に愛する人とのセックスでも、いざセックス！となると、忌まわしい記憶が蘇ってしまい、勃起はできても気持ち良くなれずに射精できない…。

また、ペニスが小さい、形状が変、女性にモテない、過去に性に関するショックな事を言われた（下手クソ、汚い、臭い等）などの劣等感があると、うまくセックスできなくなる場合があります。

日本ではあまりないかと思いますが、宗教的に「セックスは不浄な事」という性教育によって、罪悪感が伴い、者ら胃ができない場合もあります。宗教的な教育ではなくても、子供の頃に「セックスは悪い事」と思ってしまうような事があると、大人になっても「悪い事」という意識が働いてしまう事があります。例えば、親のセックスを目撃してしまい激しく叱られた、ＳＭ雑誌などのアブノーマルなセックスを目撃して恐くなった、等があります。

また性には関係なく、仕事上のストレスや将来への不安、大きな悩み事や緊張等もセックスに集中できない結果、射精しにくい状態になる事があります。

ストレスや精神的に問題アリの場合の改善法

場合によっては、彼女の愛とリラックスできる環境でのセックスで改善される事もあります。彼女の協力を仰ぎ、二人で解決できるならそれが一番です。焦りや不安、緊張は遅漏を悪化させるので、セックスの時に余計な事は考えず愛する彼女の事だけ、気持ち良くなる事だけを考えてみて下さい。セックスはいけない事でも恐い事でもありません。

ダメージが深く深刻な場合は、自分で改善するのは難しいため、精神科や心療内科等の専門医に相談に行く事をお勧めします。意外に薬で改善される事もありますよ。


遅漏は男性にとっても女性にとっても嬉しくない事です。遅漏という自覚のある男性は、女性に早目にカミングアウトして、魅力がないとかアソコが緩いとかではない、という事をはっきり伝えて安心させてあげて下さいね。彼女にも協力してもらえたら最強ですし、焦らずゆっくり改善して行って下さい！以上、panpan（パンパン）編集部のお届けでした。

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