膀胱炎とオナニーの関係性|再発を恐れず楽しむために知っておきたい予防法とは

膀胱炎とオナニーの関係性|再発を恐れず楽しむために知っておきたい予防法とは

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この記事を書いた人
テクニックで愛される
ピースフルえりこ
大人の恋愛小説や映画に刺激され、実生活でもスリルと興奮を求める女子ライター。元々は小説家志望でネタ探しも兼ねて自分でいろんな恋愛やセックスを試してましたが、その経験はpanpanのコラム記事で活かされることに。最近は妄想を膨らませる一人エッチにもはまっており、女性向けラブグッズのレビュー記事も書いています。赤裸々な私の本音を届けます。
オナニーで気持ち良くイッた後は、疲れてそのままぐっすり...。なんて人も多いのではないでしょうか。

しかしその行為はストップ!性器が汚れたままでは、膀胱炎のリスクが倍増してしまいます。特に女性は男性よりも膀胱炎になりやすいので注意が必要。

膀胱炎は割とポピュラーな病気なので軽く考えがちですが、実は入院する羽目になるリスクまである病気なんです。

そこで今回は、安心してオナニーを楽しむために膀胱炎とオナニーの関係を深堀り!膀胱炎になる原因から、治療法や予防法まで徹底解説しちゃいますよ。

これから膀胱炎に気をつけたい人だけでなく、もしかして膀胱炎かもと思っている人にも参考になる内容になっているので、ぜひご覧くださいね。


【この記事の目次】



女性は男性に比べ膀胱炎になりやすくオナニー時注意が必要

膀胱炎 オナニー
オナニーすると、気持ち良い快感と程よい疲れで、そのまま寝てしまうことってありますよね。

しかし性器が汚れたまま放置しておくと、膀胱炎になるリスクが高まり危険!特に女性は、尿道の長さが男性よりも短く、細菌が侵入しやすくなっています。

ただの膀胱炎と侮っていると、激痛や高熱を伴う腎盂腎炎に進行して入院する場合も...。

安心してオナニーを楽しむために、注意点や膀胱炎の予防法をチェックしておきましょう!


膀胱炎にかかってしまったらオナニーやセックスは控えるべき

膀胱炎になると、排尿痛や残尿感があり、いつもより性欲が低下する人が多いと思います。

しかしパートナーにセックスに誘われると断りにくいし、症状が軽いとムラムラしてオナニーしたくなる場合もありますよね。

完全に膀胱炎が治るまでは、オナニーやセックスは控えておくのが吉。せっかく良くなってきていても、指やペニスに付着した菌が、再度体の中に入ってしまい、良くありません。

早く膀胱炎を治すためにも、まずは安静にして体力回復に努めましょう!


膀胱炎になった時は必ず医療機関に相談しよう

膀胱炎の治療薬は薬局にも販売されているのですが、これらは排尿を促すもので、根本的な治療ができる薬ではありません。

オシッコと一緒にある程度の菌は流されるので、症状が軽くなる場合もありますが、しっかり治すためには医療機関に相談するのが大切。

症状が悪化すると、治るまでの時間も長くなり、再発しやすくなるリスクもあります。

面倒ではありますが、早めの受診を心がけましょう!


オナニーで膀胱炎になる主な理由は大腸菌の繁殖

膀胱炎 オナニー
膀胱炎を引き起こす原因となる菌は、ほとんどが大腸菌。この大腸菌が膀胱内で増殖することで、排尿痛や残尿感といった不快な症状が現れてきます。

では、どうして大腸菌が膀胱内で繁殖してしまうのか、詳しく見ていきましょう!


細菌が尿道口から侵入する

女性が男性よりも膀胱炎にかかりやすいのには、尿道口が膣や肛門と近いことに原因があります。

オナニーをするときには、愛液を性器全体に広げてクリトリスを激しく刺激したり、膣内にバイブを挿入したりして、快感を得ますよね。

そうすることで、肛門から近い位置にある、膣に付着していた大腸菌が広げられ、尿道口から侵入してしまうのです。


一度膀胱炎にかかると再び発症するケースが多い

膀胱炎 オナニー
膀胱炎を繰り返してしまうのには、セックスが原因になっている場合があります。

主な理由として

・セックスの前後にシャワーを浴びていない
・不潔な手で愛撫している
・セックスの後に裸で寝ている

この3つがあげられます。

膀胱炎にならない為には、とにかく清潔が重要なポイント。気持ちが高ぶってそのままエッチしたい、なんて時もありますが、軽くシャワーを浴びるようにしましょう!

その時には自分の性器だけでなく、男性器も十分に洗うこと。特に包茎や仮性包茎の人は、皮を出来る範囲で剥いて、しっかり汚れをとってくださいね。

なかなかキレイに洗ってとは言いにくいので、洗ってあげるのがオススメ!たっぷりの泡でヌルヌルと滑らせれば気持ちが良いですし、エッチな雰囲気にもなり◎。愛撫する手も洗っておくのを忘れずに。

セックスが終わったら、そのまま寝てしまわずに、シャワーを浴び服を着て寝るようにしましょう。体の冷えは膀胱炎につながるので、油断は禁物ですよ。


オナニーや性行為以外で膀胱炎にかかりやすくなる原因

膀胱炎 オナニー
オナニーやセックスで膀胱炎になりやすい原因を見てきましたが、他にも膀胱炎になりやすい原因がたくさんあります。

どれも生活習慣に深く関わるものが多く要注意!膀胱炎になりやすい人は、もしかするとこれからお伝えする原因に、関係しているかもしれませんよ。

それでは、1つずつチェックしていきましょう!


オシッコを我慢することが多い

オシッコがしたいのに長時間我慢していると、膀胱内に菌が繁殖してしまう可能性があります。

仕事の都合でトイレに行きにくかったり、外出先のトイレが不潔で使用したくなかったりと、様々な理由があると思いますが、我慢するのは良くありません。

3~4時間に1回はトイレに行き、オシッコを出すようにしましょう!


温水便座を使いすぎている

膣は、自分で細菌を排出して清潔に保とうとする、自浄作用が備わっています。

膀胱炎にならないためにと、頻回に温水便座で洗浄していると、自浄作用に必要な菌まで洗い流してしまうんです。

何事もやりすぎは良くないので、ほどほどに留めておきましょう。


生理中にナプキンを変える頻度が少ない

血やおりものが付いたナプキンを、長い時間そのままにしておくのはNG!性器に常に血がついた状態でいると、菌が繁殖してそのまま侵入しやすくなってしまいます。

さらに生理中は免疫力も低下してしまうので、いつもなら抵抗できる菌にも感染しやすいんです。

血があまり付いていない状態で交換するのは、もったいない気もしますが、こまめに交換するクセをつけましょう。


排便時に後ろから前にむかって拭いている

排便後には、必ず前から後ろに拭く習慣をつけましょう。肛門には大腸菌といった様々な菌が多く付着しています。

それを後ろから前に向かって拭いてしまうと、性器に菌を付着させることに。少々拭きにくい体勢にはなりますが、前から後ろにキレイに拭きとるようにしましょう。


膀胱炎の基本的な治療法と予防法

膀胱炎 オナニー
どんなに注意していても、時には膀胱炎になってしまうこともあります。そして再発しやすい病気でもあるので、注意したいもの。

もし膀胱炎になってしまっても、治療法と予防法を知っていれば、適切な対応ができて安心です。

万が一に備えて、正しい知識を学んでおきましょう!


抗生物質を内服する

オナニーやセックスによって起こる膀胱炎は、主に細菌感染が原因です。抗生物質などの抗菌薬を内服すれば、次第に症状が落ち着いてきますよ。

抗生物質は市販されていないため、薬局では買えません。病院を受診して医師に処方箋を出してもらう必要があります

膀胱炎かなと思ったら、必ず病院を受診するようにしましょう。


水分を多く摂る

オシッコをすれば、膀胱内の菌を外に排出できます。さらに尿道口に付着している菌も洗い流すことができ、有効ですよ。

普段からこまめに水分を摂る習慣をつけて、定期的に排尿することが大切です。最低でも1日に4回はトイレに行くように心がけると良いですね。


セックスやオナニーの後に排尿する習慣をつける

セックスやオナニーは、体内に菌を押し込んでしまう場合があるとお伝えしました。菌が体内に入るのを防ぐために、セックスやオナニーをした後には、オシッコを出すことが大事です。

ただトイレで排泄するだけと簡単なのに、膀胱炎の予防ができるので、行為後には毎回トイレに行きましょう!


疲労をためこまない

疲れが蓄積されていくと、体の免疫力が低下してしまいます。元気な時であれば抵抗できる菌でも、弱っていると抵抗できずに体内でどんどん増殖してしまうことに...。

十分な睡眠と、バランスの良い食事を摂って、体の免疫力を高めるようにしましょう。


膀胱炎は正しく治療、予防してオナニーライフを楽しもう!

膀胱炎は、女性の構造上かかりやすいポピュラーな病気です。膀胱炎になるのは、尿道口から菌が侵入してしまうことでしたね。

原因となる菌は主に大腸菌。膣は肛門と近い位置にあり、そこから出た愛液が尿道口触れることで、菌が入る可能性があります。

さらに汚れた手で性器を刺激してしまうのも、要因の1つ。

少しでも膀胱炎になるリスクを減らすために、オナニーをする時には、

・オナニーの前後でシャワーを浴びる
・オナニーの後に排尿する

この2つを守るだけでも、予防につながりますよ。

膀胱炎の正しい知識を持って、充実したオナニーライフを楽しみましょう!

以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

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