セックスが原因で膀胱炎に！知っておきたい予防方法

女性は男性よりも膀胱炎になりやすいといわれています。そしてその原因の一つがセックスだとも言われています。そんなセックスで膀胱炎になるのを防ぐ方法をご紹介します。

セックスによる膀胱炎を防ぐ方法①膀胱炎になる原因を知る

セックスで膀胱炎になるのを防ぐ方法を知る前に、なぜ女性だけが膀胱炎になってしまうのかをご説明します。「俺だってセックスが原因で膀胱炎になるかも？」男性だって思いますよね。もちろん男性だって膀胱炎になることはあります。でも女性に比べて男性が膀胱炎になる確率は低いのです。

それは男性の尿道より女性の尿道の方が短いという構造上の問題からなんです。女性は、おしっこが出る尿道口は膣や肛門の近くにあり、セックスで膣に細菌が付着したらたちまち細菌が広がり、尿道口から膀胱に細菌が運ばれ膀胱で炎症を起こって膀胱炎になってしまいます。

セックスによる膀胱炎を防ぐ方法②膀胱炎になる細菌を知る

膀胱炎が細菌によって起こるということを理解したうえで、今度は細菌の種類についてこれまた理解をしておきましょう。それを知ることで予防にもつながりますからね。膀胱炎を引き起こす細菌は、主に大腸菌と膣内にいるクラミジアの二つが原因です。大腸菌はご存知、腸に生息しています。ウンチをしたとき肛門に付着した大腸菌が尿道口から入り込み膀胱炎をおこすんですね。

同じくクラミジアも膣付近に付着してからそのまま尿道口から進入して、炎症を引きおこします。女性の尿道口は肛門や膣と近い位置にあるため膀胱炎になりやすいわけですね。

セックスによる膀胱炎を防ぐ方法③膣を傷付けない

セックスが原因で膀胱炎になるのを防ぐに重要なのは、膣周りを清潔にすることです。女性は寝不足や体調不良のときは膣内のクラミジア菌や肛門内の大腸菌が増殖することがあります。そんなときセックスでペニスを挿入前に指でクリトリスを刺激したりする手マン行為激しくしたりす膣周りに付着した菌が尿道口から進入してしまうのです。

また、膣周りはとってもデリケートなため爪で引っ掻いたり、激しく触りすぎると傷つきやすく、すぐに炎症をおこしてしまいます。男性側はセックス前は爪はきちんと短く整え、清潔な状態にすることが大切なんです。

セックスによる膀胱炎を防ぐ方法④無理なセックスはしない

膀胱炎になってしまう女性のなかでは無理なセックスをしたことが原因の場合があります。カーセックスやアナルセックス、アダルトグッズを使っての激しいセックスをやりすぎてしまうと、膣が傷つき感染しやすくなるます。アナル挿入した後クリトリスを刺激したり膣に挿入すると、大腸菌が侵入して特にきつい膀胱炎になることもあります。激しいセックスでは膣が不潔にならないよう気をつけて行うことが大切なんです。

セックスによる膀胱炎を防ぐ方法⑤コンドームを着ける

女性がセックスが原因で膀胱炎になってしまうのを防ぐには、男性側の協力も必要になってきます。女性が風邪をひいていたり、体調がすぐれない時は免疫力が低下しています。普段なら大丈夫なコンドームなしのセックスも免疫力が低下していると男性のペニスに付着している色んな菌でも膀胱炎になってしまうこともあります。

「そんなまるで汚いもののように……。」と思うかもしれませんが、人は大腸菌をはじめ色んな菌を持っているものです。免疫力があるとそんな菌も撃退できますが、弱っていると菌が繁殖しそれが体内に入り込み悪さをするのです。コンドームを着けてセックスすることは男性側にとっても避妊や感染予防になるため習慣つける方が良いでしょう。

セックスによる膀胱炎を防ぐ方法⑥セックス後の洗浄

膀胱炎を防ぐには膣周りを清潔にすることが一番の方法です。セックスをした後はお互いの精液や唾液などが膣周りについていると思います。それをそのままにしておくと、体温で温かくなった状態で下着をつけることでムレてしまい菌がどんどん繁殖してしまいます。それが尿道口から入り膀胱炎を引きおこしてしまいます。セックスした後は膣周りを洗浄するかシャワーをすることで膀胱炎を防ぐことができます。

男性側も「シャワーした方が良いんじゃない？」「じゃ、一緒にお風呂入ろうか？」などといってあげることで女性もすんなりとシャワーすることができますね。また、セックス後すぐにトイレにいっておしっこをすることでも菌は流されます。パートナーの女性がセックスの後トイレに行っても「ムードないな～。」なんて言わないであげてくださいね。まったりしたいのはわかりますが女性の体調不良のときはちょっとした工夫で膀胱炎を防ぐことができますからね。

セックスによる膀胱炎を防ぐ方法⑦体調管理をする

女性が膀胱炎になってしまうのは体調不良が大きく関係します。男性も同様、体調不良だと大腸菌などの菌が繁殖してしまい、そんなペニスを女性器に入れると途端に菌が侵入してしまい厄介なことになってしまいます。お互いが体調管理をし、免疫力を低下させないことがセックスによる膀胱炎の予防につながります。パートナーである女性側が膀胱炎になってしまうとセックスは暫く禁止となります。

一旦菌が繁殖するとなかなか完治しにくい膀胱炎。いつまでもパートナーの女性がセックスできないのは男性側もつらいでしょう。だからといって「もう。そろそろ良いんじゃない。」「コンドームつけるからさ～」なんてついついセックスをやっちゃうなんてことになると余計長引き熱が出たり血尿が出たり、激しい腹痛や腰痛になってしまい腎盂炎に移行する可能性もあります。

コンドームをつけてのセックスはあくまで膀胱炎の予防方法です。実際パートナーの女性が膀胱炎になってるときにコンドームをしたって意味がないのです。完全に菌が消滅するまでは刺激を与えないことが一番。膀胱炎になってしまったらとにかく病院で抗生物質を処方してもらい菌を殺し、冷さずゆっくりとすることです。そしてもちろんセックスは控えることが早い完治に繋がるのです。

いかがでしたか？膀胱炎はとても痛くて治りにくい病気です。そして結構簡単になってしまいます。セックスが原因でおこる膀胱炎はちょっとした注意をすることで予防できるんですね。以上panpan(パンパン)編集部がお届けしました。

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