みんなはどうしてる？妊娠中のセックスのポイント・注意点

妊娠という大きな変化が体に起こったとき、今までと同じように性活していていいのか気になる人は多いと思います。友達や医者にズバリ「セックスしてもいいですか？」とはなかなか聞きづらいでしょうから、妊娠中のセックスのポイントと注意点を紹介しちゃいます。

みんなの妊娠中のセックスの頻度

妊娠中にセックスどのくらいしてた？
＜初期＞
0回　19%
1-4回　30%
5-9回　28%
10回以上　23%

＜中期＞
0回　22%
1-4回　32%
5-9回　28%
10回以上　18%

＜後期＞
0回　32%
1-4回　40%
5-9回　14%
10回以上　14%

引用：妊娠中のセックス　みんなどうしてるの？～先輩ママに聞いてみました - goo ベビー

妊娠中のセックス、どのくらいのペースで行いましたか？
Ａ．妊娠前と同じペース　22.7%
Ｂ．妊娠前より減った　55%
Ｃ．１度もしなかった　22.3%

引用：妊娠中のセックスは問題ないの？ＬＣ

他の人が妊娠中にどれくらいセックスをしているかはやはり気になるところですが、調査結果によれば、妊娠前よりも頻度が減っている人が多いようですが、全くなしという人よりも、何回かはセックスをしている人が多いようです。

そもそも妊娠中にセックスしても大丈夫？

妊娠中もセックスはして大丈夫です。経過が順調な妊婦であれば、セックスをすることによって流産や早産の危険を招くことはないと考えられています。セックスをしてもお腹の赤ちゃんは子宮と羊水にしっかり守られているので、悪い影響はないとされています。

夫婦二人が愛を確かめ合う行為なので、妊婦の精神にも安らぎを与えられる効果があり、妊娠中にセックスを積極的にしたカップルと、消極的だったカップルを比較するとセックスに積極的な方が早産が少なかったというデータもあるようです。妊娠中のセックスが早産を防ぐわけではないですが、医者から止められていなければ避ける必要はありません。

妊娠中のセックスでの心得

妊娠という体の変化があるので、妊娠前と全く同じセックスというわけにはいきませんよね。激しいセックスで快感を求めるよりも夫婦二人で愛を確かめ合うコミュニケーションの一つと捉え、お互いいたわり合いながら絆を深めていくようなセックスを心がけましょう。

また、出産準備のためのトレーニング運動という捉え方もできますよ。妊娠中、特に後期はどうしても動くのがおっくうになって運動不足になりがちです。ですが、適度な運動をしていないと出産時に必要な筋肉が動かなくて思いがけず難産になることもあります。そんなとき夫との愛情あふれるセックスは正に適度な運動となりますよ。

妊娠中のセックスの注意点

妊娠中はセックスをしてもいいとはいっても、いくつか守るべき注意点があります。女性は妊娠に伴って吐き気や疲労感を感じるので、夫婦で話し合ってお互いが納得できる状態の時にセックスをしましょう。女性が嫌がっている時に無理にせがまない、男性の性欲が溜まっていそうならオーラルセックスをするのもいいですね。

物理的にもお腹を圧迫しない体位を選びましょう。乳首への刺激は子宮の収縮を促し、痛みに繋がりやすいので控えましょう。妊娠中は抵抗力が弱まり感染症にかかりやすくなるためコンドームをつけてのセックスを心がけましょう。また、子宮口を強く刺激したり激しく膣内をかき回すような激しいセックスは出産後まで我慢しましょうね。

妊娠中、もしこんな症状が出たらセックスＮＧ

セックスがＮＧの場合ももちろんあります。ほとんどの場合医師からストップがかかりますが、自分でも覚えておきましょう。状況が改善されれば医師からＯＫが出ることもあるので、検診の時に確認できるといいですね。

・切迫流産や切迫早産の兆候があると検診で言われた場合

・前置胎盤と診断されている人

・膣炎を起こしている

また、セックスの最中でも痛みを伴うお腹の張りを感じた時や出血を確認した時はすぐに中断しましょう。特に出血の場合は長引くようならすぐに病院へ、すぐに収まった場合でも検診の時に医師に相談しましょうね。

いかがでしたか？妊娠中のセックスは注意点を守って、体に負担がかからないように優しくすることを心掛ければ夫婦の愛を確かめ合う大切なコミュニケーションです。むやみに避けずに、妊娠をきっかけに夫婦二人でセックスについての考えを話し合うのも大切ですね。出産後も仲良しな夫婦でいるためにもお互いが気持ちよくセックスできる方法で妊娠性活を楽しんでください。