もっとも妊娠しやすい日=「排卵日」ではない!確実に妊娠するために

もっとも妊娠しやすい日=「排卵日」ではない!確実に妊娠するために

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結婚して数年も経つと、周りや両親から「お子さんはまだ?」「早く孫の顔をみたいわ〜」など急かされる夫婦も多いのではないでしょうか。しかし、子供を授かりたいからといって女性の排卵日にだけセックスをするようにしても、なかなか妊娠には繋がりません。今回は確実に妊娠するためのコツをご紹介します!


「排卵日」にセックスしても妊娠しない理由①:排卵日とは何か


「排卵日」にセックスしても妊娠しない理由①:排卵日とは何か

排卵日とは、月に一度女性の体内で、卵巣から卵子が出される日のことを言います。この卵子に男性の精子がことによって受精卵が生まれ、これが新しい命の最初のカタチとなります。排卵は基本的に生理の始まった日から14〜15日目に起こりますが、生理周期には個人差があり、その時の体調などでもズレたりするので、確実に14〜15日目とは限りません。

また若い女性などで生理周期が定まっていなかったり、不安定な女性は排卵日も不安定ということになります。


「排卵日」にセックスしても妊娠しない理由②:精子と卵子の寿命


「排卵日」にセックスしても妊娠しない理由②:精子と卵子の寿命

妊娠を目指す方に絶対知っておいて貰いたいのは、精子と卵子の寿命です。まず精子は射精されてから約1週間が寿命だと言われています。その中で最も受精能力の高い期間は2〜3日です。また、この寿命は人によっても違い、もっと長い人もいますし、短い人もいます。そのため、精子の寿命は約日だと思っておいたほうがいいでしょう。

また卵子の寿命は更に短く、平均して24時間、受精能力の高い時間は6〜8時間ほどだと言われています。しかも、卵子の寿命にも個人差があるので、正確な排卵日・時間がわからない以上、排卵する時には精子が周りに到着しているように逆算してセックスすることが必要なのです。


「排卵日」にセックスしても妊娠しない理由③:基礎体温表をつける


妊娠を目指すのであれば、まず女性は基礎体温表をつけることをお勧めします。今は専用の体温計で毎朝測れば、その体温計内に生理周期が保存されるものもありますし、スマホのアプリと連動しているものもあるので、比較的簡単に記録していけます。

まず女性が自分自身の排卵周期を理解し、いつもどのくらいのタイミングで排卵日を迎えているのか、毎月安定しているのかなどを理解することが大切です。安定していれば夫婦でセックスするべき日もおのずと決まってきますし、安定していなければ、まず安定させることが大切になってきます。


「排卵日」にセックスしても妊娠しない理由④:定期的にセックスをする


妊娠したいからといって排卵日近くにセックスすればいいものではありません。セックスは大切な夫婦のコミュニケーションであり、妊娠のためだけにしていてはセックスすることがそのうちストレスになってきます。日本の夫婦は特に夫婦間のセックスが少なく、セックスレスになっている夫婦も多いと言われます。これは義務感によるセックスを行う夫婦が多いことが原因と言われています。日本人はどこか生真面目なところがあるので、結婚するとセックスをする曜日を決めたり、毎回同じパターンでセックスする夫婦が多いといいます。しかし、それではお互いがセックスに対して刺激を失ってしまい、何年も何十年も同じ相手と続けることができません。夫婦になってもお互い男と女として感情的にセックスすることも、長続きの秘訣です。

生まれてくる新しい命が、仲の良い夫婦のもとに生まれられるように、セックス自体をできるだけ頻繁に楽しみながらするようにしてくださいね。


「排卵日」にセックスしても妊娠しない理由⑤:排卵予定日の前々日と前日にはセックスをする


前項で説明したとおり、妊娠をより確実にしようと思えば、排卵した時に既に元気な精子が周りにいるようにしておくことが大切です。そのため、セックスをするタイミングは排卵日当日ではなく、排卵日の前日か前々日にするのが最適だと言えます。

排卵日にセックスをするようにしておくと、もし午前中に排卵したとして、セックスをするのが夜だとすると、既に卵子は排卵されてから12時間以上経っており、受精能力を失っている場合があるんです。しかも排卵のタイミングは女性自身にもわからないので、予定より早く排卵されることも考えられます。そういう意味で、セックスは前々日と前日に行うことがベストなんです。


「排卵日」にセックスしても妊娠しない理由⑥:ストレスを溜めない


更に妊娠する確率を増やそうと思うと、セックスをするタイミングだけでなく、夫婦が普段の生活の中でストレスを溜めないことも大切です。ストレスは思っている以上に体に及ぼす影響が大きく、女性であれば排卵が不順になったり、もしくは排卵しない月が出てきたりします。また男性であれば精液の中の精子の動きが弱くなったり、数が減ったりしてしまい、妊娠に及ぼす影響は絶大です。

現代社会では仕事や人間関係で多くのストレスを当たり前のように抱えがちですが、できるだけ心を穏やかに過ごせるようにするのも、妊娠への大切な1歩です。


「排卵日」にセックスしても妊娠しない理由⑦:生活習慣を見直す


もう一つ、妊娠する確率を増やすためにしたいことがあります。それは生活習慣の見直しです。例えば寝る時間が不規則だったり、食事の時間があやふやだったり、タバコや飲酒の習慣があったり。これらは全て妊娠への弊害となっています。できるだけ規則正しく、健康的な食事を心がけることも妊娠への大切な1歩です。


「排卵日」にセックスしても妊娠しない理由⑧:不妊症の存在を知っておく


何年も妊娠に取り組んでいても、なかなか妊娠に至らないカップルがいます。これは排卵のタイミングが合っていないという可能性もありますが、夫婦のどちらかに不妊の原因がある可能性もあります。最近になってテレビなどでも不妊症というテーマがニュースに取り上げられるようになってきましたが、それでも詳しい事実をしらない人がほとんどです。

不妊症は今や日本の夫婦の7組に1組が抱えていると言われ、原因や治療法はその夫婦によって様々です。もし、最善の努力をしているのに妊娠に至らない、と悩む夫婦は、不妊治療を扱う病院へ相談することも考えてみてください。

いかがでしたでしょうか。排卵日に毎月頑張ってセックスをしていた夫婦には驚きの事実だったのではないでしょうか。妊娠にはメカニズムがあり、また年齢的なリミットもあります。正しい知識を早い段階から実践していくことが、新しい命への誕生に繋がるのです。是非今回の妊娠するためのコツを参考にして、がんばってくださいね。

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