あなたはどっち派？結婚しない人生のメリットとデメリットを解説

大人になったら結婚するのが普通だと考えている人が多く、実際そういった風潮もあります。しかし生き方は人それぞれ。中には生涯独身のまま暮らすと決めている人もいると思います。今回は結婚しない人生のメリットとデメリットについて解説したいと思います。

結婚しない人生のメリット①：一人で全て自由にできる

独身のメリットの一番は、一人であることです。結婚したら結婚相手や子供と一緒に暮らさなければなりません。休日は家族一緒に出掛けることが多いし、子育ても大変です。それにより自分の自由な時間はほとんどなくなります。

しかし、独身であれば家の中には自分一人だけなので、時間を自由に使えます。一人で何もかも自由にできるのです。好きな時に起床して、好きな時にご飯を食べ、好きな時にどこかへ遊びに出掛け、好きな時間に寝るといった感じに、好きなように思いっきり自由にできます。趣味に没頭しても何をしても、誰にも邪魔されません。

結婚しない人生のメリット②：出費が自分だけのもので済む

結婚して家庭を持つと時間だけではなく、お金も使うことになります。家族を養うため、自分以外の家族の生活費も稼がねばなりません。せっかく苦労して働いて稼いだお金も、配偶者や子供など自分以外の人間のために使われることになります。

しかし、独身であれば出費は自分だけのもので済みます。むしろそれが当たり前です。家族を持てば養う義務がありますが、独身であれば稼いだお金はすべて自分のものです。子供の教育のために数千万円かかると言われていますが、その分もすべて自分の自由に使うことができます。

結婚しない人生のメリット③：結婚に関する手間がかからないで済む

結婚しなければ当たり前ですが結婚式もやる必要がありません。結婚相手の家族や親戚などの繋がりもありません。ということは、結婚した人にくらべると、人間関係で気を遣うことがだいぶ少なくなります。

また、同居をすれば嫁姑問題を代表とする親戚とのトラブルに悩まされるかもしれません。それでは仕事以外にも家庭でストレスを抱えることになります。人間関係はギクシャクするととても面倒です。結婚しなければこのような面倒な事態を招くことはありません。結婚しなければ、結婚に伴う面倒な人間関係に悩む可能性がないというメリットがあると言えます。

結婚しない人生のメリット④：自由に恋愛ができる

結婚したら当たり前ですが、配偶者以外と自由に恋愛することはできません。異性同士２人で食事をすることさえ気をつけなければなりません。その点結婚していなければ、恋愛は自由です。一生一人の人という縛りもありません。

独身であれば、合わなければ別れて別の人と付き合うことができますが、結婚していたらそう簡単にはいきません。離婚というリスクを負わなければなりません。結婚している間は当然その結婚相手だけになるので、合わないことがあったり許せないようなことがあっても我慢するしかありません。結婚していなければ無理に合わせて付き合い続ける必要もないので身軽です。

結婚しない人生のメリット⑤：女性は仕事を続けやすい

女性は結婚のためにフルタイムの仕事が続けられなくなったり、子供ができて仕事を続けられない状況になることも多々あります。妊娠してマタハラされたり、子供のために休んだり早退することで、会社に居づらくなるなんてことにも……。

その点結婚しなければバリバリ働き続けることができます。そうして稼いだお金ももちろん自分だけに使えます。結婚や子供のために自分のやりたい仕事を諦めるなんてことにもならないのです。やりがいをもって仕事を続けることができるでしょう。

結婚しない人生のデメリット①：ずっと一人

独身の最大のデメリットはずっと一人ということです。一人なのは自由で気楽なためメリットにもなりますが、逆にデメリットとしても捉えられます。家に帰っても誰もおらず、とても寂しいと感じる人もいるでしょう。誰かと会うのは仕事しているときや、友人といるときくらいです。急に話相手がほしくなった時に、結婚していれば配偶者と気軽に話せますが、結婚していなければ話相手はすぐ近くにはいません。一人である故の寂しさを感じることになります。

メリットでもお話したとおり一人だと自由がききます。ですから趣味に没頭するのもいいし、ダラダラ過ごすのも自由です。でも、仕事が終わってどんなに疲れてストレスが溜まっていても家に帰れば一人……。子供や配偶者が迎えてくれることはありません。男性は奥さんや子供の笑顔が疲れを吹き飛ばしてくれるという人もいます。しかし、結婚していなければその癒しを味わうことはできないのです。

結婚しない人生のデメリット②：老後の心配

結婚しない最大のデメリットとも言えます。人間は歳を取ったら必ず足腰が弱くなり、一人だけでの生活が困難になってきます。結婚していれば家族が面倒をみてくれるでしょう。でも結婚をしていなければどんな困難な状況だったとしても、自分一人でなんとかしなければならないのです。

若ければ体力があるのでなんとかなるかもしれませんが、体力が弱ってきたらどうにもならない場合もあります。たとえ倒れたりしても一人なので、発見が遅れる可能性もあります。すると手遅れになってしまい、最悪の場合は孤独死となります。孤独死はニュースなどでもよく耳にします。こうした老後の心配は結婚しない人にとっては、大きなデメリットになるでしょう。

結婚しない人生のデメリット③：家事も全て自分でしなければならない

仕事で疲れて帰っても、帰れば食事の支度ができており、洗濯も奥さんがやってくれているのは結婚をしている人のメリットです。結婚をしなければどんなにクタクタで帰ってもお疲れ様を言ってくれる人もおらず、夕飯も自分で作るしかありません。もちろん洗濯もです。

しかも仕事をしながらなので、その両立は大変です。掃除する暇がなく部屋が汚くなったり、ご飯を作る余裕がなくいつもコンビニのお弁当や冷凍食品などで食生活が乱れることもあると思います。このように、結婚しないデメリットには家事も全て自分でしなければならないという点もあります。

結婚しない人生のデメリット④：親の介護を一人で背負わなければならない

親もいつかは介護が必要になります。同居していれば当然あなたがやらなければならなくなるでしょう。結婚していれば配偶者と協力して行うことができますが、結婚していなければあなた一人で背負わなければなりません。

介護は肉体的にも精神的のもとても過酷なものです。配偶者がいるのといないのとでは雲泥の差があるでしょう。相談する人も身近におらず、一人で介護を行うのは想像以上にキツイものです。親の介護を一人で背負わなければならないのは結婚しない大きなデメリットです。


いかがでしたでしょうか？独身の方はこちらを読んで考えることが色々あったのではないでしょうか。結婚するか否かはあなた次第です。結婚するかしないかは生涯の一大決心。メリットとデメリットを両方わかった上で、あなたにとって最善の選択をしてくださいね。焦って結論を出す必要はありませんよ。