筋トレで効果的に鍛えるためには「意識」が重要だった！その理由とは

筋トレの効果を高めるには漫然と行うのではなく意識することが重要だというのです。そこで今回は、意識して行うことで筋トレを効率的に行える理由をご紹介します。

意識で筋トレの効果が高まる理由１：筋トレは意識を持って取り組むべし

研究報告（英国心理学会会議）によると、上腕二頭筋とその筋肉が動作を行っていることに意識を集中してトレーニングした場合と、ダンベルを上げることだけに意識を向けてトレーニングした場合（筋肉の収縮を意識しない）は、前者の上腕二頭筋に意識を集中して動作した方が、上腕二頭筋の活動が大きかったと報告されている。
引用：筋トレ学園

普段、自分がどのように筋トレをしているかを思い返してください。筋トレを始めたばかりの人にありがちなのですが、自分のやっている筋トレが実際にはどこに効かせるものなのかを理解しておらず、上手く筋肉に効かせられていないということが意外と多いのです。これではせっかく辛い思いをしながら筋トレをしていても高い効果を得られずに努力が無駄になってしまいます。そこで重要となるのが筋肉を意識して筋トレを行うということです。

ダンベルを使った筋トレに限らず、腹筋でも背筋でも鍛える部位を意識して動かしたほうが、何も考えずに筋トレを行うよりも効果が高まるという研究結果が報告されているのです。

意識で筋トレの効果が高まる理由２：意識することで集中して鍛えられる

試しに何も考えず、筋肉を意識せずにダンベルカールをしてみましょう。恐らく何度か繰り返しているうちに疲れが溜まってフォームも雑になってしまい、どこに負荷がかかっているのかも曖昧になってくるはずです。自分が行っている筋トレがどこの筋肉を鍛えるためのものかを理解し、鍛えたい部位を意識することで他の部位に負荷をかけずに筋トレを行えるようになるため、効率よく鍛えることができるのです。

意識で筋トレの効果が高まる理由３：筋肉を意識するには

筋肉を意識した方が筋トレの効果は高まると言いますが、初めはどうして良いか分からず戸惑うはずです。そこで最も簡単な意識の向け方が「触る」ことです。筋トレで鍛えたい部位を空いている手で触って上げる事で収縮していることを確認し、鍛えられていることを意識してあげましょう。

例えば腹筋を鍛えるクランチを行う場合、両手を後頭部や胸の前で交差させると思いますが、この時にお腹に両手を置きましょう。上半身を僅かに起き上がらせる時に腹筋が収縮するのを感じられて自分がどこを鍛えているのかを意識することができるはずです。

意識で筋トレの効果が高まる理由４：自分が扱える重量で筋トレをする

筋トレの基本は体に高負荷をかけて少ない回数を行うことです。体が持ち上げられる限界の重量を扱うことで筋肉は更に強くならなければと判断して強く逞しく成長します。

しかし、あまりに限界すぎる重量のダンベルなどで筋トレをすると、持ち上げることにばかり意識が取られてしまい自分の鍛えたい部位を意識することができなくなってしまいます。これではしっかりと筋肉に効かせることができなくなってしまうため、筋トレ初心者は自分が扱える重さのダンベルやバーベルを使って筋トレをするようにしましょう。


鍛えたい筋肉に意識を向けるだけで筋トレの効果は格段に高まります。筋肉を意識する方法は手で触る他にも筋肉の収縮を目で見たり、重さがかかっていることを感じることでも意識していることになります。せっかく体を鍛えるのですから、鍛えたい部位に意識を向けて集中して行いましょう。