心身に良い！朝に筋トレをするメリット10選

筋トレを習慣化している方はほとんどが仕事帰りで夜筋トレをなどをしている方が多いと思います。しかし、朝にトレーニングをしても様々なメリットが得られるんですよ。今回は心身に良い！朝に筋トレをするメリット10選をご紹介します。

朝に筋トレをするメリット①:筋肉を増強するホルモンの値が高い

実は朝に筋トレをすることによって得られるメリットというのは、体内にも良い影響を及ぼすのです。男性ホルモンの中で「テストステロン」というホルモンがあります。テストステロンは筋肉の増強や、向上心などのやる気を引き起こすホルモンです。テストステロンの値が下がるのは日中で、ピークは朝です。朝に筋トレをすることで、この男性ホルモンをより活用することができ、筋トレの効果を高めることができるのです。

朝に筋トレをするメリット②:ジム内が空いている

ジムが空いていることがなぜ「心身」と関係あるのかというと、筆者は過去にジムでトレーナーをしていましたが、その中で来館数が一番多いのは夜7時～8時にかけてのチェックインがピークでした。それは仕事帰りにトレーニングをしようと訪れる方がほとんどだからです。そうすると限りある台数のマシンの中で「自分のやりたい種目ができない…。」「中々空かない」という状態になります。

このような状況になってしまっては根本的に効率よく筋トレができないということになります。さらに、「まだ空かないのか。」と、段々イライラしてきますよね。そうするとコルチゾールというストレスホルモンが分泌され、成長ホルモンの分泌を阻害してしまうのです。そのため少しでも早起きをして空いている時間にトレーニングをしてみるとのびのびと筋トレがで、効率も良くなるのです。

朝に筋トレをするメリット③:集中力が高まる

朝に筋トレをすると「よし、やりきった！」と身体が興奮状態となりますよね。トレーニングや身体を動かすことによって、次の活動での集中力を高める効果もあるのです。それは朝に運動をすることでセロトニンの分泌により脳の神経系を起こす作用が得られます。その作用から、その後の活動での集中力が高まるという効果が得られるのです。朝は力が出ないという場合、まずは早起きをして荷物を持ってジムにいきましょう。ジムへ行けばやるべきことはあるはずですから一度騙されたと思ってやってみましょう。

朝に筋トレをするメリット④:代謝が良い状態のまま一日を過ごせる

まず朝にトレーニングをすることのメリットとして、代謝を確実に上げることができるのです。朝に運動をすることは代謝を上げ1日中、より多くのカロリーを消費することができます。この作用を"運動後過剰酸素消費量"（EPOC）と言います。朝に筋トレをするとこの作用が運動後に体内で起きるのです。朝の筋トレでは高強度のインターバルトレーニングのような高負荷の有酸素運動や筋トレで多関節種目(複数の関節を動かすもの)、例えばレッグプレスなどを行うと良いでしょう。代謝向上や脂肪燃焼効果を最大化してくれます。

朝に筋トレをするメリット⑤:気分が高揚した時間が送れる

運動することで、エンドルフィンが分泌されます。エンドルフィンというのは脳内で機能する神経伝達物質のことです。エンドルフィンというのは皆さんも耳にしたことがあるかもしれませんが「ランナーズハイ」の時に分泌されるホルモンです。このエンドルフィンは気分を高揚させること、十分な強度や継続して行う運動の後で上昇していきます。朝にきちんとトレーニングをしたあとの達成感というのは非常によいものです。夜だとさぼりがちだというような人にとってはよりおすすめです。

朝に筋トレをするメリット⑥:時間に余裕が持てる

いつもは仕事帰りにトレーニングをし、シャワーを浴びて帰宅。そして家族団らん。できれば子供は早く寝かせてあげたいから、子供と遊ぶ時間がなくなってしまうな。と言うこともあるかと思います。そんな家庭をお持ちの方には、やはり朝に筋トレを行うことがおすすめなのです。筋トレを朝にするというのは早起きをして家をでなければなりませんが、先ほどご紹介したように、エンドルフィンの作用により気分を高揚させてくれます。仕事に対しての姿勢も変わる効果が期待できます。仕事へのやる気があなたの仕事の能率をあげるのです。朝に筋トレをすることによって早く仕事を終わらせて家に帰宅することが可能になり、空き時間を生み出すことができるのです。

朝に筋トレをするメリット⑦:体脂肪減少するのにおすすめ

朝食を摂らないでトレーニングをすることによって蓄積されていた体脂肪がエネルギー源として使われていきます。なぜかというと朝に炭水化物をとって運動をすると摂取したグリコーゲンがエネルギーとして使われます。ただ、お腹を空かせたままだとやる気がわかないなど、逆にトレーニングに集中できないという人はトレーニング前にプロテインを摂取するのがいいでしょう。

朝に筋トレをするメリット⑧:高いホルモン値を有効活用できる

午前中の早い時間には筋肉の増強を助けるホルモン、「テストステロン」等の分泌量が高いのです。夜になってくるとホルモンの分泌量と言うのは下がっていきます。トレーニングの効果をより引き出すためにはホルモンの分泌量が下がる日中ではなく、ピークとなる午前中に運動をすることで、この自然に流れるホルモンを活用することができます。

朝に筋トレをするメリット⑨:続けやすくなる

「仕事終わりにトレーニング！」と予定を立てていても、もしかしたらその日の仕事が長引いたり、子供の体調が悪くなったりするとジムに行くことができなくなります。ですが朝というのはジムでトレーニングをしている間、邪魔される要素はほとんどありません。1日の早い時間にトレーニングを組み込む方が、遅い時間にするよりもずっと習慣として続けられる可能性が高いのです。

朝に筋トレをするメリット⑩:早起きが習慣づけられる

世界で活躍する企業のCEO等有力者の方は早起きが習慣づけられています。朝に運動をするなら寝たい！と考える人もいるかと思いますが、朝に運動をしながら1日の計画を立て、身体に良い朝食をとり会社についてこれからすべきことを考えるのです。その生活に慣れてくると「今まで寝ていた時間がもったいない」と思うようになり、一日の時間を長く使うことができます。

いかがでしたか？海外では朝のワークアウトが男女ともに当たり前の日課となっています。心身に良い朝筋トレをぜひ皆さんも実践してみてくださいね。