床オナはマジで危険。やり方・注意点を徹底解説

床に性器をこすりつけて行う、俗にいう床オナは、刺激の強さからとても気持ちがいいと言われています。通常のオナニーでは、手などを使用して行うのが基本ですが、床オナはそれを上回る刺激と快感を得られるのです。しかし、その床オナに伴って勃起障害などの危険性もはらんでいるので、注意が必要なのです。

床オナは性癖の一種

思春期を境にして、誰に教わるともなくオナニーを覚えますが、その際に性器の刺激方法として、様々な方法が試されます。大体の人は手による刺激で行うことに落ち着きますが、癖のある刺激の仕方を覚える人もいるようです。床オナニーもその一つで、手で行う以上の刺激を得られることから、手での刺激では満足できなくなってしまいます。その強い刺激から、愛好者も多いと言われており、床オナニーのほかに、うつ伏せオナニーなどとも呼ばれることがあるようです。通常、射精に至るには勃起していることが前提になりますが、床オナニーの場合には、その強い刺激から勃起していなくても射精できてしまいます。刺激の強さゆえに、いったん癖になってしまうとなかなかやめられなくなってしまい、中毒性が高いオナニー方法です。性器を直接床にこすりつけるのが一般的なので、そのまま床に射精するなど、後処理では個々人で工夫が必要になります。良く用いられているのが、女性用のナプキンや汚れても良いタオルを挟んで、その上で射精すると後始末が楽に行えるでしょう。

床オナはやりすぎると危険！本番での射精ができない可能性も

床オナニーは確かに気持ちいいという事で知られていますが、その刺激の強さゆえに、いざ女性との本番を迎えた時に射精ができない危険性をはらんでいます。理由としては、床オナニーの刺激以上でないと満足できなくなってしまっているために、膣内の刺激だけでは反応しない可能性があるのです。これを「膣内射精障害」といい、遅漏以上に射精ができないという症状になってしまいます。通常、オナニーの方法に関してはプライベートかつデリケートな側面を持っているため、小中学生で行われる性教育の場面では、こうした危険性を広く認知する機会があまりないことから、自ら気持ち良い方法を開発していく過程で、少なからず床オナニーに到達してしまう事があるようです。そこで癖になってしまい、なかなか脱出できない負の連鎖に陥ってしまい、危険性を理解しないまま続けてしまうことも少なくありません。女性の膣内に挿入する時の刺激は、当然手や床よりも緩いものなので、本番でうまく射精を促すには、普段のオナニーではゆるい刺激で射精できるようになるのが一番です。

床オナを矯正するためには、根気と我慢が重要

一度膣内射精障害になってしまうと、治すには我慢と闘わなければなりません。通常のセックスでは射精できないのに、床オナニーでは射精できてしまうという状態なので、溜っていく性欲に対しての葛藤が出てきてしまいます。長く続けてきた人にとっては、手による通常のオナニーではとても満足できるようなものではなくなっているでしょう。そこで、床オナニーから脱するためには、オナホールを使って矯正する方法が有効だと言われています。大人のおもちゃとしても有名ですが、刺激が床オナニーよりも若干弱い程度なので、きつめのサイズから試していくのが良いです。そして徐々に刺激を緩和していき、最終的には手によるオナニーで十分というところまで持っていくという形になります。これは、床オナニーを長く続けているほど治療期間が長くなるので、根気と努力が必要になる治療方法ですが、一番成功率が高い治療方法として医師からも推奨されている方法です。具体的には、3段階で締め付け具合が調整ができるTENGAというオナホールの使用を泌尿器科の医師がすすめており、床オナニーから脱する治療器具として用いられています。

他にも懸念される症状

床オナニーによる障害は、膣内射精障害だけではありません。ペニスに体重が乗ることで刺激を強めているため、その影響でペニスが曲がってしまう危険性があります。この変形も治すのが困難なので注意が必要な症状の一つです。また日本人に多いと言われる仮性包茎になりやすいとも言われ、床オナニーをしていなければ、ならずに済んでいた人もいるというほど悪影響を与えるオナニー方法です。原因としては、床にこすりつけることで皮も伸びてしまうことが挙げられています。仮性包茎は治療が難しいことでも知られており、手術による治療も多少なりともリスクがあり治療費も高いです。なるべく手術をしたくないのであれば、包茎治療器具を使うなどして、早めに改善していくのが良いでしょう。このように、床オナニーは気持ち良さと引き換えに様々なリスクが伴う危険なオナニー方法ですので、膣内射精障害や仮性包茎になりたくないのであれば、床オナニーは極力控えた方が良いです。

床オナニーに関するエピソード

・海外の兵隊が、誰にも気づかれずにオナニーをできないかと思いついたのが、匍匐前進時に床にこすりつけて行う床オナニーだった。

・男性の性器が本来左右どちらかに曲がっているという原因の大半が、無意識（意識的も含む）に行っている床オナニーによるものという説がある。

・女性との本番時に、刺激が弱すぎてなかなかいけないプレッシャーから、心因性EDになってしまった。

・床オナニーのやりすぎで、ペニスが傷ついてしまったり、皮が腫れてしまうなどの症状に悩まされることも。

・床オナニーの危険性を広めようと、NHKが特集を組んで番組放送したところ、お茶の間が凍り付いた。

・床オナニーのリスクを軽減させるために、床オナニー専用のオナホールやオナシートが開発された。

・日本人が靴を脱ぐ習慣があることで、床との接触やゴロゴロする時に床の気持ちよさに気づいて、床オナニーに目覚める人が多いといわれている。

様々な因果関係が言われている中で、これらのまことしやかな話が騒がれています。しかし、正常な射精を促すためにも床オナニーは控えるか、やめた方がいいと言うのが医師や専門家の統一見解です。

愛好者が多いと言われる床オナニーですが、思った以上のリスクが伴う事を理解しないと、いざ本番と言うときに思わぬ苦労をすることになってしまいます。子供をつくりたいと思っても、なかなか射精までいけないという事態もありえるので、できるならば早いうちにやめた方が無難です。

以上、panpan（パンパン）編集部からのお届けでした。