HIV、エイズ検査方法(検査キット、保健所)

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以前は不治の病として恐れられてきたHIVですが、ここ最近は治療法などで進行を抑えることができるようになってきました。そのためにはまず検査を受け自分がHIVに感染しているかどうかを確認する必要があります。今回はあらためてHIVの正しい知識を見直し、HIV感染の検査方法などを詳しく調べていきたいと思います。


HIVとエイズの違い


HIVとエイズの違い

HIVとは、ヒト免疫不全ウイルス(エイズウイルス)というウイルスの名前です。多くの人がHIVイコールエイズと思っていますが実はそうではないのです。実際はHIVのウイルスに感染してしまうと感染によって免疫力が低下し、体に侵入してきた病原菌を排除できなくなってしまいます。そのため健康な人ならなかなかかからないような病気(日和見感染症)に次々とかかってしまい、その症状でエイズを発症したと診断されるのです。

またHIVのウイルスに感染すると完治することはまず難しいです。しかし早期発見により治療を行い、免疫力低下を防ぎエイズ発症を抑えることができるのです。ですので検査による早期発見がとても重要な鍵となってきます。


HIV感染者について


HIV感染者について

今現在全国でHIV、エイズ感染者を合わせて約2万人弱おり、近年では毎年約1500人ずつ増加しています。またエイズの潜伏期間はだんだん短くなってきており、依然は5年から10年などと言われていましたが、今は3年から4年になっているようです。その結果HIVに感染していることを知らなかったために治療を怠り、エイズを発症して初めて自分がHIVに感染していたのだと気付く人も多いのです。


HIVの感染経路について


このウイルスの主な感染経路は、「異性間の性行為による感染」、「同性間の性行為による感染」、あるいは「母子感染」、または「輸血や傷からの感染」などがあります。この中で一番多い感染経路は「同性間の性行為による感染」で、なんと全体の7割を超えているのです。さらに「異性間の性行為による感染」を含めると、性的感染は9割近くにも及ぶのです。性的感染とは、性器を挿入する行為のほかにもオーラルセックスや素股行為なども含めます。


HIVの初期症状について


HIVに感染して出る初期症状は多くの人に発熱、リンパ腺の腫れ、咽頭炎、発疹、また下痢などです。これらの症状は風邪の症状に非常に似ているので、多くの人に自覚症状がなくHIV検査に行かない原因になっているようです。少しでも感染するような疑わしい行為をし、風邪に似た症状がでたのなら、検査する必要がありそうです。

ただHIVには約3か月ほどのウインドウ期と呼ばれる間には感染していたとしても、検査結果には表れない可能性があり、その期間は正しい結果は得られませんので注意する必要があります。


HIVの検査方法と検査費用について


HIV検査は全国の保健所や自治体の検査施設で無料でしかも匿名で受けることができます。これはもう行かないわけにはいきませよね。しかし検査可能な曜日や時間が場所によって違いますし、事前予約が必要な場合もありますので、事前に確認してからお出かけください。

また無料ではありませんが、病院でも検査可能で、費用は大体5千円から1万円と幅があります。またこれは病院だけに限ったことではありませんが、一度の検査でたくさんのHIV以外のクラミジアや梅毒といった他の性病も一緒にセットで調べることも可能です。悲しいことに他の性病に感染していると普通の人に比べて何倍もHIVに感染する確率が高くなるようですので、この際一度一緒に調べてもらってはいかがでしょうか。

しかし病院で検査を受ける場合は匿名で受けることはできません。そういった場合検査キットによって自宅で検査する方法があります。この場合の費用は大体3千円から5千円になり、検査時間も10分から20分ほどで終わってしまいます。これなら検査をしていることを誰にもばれずに手軽に受けることが可能です。ただ気を付けていただきたいのは、輸入品の検査キットですと結果の信ぴょう性が国産品のものに比べて低いですから、ぜひ国産品の検査キットを選びましょう



自分は大丈夫だろうと思ってる人も、検査を受けるとさらに安心しますよね。

・検査キットを扱っているページはこちら→STD Checker


検査キットについて


自宅で気軽に検査ができる検査キットは主に二つの種類に分かれていて、血液などの検体を自分で採取した後郵送で送り返し、検査キット販売会社を通して認可を受けた登録衛生検査所で結果を確認する種類のものと、検体を自分で採取するところまで同じなのですが、その後テストカードによって自宅で自分で結果を確認する種類のものです。

この結果を自分で確認する種類ですが、やはり検査キットの使用方法を誤ったために採取した血液量が足りなく、正しい結果が出ない場合など検査結果の信ぴょう性が病院や保健所で調べてもらう方法や検体を送り返して調べてもらう方法に比べて低くなりますので、結果はあくまで参考程度にとどめておいた方がよさそうです。

検体を郵送にて送り返す場合で血液量などが少なかった場合は、正しい結果を出せなかったという通知があり、再度検査をやり直すことができるので、安心です。


HIVの予防方法について


HIV感染を防ぐにはコンドームを着用することです。上記で「同性間の性行為による感染」が一番多い理由だと書きましたが、同性間の性行為は妊娠の恐れなどがない為にコンドームを使用する人が少ないのだと思います。しかし感染を防ぐためにも着用は絶対に必要です。

また近年アメリカで開発された夢の予防薬が注目されています。この薬を毎日一錠飲むとHIV感染を90%以上防ぐことができるのだと言われています。しかし服用するには年間100万円以上費用がかかりますし、吐き気などの副作用も懸念されます。いつ性交渉をするかもわからないのに、毎日飲み続けるのは健康なのに薬を飲んでいるようであまりいい気はしませんよね。

また売春などの従事者を助長させることになりかねませんし、ずっと推奨してきたコンドームの不着用を招くかもしれません。コンドームの方がもっと安価でほぼ確実にHIV感染を防ぐことができるのではないでしょうか。


いかがでしたでしょうか?最近俳優のチャーリーシーンもHIV感染者だと告白し話題になりましたが、HIV感染は特定の人たちの間に広まっている話ではなく、私たちの身近なところでも年々広まっています。自分自身を過信せず少しでも感染の疑いのある行為をした人、ひょっとしたら思っている人は今すぐ検査を受けましょう。

以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

関連記事:HIV(ヒト免疫不全ウイルス)感染症について(規模、感染経路など)

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