早漏手術は費用が高すぎてコスパが悪い件について

早漏で悩んでいる方、早漏手術ってご存知ですか？ズバリ早漏を治すための手術のことです。ただ実は費用と効果が見合っていない、つまりコスパが悪いというのがもっぱらの評判。早漏手術を真剣に考えているそこのあなた。ちょっと待ってください。まずはこの記事を読んでから手術を受けるかどうかを考えてみませんか。

どんな治療法があるのか

早漏治療は大きく分けて外科的治療と内科的治療の２つがあります。まず内科的治療はバイアグラなどの薬を使用します。料金はクリニックによって多少変わりますが、1,500円〜数千円といったところ。ただし体に合わなかったり副作用があったりするので、服用の際は必ず医者に相談してください。

そして肝心の外科的治療は、形成外科や泌尿器科で手術を受ける方法です。一般的なのが、「早漏注射」「包茎手術」「陰茎背部神経遮断術」の３つ。この記事ではこの３つについて詳しく紹介していきます。

早漏注射の料金

まずは早漏注射についてご紹介します。一般的に「早漏手術」という場合、この早漏注射を指す場合が多いです。つまり早漏治療のなかでも一般的な方法というわけです。ペニスにコラーゲンなどの薬剤を注入して感度を鈍らせるというのが手術の内容です。ペニスを分厚くして感じにくくすれば早漏が治る、という理屈です。

ただしこの手術を行っているのは美容外科のみ。つまり保険が効きません。主要な美容外科クリニックの料金を調べたところ、4万円〜10万円と少しばらつきがありました。そして最も重要なのは、効果が一時的であるということ。コラーゲンやヒアルロン酸は半年ほどで体に吸収されてしまいますから、定期的に数万円かけて注射を受けなければいけない、というわけです。

包茎手術の料金

早漏治療の話をしているのに、なぜ包茎手術が話題に上がるのか？と疑問に感じた方もいるのではないでしょうか。一部では「包茎を治すと早漏も治る」と言われています。ちなみに主要な美容外科クリニックでの施術代は5万円〜25万円とこちらもばらつきがあります。内容や包茎の具合によって変わるようです。

そもそもなぜ、包茎を治すと早漏が治るという説があるのでしょうか。理由は、普段亀頭が皮に覆われている包茎の人は敏感なので早漏の傾向がある。だから包茎を直せば亀頭も鈍感になって早漏が治るというものです。ただしこれはあまり根拠のない理由です。

なぜなら包茎だけど早漏じゃない人もたくさんいるからです。また包茎手術は傷跡が残ったり痛みが消えないなどの失敗例も多く報告されています。手術がうまくいったとしても、亀頭が敏感なのは手術ではどうにも変えられません。術後、自分でトレーニングする必要があります。高額な手術の割に、根拠もメリットもあまり感じられないと思ってしまうのは私だけでしょうか。

陰茎背部神経遮断術の料金

名前だけ見るとちょっと怖そうな治療法ですが、ずばり文字通りペニスの神経の一部を切って感度を鈍くするという方法です。しかしながら日本でこの治療法を行っているクリニックはありません。一番近くだと韓国でこの施術を受けることができます。料金は大体、700,000ウォン程度と言われています。0.1ウォン=1円とすると、日本円にして7万円程度。

そしてさらに旅費が必要になります。この金額を出して言葉の通じない国で、ペニスの神経の一部を切るというのはちょっと冒険しすぎな気がしますね。


いかがでしたか。早漏手術のコスパについて少しでも理解していただけたでしょうか。以上、panpan（パンパン）編集部からのお届けでした。

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