感染症・毛じらみを駆除する医薬品「スミスリンLシャンプー」とは

髪の毛や陰毛がある日猛烈に痒くなった！そんな時、毛の中をのぞいてみるとシラミやその卵を見つける場合があります。今回は性感染症の一種でもある、毛じらみを駆除するためのシャンプーについての情報を集めました。正しい対策をして症状の改善と感染拡大を防ぎましょうね。

ドラッグストアでも市販している毛じらみを駆除する「スミスリンLシャンプー」って何？

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なおさん(@nao5fam)がシェアした投稿 - 2017年 5月月22日午前3時44分PDT

毛じらみを見つけた時は病院を受診しても保険適用の薬は処方してもらえません。病院に行っても薬局でこれ買ってね、と言われるのが第2類医薬品に分類されている「スミスリンLシャンプー」なんです。

第2類医薬品は、薬剤師か都道府県の定めた試験に合格した登録販売者がいるお店（インターネットも含む）で買うことができますが、使い方に注意が必要なので説明をよく聞く（読む）事がとっても大切です。ドラッグストアでは薬剤師がいるコーナーに保管されているので、店員に声をかけて出してもらう必要があります。インターネットでも購入できます。

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スミスリンLシャンプーの使い方は？毎日使うものなの？

購入する時に説明をされますが、こちらでもちょっと紹介しますね。あらかじめ水やぬるま湯で濡らした髪の毛、陰毛に使用量目安に従ってシャンプーを使用します。大切なのは毛のある部分にだけ使うことと、5分間放置して殺虫効果を出すことです。目や口、陰毛に使用する場合は尿道や肛門に薬剤が触れないようによく注意しないといけません。使用後は普段使っているシャンプーやリンスを使っても大丈夫です。

このシャンプーは成虫を殺すためのものなので、卵が残っているうちは続けないと効果がでません。なので、2日おきに1日1回（5分間）のシャンプーをするサイクルを3～4回繰り返して卵から孵化した成虫を駆除しましょう。卵は付属の専用櫛や爪でそぎ落とすのが効果的ですが、数が多いとどうしても取り残しが出るので回数を重ねることはとっても大切です。

一つのシャンプーで頭髪と陰毛両方に使えるの？

シラミの種類にはプールや幼稚園などの集団生活のなかで子どもの頭髪に寄生するアタマジラミ（体長2～4mm）と、性行為を介して陰毛に寄生するケジラミ（体長1～2mm)がいますが、同じシラミの仲間なのでどちらも同じシャンプーで駆除できます。

ケジラミは腋毛や眉毛などにも寄生することがあるので、腋毛にもシャンプーを使えます。眉毛は寄生量が少なく目に入る危険も大きいのでお勧めしません。手で駆除する方法が良いでしょう。

スミスリンLシャンプーの効果のほどは？

効果が出るまでの日数は個人差があります。どれだけシラミが繁殖した状態で気付くかによって、駆除に要する日数が変わってきますが、早くて4日ほど（シャンプー1回）長ければ15日（シャンプー5回）かかるという人もいます。ただ、使い続ければ確実に効果が出るのであきらめずに続けるしかありません。より効果を出すために、櫛や爪での卵駆除を念入りに頑張りましょう。陰毛の場合はちょっと恥ずかしくてもお尻の方などの見えにくい部分は剃毛してしまうのが近道かもしれませんね。

成虫がうじゃうじゃ見つかった場合は同一成分でも容量が多い、シラミとりシャンプー（アース製薬）を選ぶという手もありますね。知名度の問題か、多く流通しているのはキンチョ―のスミスリンLシャンプーの方なので近隣の薬局では扱いがないかも知れません。

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いかがでしょうか？主に子供が感染するアタマジラミも、大人が感染するケジラミも最近流行傾向にあります。毛じらみの場合は大事な部分付近への寄生なので慎重にシャンプーを使って駆除したいですね。あっという間に増殖するので移してしまう前に急いでシャンプーを買いに行きましょう！以上、panpan（パンパン）編集部からのお届けでした。

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