【セックス入門・挿入編】入れるタイミング、入れ方のコツなどまとめ

体位ごとに挿入の仕方を紹介｜男女ともに工夫すべき点を詳しく解説

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SUZUKI kumiko(@macaronisoo)がシェアした投稿 - 2020年 5月月4日午前4時24分PDT

騎乗位では挿入も女性がリード

騎乗位そのものが女性が主導権を握る体位ですから、挿入も女性が手で中へ導き入れる形に。男性にまたがり下腹部にぺたりと腰を落とす騎乗位なら、反ったペニスを女性から見て少し手前へ倒す形になります。このときあまり強く倒すと萎える事があるので注意が必要です。

杭打ち騎乗位やスパイダー騎乗位なら、また事情が異なります。蹲踞(そんきょ)の形で男性にまたがるので、下腹部にぺたりと押しつけません。その分、腰の角度を自由に変えられるからです。

この場合はできるだけ男性のペニスの角度にあわせて、上体を前傾させます。そうすれば膣とペニスの傾斜が揃い、スムーズな挿入が可能になるでしょう。

バックでは男性は猫背、女性は女豹のポーズを

筆者(♂)はバックを“思い込みの体位”と呼んでいます。誰の思い込みかと言えば、それは男性全般です。後ろからガンガン突くなんて勇ましくワイルドですし、四つん這いの女性はあられもない格好ですから征服欲も満たされます。

しかし実際には膣のお腹側にあるGスポットはスルーするわ、奥(子宮頚部)を強く突き過ぎて女性を痛がらせるわと、あまり優秀な体位とは言えません。おまけに男性はバックだとイキやすく、女性のオーガズムを置いてきぼりにする傾向も。

望ましいのは、－30度の挿入角度。女性のお腹側の膣壁に沿って、ゆっくりめり込ませていきましょう。そのためには、なるべく女性の背中におおいかぶさる猫背じみた体勢がGood。上体を起こすほど、反り返ったペニスが膣の背中側ばかり刺激します。

一方女性はなるべく頭を下げ、極端なまでの女豹のポーズで待ち構えましょう。こうすると男性のペニスの傾きと膣の傾斜が一致して、バックでも十分な快感が得られる挿入が可能になります。

側位では女性は足を開いてから閉じる

男女とも横向きに寝そべり、男性が女性の後ろにぴたりと陣取る側位。よって側位での挿入は基本、バックからとなります。

女性がぴたっと足を閉じたままだと挿入しづらいので、片足(横になったとき天井側になる足)を軽く持ち上げると入りやすく。やや膝を曲げ、男性のももにそっと乗せると良いでしょう。

童謡の“むすんでひらいて”になぞらえれば、側位での挿入時、女性の足は“ひらいてとじて”。持ち上げた片足は、挿入後すみやかに下ろします。そうすると膣が締まり、挿入による快感が男女双方で高まるでしょう。

挿入後、気持ちよくなるための腰の振り方を解説

挿入がうまくできたら、あとはいよいよ腰振りです。本格的に気持ち良くなり、また気持ち良くさせるには腰の振り方もまた大事になってきます。

ここでは快感を高めやすいピストンのコツと、腰を痛めないための注意点をご紹介しておきましょう。

挿入した段階での腰の振り方

挿入してすぐに激しくピストン。これはいかにもヤル気まんまんな感じですが、じつは男性側のフライングと言わざるを得ません。頑張って腰を振っても、女性の方は「？」。要するに一人よがりに疲れるだけなんです。

なぜこんな事になるのでしょうか？じつはクリトリスとは異なり、膣のナカは性感帯として立ち上がりが遅いのが特徴。いきなりガシガシこすられても、十分な快感は得られないんですね。

ゆっくり、長めのストロークで、腰振りの軌道を確認する。そんなつもりでそろそろと腰を振るのがベスト。ときにはぴたりと動きを止め、ペニスと膣をなじませるのもGoodです。

腰を痛めないための注意点

腰振りで一番危ないのはセックスの中盤。挿入してすぐは前述の通りスローペースですし、フィニッシュのときは激しいけれどもわずかな時間。それに最後は意識が射精だけに集中しており、体勢もブレずに突っ走れます。

しばらくコンスタントに腰を振り続ける必要がある中盤が、じつは最も腰を傷めやすい時間帯です。ここをいかにうまく乗り切るかで、腰へのダメージは大きく変わってきます。

コツはただ1つ。速度はともかく、腰の振り幅をできるだけ狭く抑える事です。じつはこれ、女性からの要望でもあります。よく言えばリズミカル、悪く言えば単調。でもそんなふうにコンパクトに腰を振る動きこそ、ボディブローのようにじわじわ効いて、女性のオーガズムの確実な呼び水となるんです。

緩急のつけ方

浅く深くと深度の緩急をつけるのは、いざHが始まってしまうとなかなか難しいもの。男性が意識して変化をつけれるとすれば、おそらく腰振りのスピードだけではないでしょうか。

速さは3段階で、速い・ふつう・ゆっくり。挿入直後はゆっくりですし、中盤は標準、フィニッシュのときはやや速めのピストンでOK。スピードさえ変化させれば、単調すぎる腰振りになるのを防げます。押し込む、ねじる、回す、揺らす、急に引き抜く…。そうしたタイプの緩急は、じつは意外と女性にはウケません。

冒頭で触れたHIROの例ですが、毎分100回は人間離れした神業クラス。同じように毎分で表現するなら、「ゆっくり」は毎分50回、「ふつう」は毎分60回、フィニッシュ時は毎分80回程度のボルテージ。標準速度が“毎秒1回”なので、これを体に覚えさせておくと実践で役立ちます。

まとめ：挿入のコツをつかめば、明日からあなたはセックスマスター

腰振りの方法以上に、挿入の良し悪しはセックスの質を左右します。挿入でトチると、とくに男性には致命的。スムーズに入るからこそ、Hに自信が持てるからです。

女性の協力は常に必要で、男性1人に任せっぱなしにすると、いつ何どき萎えるかわかりません。メンタルを励ます意味でも、体を動かして挿入をアシストすべきでしょう。

挿入を制する者は、必ずセックスそのものを制します。以上、panpan（パンパン）編集部からのお届けでした。

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【編集後記】記事を読んだ方から「うまく挿入できた」と喜びの声あり

じつは今回、panpan編集部に「こういう記事を待っていた！」と喜びの声を寄せてくれた方々が。そこで、“挿入がうまくいった！”という体験談を2つばかりご紹介したいと思います。

「あれ？挿入ってどうやるんだっけ…」勃ちの悪さを自覚した消防署員の悲劇

最初の方は、目黒区在住のYさん(男性、30歳)。学生時代から自他共に認める絶倫でしたが、仕事のストレスから勃ちの悪さを自覚。すると途端に挿入がうまく行かなくなり…。

「ギン勃ちが当たり前だったもんで、挿入について考えるなんてして来なかったわけです。そしたら勃ちがちょっと悪くなっただけで、すっかり勝手が違ってしまい…。消防署員なんですが、近ごろ担当地区で火災が相次ぎ、疲れがたまってたんですかね。

バックが好きなんですけど、これがうまく行かなくて。でも記事を読んで反省しました。彼女がいい顔しない理由がわかりましたよ。女性が気持ちいいのはお腹側なんでしょ。ギンギンの息子で“上へ上へ”って感じで突き上げてましたから。

で、それをするだけの張りが消えたのに同じやり方でしようとしてたんですから、うまく行くわけないんですよ。“バックで男は猫背、女は女豹のポーズ”でしたっけ。アレがめっちゃ役立ちました。

斜め下に挿れる意識でヤッたら、勃ちの悪さも気にならず。ナカでむくむく膨らむなんて、人生初の体験。最近は「まずバック？」なんて、彼女の方から水を向けてくるように。災い転じて福となすとは、まさにコレですね。」

掲示板で“マグロ”と非難されたソープ嬢！はたしてその原因とは？

2人目は、ソープ嬢のりんさん(22歳、仮名)から。一時期、お店での指名が減って悩んでいたそう。そんなある日、掲示板に「りん、地雷。マグロｗ」の書き込みが…。

「ネットの評判なんて気にしない人もいますが、あたしは自分がどう見られてるか気になるタイプ。よせばいいのに、ついつい掲示板に貼りついちゃうんです。

そしたらあるとき、「りん、地雷。マグロｗ」の書き込みが。お店のスレでたまたま見つけました。まさか自分が地雷呼ばわりされてるとは…。

もはや指名が減るとかで悩むレベルじゃないじゃないですか。それで思いきって、ひいきにしてくれてる太客に聞いたんです。「あたしってマグロかなあ」って。

そしたら彼、「そんな事ないよ」と否定しつつ、「りんちゃんて、超下つきだよね」。あたしは最初「？」って感じでしたが、要するに正常位でアレが入りにくいんだそうです。「ちょっと体勢を工夫してほしいかなって思う事はあるよ(笑)」と。

記事では下つきの場合、“女性の腰を少し高くする”ってありましたよね。読んだとき、ホント、目からウロコって感じでした。原因がわかったので、今は自信復活。腰にあてがう可愛いポーチ、もう手放せません。」