オナニーに麻薬と同じ効果？気持ちよさにはワケは脳内で分泌される神経物質だった。

「オナニーすると脳内麻薬が分泌されて、依存症になる」

こんな話を聞いて思わず不安になってしまった男性、多いのではないでしょうか？

男性にとってオナニーは、一種のルーティンワーク。噂とはいえ、不安を抱えたままでは心の底からオナニーを楽しめないですよね。

今回はそんなあなたのために、オナニーと脳内麻薬の関係性について詳しく解説していきたいと思います。

正しい知識を身に付けて、より安心安全にオナニーを楽しみましょう。

オナニーすると脳内麻薬といわれる「ドーパミン」と「エンドルフィン」が分泌

まずオナニーに麻薬と同じ効果があるのは、事実です。

その原因となるのが「ドーパミン」と「エンドルフィン」という神経伝達物質。どちらも別名「脳内麻薬」と呼ばれています。

ドーパミンは運動や学習、さらに感情・思考など、様々な生命活動に関係しています。お酒を飲んで気分が良くなるのは、このドーパミンが脳内で分泌されるからです。

エンドルフィンは、もっとも有名な麻薬の1つであるモルヒネの6.5倍もの鎮痛作用があると言われています。いつまでも走り続けられるような感覚「ランナーズハイ」を生むのも、このエンドルフィンと考えられています。

どちらの神経物質も多幸感をもたらす一方で、依存症を引き起こす可能性があります。喜びをつかさどる神経回路「報酬系」に作用し、少しの快感では満足できなくなっていくのです。

オナニー依存症は自分自身だけでなく、家族や友人など、周囲の人間の人生も破壊します。少しでも依存症の疑いがあるなら、すぐに病院へ足を運びましょう。

「ドーパミン」がもたらすオナニーのメリット・デメリット

ここまでの説明でドーパミンを悪者のように考えた方も多いと思います。しかしドーパミンには、様々なメリットも存在するのです。

・性的快感が高まる
・幸せな気分になる
・集中力がアップする
・ポジティブ思考になる

ドーパミンには、性的快感を高める効果があります。オナニーが気持ち良いのは、このドーパミンのおかげなんですね。

また他にも様々なメリットがあり、うつ病の症状を改善させる効果も期待できます。

一方でドーパミンには、デメリットも存在します。過剰にドーパミンが分泌されると、依存症の他にも、統合失調症の原因になると考えられているのです。

ドーパミンは毒にも薬にもなる神経伝達物質です。上手く付き合えば数多くのメリットが得られるので、過度に怖がらず、適度なオナニーを心がけましょう。

「エンドルフィン」がもたらすオナニーのメリット・デメリット

一方のエンドルフィンにも、数多くのメリットが確認されています。

・性的快感が高まる
・幸せな気分になる
・痛みを和らげる
・ストレス解消になる

性的快感が高まるのは、ドーパミンと同じです。実はエンドルフィンは「幸せホルモン」とも呼ばれており、オナニーをすることで多幸感を得ることができます。

またモルヒネ以上の鎮痛作用をもたらす他、ストレス解消にも効果を発揮します。オナニー後には虚無感を覚えやすいですが、適度な頻度であれば、オナニーは生活の質を底上げしてくれるのです。

なお依存症を誘発する以外のデメリットは、エンドルフィンには特にありません。

エンドルフィンは運動したり、笑ったりすることでも分泌されます。デメリットよりもメリットの方が多いので、上手く生活に取り入れれば、より良い生活を送ることができます。

依存症のリスクがあるのでオナニー頻度は程々に

オナニーすると「ドーパミン」と「エンドルフィン」という脳内麻薬が分泌され、依存症を引き起こす可能性があります。

しかしそれはあくまで過剰なオナニーをした場合のみです。例えば1週間に数度のオナニーでは依存症になる確率はかなり低く、毎日オナニーしても、そう簡単に依存症にはなりません。

ただし依存症は「否認の病気」とも言われ、自覚しにくい病でもあります。

気付いたら依存症になっていた、なんてケースも考えられるので、オナニーの頻度は程々にしましょう。

以上、panpan（パンパン）編集部からのお届けでした。

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