夫婦の会話がなくなった意外な理由5選

夫婦の会話がなくなった意外な理由5選

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panpan編集部
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結婚して数年経過すると会話がなくなってしまったと感じる夫婦は少なくないと思います。昔は楽しく会話していたのに……と感じているあなた、会話がなくなったのも何らかの原因があるはずです。夫婦の会話がなくなった意外な理由を探っていきます。


会話がなくなった理由1: 夫が話を聞いてくれない


会話がなくなった理由1: 夫が話を聞いてくれない

こういう夫婦は多いと思います。恋人時代はとりとめのない話でも、楽しそうに聞いていてくれていた夫が、最近は全く無関心で、生返事ばかり……。聞いてくれない相手に話を続けるのがばかばかしくなってやめてしまう。どうせ聞いてくれないからと、もう話をする事自体やめてしまうというケース。

ちょっとここで考えてみましょう。あなたが夫に聞いてもらいたい話の内容はいつもどんな内容なのかを、そしてどういうタイミングで話かけているのかという事も。夫は一日仕事をして自宅に帰ったらまずほっとしたいはずです。「お帰りなさい、お疲れ様。」とまずは労いの言葉をかけていますか?まず妻の方から「今日は一日どうだった?」とか夫の事から聞いてあげてください

「男は敷居を跨げば7人の敵あり」と昔から言われるように、男が家を出て会社で働くという事は大勢の競争相手の中で頑張らなければならず、体力も気力もかなり消耗するものです。家に帰ってきても妻の愚痴やどうでもいいような内容の話を聞く程の余裕もないのかもしれません。

夫が家に帰ってきてほっとする。一日の疲れも癒された時、「じつは今日ね……」とおもむろにあなたが聞いて欲しい話をしてみてください。少しは返事の仕方も変わるのではないでしょうか?


会話がなくなった理由2: 否定的なことを言われる


会話がなくなった理由2: 否定的なことを言われる

これは夫婦どちらの側からも言える事ですが、何か話しをすると否定的な言葉が返ってきた場合、もうそれ以上は話す気になれなくなるという事があります。例えば、「だから言っただろう、馬鹿だなあ」とか、「あなたって本当に駄目ね」という言葉です。せっかく話をしようとしているのに、いきなり自分を否定的に言われたら、もうそれ以上は何も言えませんよね。

親しい間柄だからこそ、つい言ってしまいがちな言葉ですが、やはりこれも夫婦の会話をなくしてしまう原因と言えます。「どうせいつも返ってくる返事は同じ」と思えば話をやめてしまうでしょう。否定的な言葉を言う前にまず肯定的な言葉から言うようにお互いに注意すべきですね。「そうか、大変だったな」「そうなの、嫌だったわね」などと、まず相手の立場に立った言葉から始めるようにしましょう。最初に受け入れてもらったら、その後で少しくらい否定的な言葉を言われても、受ける感じが全然違ってきます。


会話がなくなった理由3: 興味の不一致


夫は妻の興味に関心がない、妻も夫の興味に無関心。こんな夫婦もかなり多いと思います。夫は家に帰ってきたら、自分の好きなスポーツ番組ばかり観ているし、妻は別のテレビで連ドラばかり……。これでは会話する暇もありませんね。世の中が豊かになって、一家に何台もテレビがあるしパソコン、スマホでの視聴も可能ですから、昔のように一台のテレビを囲んで家族一緒にテレビを観る必要もなくなったわけですが、このような便利な状況も夫婦の会話がなくなってしまう一因ではあると思います。

お互い自分の気持ちに余裕がある時に、相手の興味に少し合わせてみる、最初は全く興味がわかなくても、観ているうちにけっこう面白いと感じるかもしれませんし、一緒に観ながら「これはどういうルールなの?」とか聞いているうちに会話をしている場合もあります。ちょっと歩み寄るという事が大切だと思います。同じ趣味を持つ夫婦は仲良しだと言われています。同じ楽しみを持つ事によって、同じ時間を過ごせるし、会話も増える事は間違いないですね。


会話がなくなった理由4: 喧嘩を避ける為に会話をしない


この場合は、お互いにいつも相手に不満を感じている夫婦に多いのですが、口を開けば、不平不満が出る、相手を罵倒してしまうなど、何度も喧嘩になってしまった挙句にもう会話をしなくなったという場合です。これにはそれぞれに複雑な事情が絡んでいると思うので、簡単にはいきません。やはり不満の原因から考えてみる必要がありますね。

夫婦とは不思議なものです。長年の間には本当に色んな事があります。良い事ばかりではなく、悪い事のほうが多いと言えるかもしれません。一時期は険悪な時期もあって、離婚まで考えていても、それを乗り越えてしまうとまたお互いに強い絆を感じて、うまくいく夫婦もあります。

敢えてすぐにどうこうしようと言うのではなく、静観して時の流れを待ってみるという事もひとつの選択肢です。男も女も時間が成長させてくれるものですから。


会話がなくなった理由5: 会話の必要がない


「夫唱婦随」という言葉のとおり、会話らしい会話がなくても大変仲の良い夫婦もいます。「おーい、あれ!」「はいはい、あれね」もうそれだけでふたりの間は通じているのです。こういう風な夫婦になるまでには、かなり時間がかかるかも知れませんが。

女性は一般的におしゃべり好きで、男性は無口で口下手が多いようです。男性の中には仕事で起こった出来事を家では決して話さない人もいます。その理由としては、妻に分らない世界の事だからというのもあるし、妻に心配をかけたくないという気持ちもあるのです。愛情の形は皆違っていてもいいと思います。夫婦だから包み隠さず全てを打ち明けるのが愛情なら、夫婦だから相手に心配や気苦労をさせまいとするのも愛情です。

会話がなくてもお互いの根底に信頼と愛情があれば何も問題はないと思います。必要最低限の言葉だけで、何十年と良い夫婦関係を続けているカップルも数多く存在します。


百組の夫婦がいたら百組の夫婦の形があります。「友達夫婦はいつもたのしそうに会話が多いからうちも……」なんて思う必要はないのです。あなたとあなたの夫の気持ちが通じているのなら少しの会話でも、良いご夫婦と言えるのではないでしょうか。

夫婦は毎日365日一緒に過ごすのですから、楽しい会話を毎日続けるというのも無理があるかもしれません。それは理想だと分っていても現実は難しいものです。最近そういえば会話がなかったなあと感じた時だけでも、お互いに少しの時間、会話をする為の努力があればいいのではないかと思います。会話づくりのきっかけはまず相手の事を思いやる事から始めるとスムーズにいきますよ。


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