驚愕の事実!筋トレの常識はほとんど間違っていると判明!

驚愕の事実!筋トレの常識はほとんど間違っていると判明!

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この記事を書いた人
パーソナルトレーナー
KUBOTA TRAINING
大学時代、アメリカへ留学中にパーソナルトレーニングの仕事をしていた筋トレ大好き26歳のクボタです。誰でも簡単にモテる身体が作れる筋トレ方法を教えています。現在はpanpan編集部にて、トレーニング仲間と3名体制で専門的かつ初心者にも分かりやすい記事を執筆しています。
体系を維持するためや、今よりスタイルをよくするために筋トレをしている人って多いですよね。最近では自宅でできる簡単なグッズが登場していますが、それは筋トレは健康へのトレーニングについて新しい発見が発表されているためです。昔はいいとされていたものが今では危険と考えられていることも。新しい筋トレの常識知っていましたか?


疲労の原因は乳酸ではない


疲労の原因は乳酸ではない

人間のエネルギー源として炭水化物の糖質がありますが、糖質は体内でブドウ糖へと分解され、ATPへと変換されていきます。激しい運動の際は、体内に蓄えられているグリコーゲンという糖をブドウ糖の代わりに分解して、ATPを生み出します。このときに同時に生み出されるのが乳酸です。血液中に乳酸が蓄積されると疲れが感じられたことから、乳酸は疲労の原因物質だと考えられていました。

しかし、研究により乳酸は疲労に関係はしているものの、それ自体は原因でないと発表されたのです。疲労の仕組みというものは完全には明らかになっていませんが、乳酸の産み出される過程で筋肉のpHが酸性に傾くことが原因であると考えられています。


年をとると筋肉痛が遅くやってくる?


年をとると筋肉痛が遅くやってくる?

中学生や高校生のころは部活で筋トレをした時やマラソン大会があった次の日は筋肉痛になりましたよね。しかしそれが社会人になると次の日になっても筋肉痛にはならず2~3日後に筋肉痛にだと感じ、痛みが引くのも遅く感じませんか?。このことから年をとると筋肉痛は遅くやってくると認識するようになっていませんか?しかし実は年をとることと筋肉痛の遅れの関係を証明する科学的データは明らかになっていないのです。

筋肉痛は久しぶりに運動やトレーニングをした後8~24時間後に発症して、24~72時間後にピークに達します。また1週間くらいで痛みがなくなるものは「遅発性筋痛」といわれます。筋肉痛の始まりに年齢は関係がなく、年をとることによって回復が遅れたり痛みが強く感じるようです。普段から運動をしている人は遅発性筋痛のピークと回復がはやいことも明らかになっています。

おそらく年をとると筋肉痛のはじまりが遅いのではなく、学生のころなど身体的に成長中の時期は運動すればその分すぐに筋肉が鍛えられるので筋肉痛がすぐに始まるのでしょう。年をとることで身体的にもできあがってくることであまり変化が得られず、筋肉痛になることが少ないのかもしれませんね。

筋肉痛が長く感じるのは年をとってからの運動量が少ないことが原因でしょう。普段から運動しておくことで痛みも軽くなるといわれているため、普段から運動しておけば痛みも長引かないでしょう。


筋トレには休養も必要


筋トレは毎日継続してやらないと意味がないと思っていませんか?実は筋トレは毎日である必要はないと今では考えられているのです。最近よく耳にするようになった言葉で超回復という言葉に覚えはありませんか?超回復とは筋トレで傷ついた筋肉が休養している間に修復されて筋繊維が太くなり筋肉量が増えるというものです。

つまり筋肉量が増えるのは休養中ということであり、筋肉が損傷しているときに筋トレをしても筋肉量の増加は望めないのです。このとき実際腕などであれば太くなって見えますがこれは「パンプアップ」という現象であり、筋肉中に血液が入り膨張しているだけなのです。超回復にかかる時間は48~72時間といわれているので、これ以降に筋トレしないと損傷した筋肉をさらに損傷させることになり筋肉は減少してしまいます。


筋肉痛にならないと筋トレの効果がない?


結論を述べると筋肉痛にならなくても筋トレの効果はあるのです。筋肉痛になったから筋肉量がアップするというのはイコールではなく、筋肉の増加の際の事象のひとつでしかありません。つまり筋肉通にならなくても効果がないわけではありません。しかし、負荷が弱ければ筋肉量の増加は得られにくく、それは筋肉の持久力のトレーニングに近いでしょう。つまりは有酸素運動です。有酸素運動といえばマラソンが浮かびますが、マラソン選手の足は持久力があるので細くてしまった足ですが、筋肉の肥大は特に見られません。つまり筋肉痛にならないことは肥大効果が得られにくいというふうにはいえるでしょう。

筋トレに関する知識は日々変化しています。今回述べたことも研究が発達すればまた新しい事実が出てくるかもしれません。筋トレをしていく上で身体を壊しては意味がないので、できるだけ新しく正しい知識を身につけていきたいですね。

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