実は意外と知らない、筋トレしても損してしまうダメな勘違い

実は意外と知らない、筋トレしても損してしまうダメな勘違い

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この記事を書いた人
パーソナルトレーナー
KUBOTA TRAINING
大学時代、アメリカへ留学中にパーソナルトレーニングの仕事をしていた筋トレ大好き26歳のクボタです。誰でも簡単にモテる身体が作れる筋トレ方法を教えています。現在はpanpan編集部にて、トレーニング仲間と3名体制で専門的かつ初心者にも分かりやすい記事を執筆しています。
マッチョな体を手に入れようと一生懸命トレーニングしているのに、ちっとも効果が出ないなんてことはありませんか?そういう人はやり方を見直すだけで、劇的に体を変化させられるかもしれませんよ。それでは筋トレしても損してしまうダメな勘違いをいくつか紹介していきます。


筋トレでよくある勘違いその1「毎日トレーニングしている」


筋トレでよくある勘違いその1「毎日トレーニングしている」

筋肉というのはトレーニングしたあとに休ませてあげないと、育たないのです。同じ部位を毎日鍛えても効果は出ません。毎日トレーニングする場合は、「月曜日は二の腕」「火曜日は大腿筋」といった感じで、鍛える場所を変えていきましょう。それでも週に一度は、何もしない日を作った方がいいです。ストイックな人ほど毎日ハードなトレーニングをしてしまう傾向にあります。鍛えたあとは筋肉を休ませるという習慣こそが、体を大きくするのには欠かせないのです。


筋トレでよくある勘違いその2「プロテインへの知識が足りない」


筋トレでよくある勘違いその2「プロテインへの知識が足りない」

筋トレをする上でなくてはならないプロテイン。実はこれ摂取するタイミングを間違えると、よい効果が出ないと言われているのです。最もよいのはトレーニングが終わってから30分以内です。この期間にたんぱく質を取り込むことで、筋肉が大きくなりやすいというわけです。筋トレ前にも少しプロテインを飲んでおいてもいいですね。

一度に取り込める摂取量というのは決まっていますから、大量に飲んだからと言って筋肉が急速に発達するということはありません。一日に数回分けて、取り入れるようにしましょう。トレーニング以外の日もプロテインをとりましょう。その方が筋肉がつきやすいのです。


筋トレでよくある勘違いその3「先に有酸素運動をしている」


脂肪燃焼を考えて、筋トレと有酸素運動をセットでやっている人もいると思います。それ自体は問題ないのですが、注目してほしいのはその順番なのです。もし筋トレをする前に有酸素運動をしている人がいたら、それは改めましょう。先に有酸素運動をしてしまうと、エネルギーをそこで使ってしまうため、そのあとのトレーニングでよいパフォーマンスを発揮できなくなってしまうのです。正しい順番は『筋トレをしてから有酸素運動をする』です。なお軽いジョギング程度でしたら、筋トレ前にやっても問題ありません。


筋トレでよくある勘違いその4「器具が軽すぎる」


バーベル、ダンベル、その他のトレーニング器具の重さを間違えていると、なかなか筋肉がつきません。筋肉は筋繊維が一度破壊されたあとに起こる『超回復』によって、太く大きなものになっていきます。あまりに負担が軽いと超回復が起こらないのです。トレーニングする際は、ぎりぎりまで追い込んでください。「もうこれ以上は続けられない…」というところまで、追い込んでこそ筋肉が発達するのです。自分との戦いに勝てば、きっとたくましい体が手に入るはずですよ。


筋トレでよくある勘違いその5「トレーニングフォームの間違い」


どれだけ懸命にトレーニングを頑張っても、フォームを間違えていたらよい効果は得られません。鍛えたい筋肉にきかせることが何より大事なのです。他の力を使ってしまうと、鍛えたい筋肉に負担を与えられていないことになります。

初心者の人が独学で『正しいフォーム』を身につけるのは至難の業。筋トレにくわしい人や、専門のトレーナーに教えてもらうところからスタートさせると効率のよいフォームを会得できるはずです。『合理的なトレーニングこそが筋肉を生み出す』ということを、頭に叩きこんでおいてくださいね。


筋トレでよくある勘違いその6「食事のバランスを間違えている」


トレーニングと同じくらい重要なのが食事です。プロテインは確かに効果がありますが、それは普段の食事で栄養をしっかりとっていればの話。バランスのよい食事を心がけることは、かなり大切です。「炭水化物を一切取らない」という人が、いるようですが、これはよくありません。炭水化物はたんぱく質を筋肉に送りこむ役割を担っています。だから減らしすぎるのは問題があるというわけです。

鳥の胸肉やささみは、『低カロリーで高たんぱく』という理想的な食べ物です。アスリートでもこれらを中心に食生活を組み立てる人が多くいます。そういった食事への細かい気配りが、よい筋肉を作っていくのですね。


筋トレでよくある勘違いその7「睡眠が足りていない」


たまに睡眠時間を削ってまで、筋トレをする人がいるようですが、これはあまり意味がありません。筋肉が生成されるのは寝ている時間なのです。最低6時間の睡眠が必要だと言われています。

また寝る時間帯も重要です。成長ホルモンは夜の0時頃に最も多く出るため、この時間に深い睡眠をとっていることが大事というわけです。22時か遅くとも23時には布団に入っておく習慣をつけておきましょう。直前まで激しいトレーニングをしていると、興奮して眠れなくなるので、筋トレはもっと早い時間帯にやっておくといいでしょう。


筋トレでよくある勘違いその8「焦りすぎ」


トレーニングを始めるとすぐにマッチョな体が手に入るかというと、そうではありません。早い人でも三ヶ月はかかると言われています。筋肉はすぐにたくさんつかないものなのです。一ヶ月で1キロ増えたら、すごいことです。それを積み重ねれば筋骨隆々の体が手に入ることでしょう。

ボディビルダーの人たちは、計画的に筋肉をつけていってます。筋肉は一気に増える時期と、停滞する時期があるのです。それをわかっていれば、それほど焦る必要はありません。少しずつ体が変わっているというイメージを持ちながら、日々のトレーニングに励んでください。そのうち『筋肉のご褒美』が、きっとあなたにもやってくるはずですから。


筋トレでよくある勘違いその9「レップ数の間違い」


レップという言葉をご存知でしょうか?「1セット内での反復回数」をレップと言うのです。もしこのレップ数が足りないと筋肉をつけるのは難しいと言われています。筋肉をたくさんつけたいのなら6から8レップ、細マッチョを目指しているのなら8から15レップが最適だと言われています。そのレップ数でインターバルを1分ほど挟みながら、同じ部位を鍛え続けてください。恐らく最後の方はかなりきつくなると思いますが、それは正しいトレーニングをしている証拠です。

最初から重たすぎるものを使うと関節を壊してしまうことがあるので、器具の重さは段階的に上げていくようにしてくださいね。

筋肉を手に入れるには、色々な方面からのアプローチが必要だということを、わかっていただけたのではないかと思います。筋トレにおいても『ローマは一日にして成らず』ということですね。いつか理想な体になることを、イメージしながら効率のよい筋トレを地道に続けてくださいね。

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