女性が性交痛を感じる本当の原因と、正しい対処法4選

性交痛とは、女性がセックスのときに女性器に感じる痛みのことです。性交痛が原因で、セックスが思うようにできなかったり、快感を感じることが難しくなったりします。ここでは、「女性が性交痛を感じる本当の原因と、正しい対処法」をご紹介していくので、性交痛を緩和する参考にしてみてくださいね。

性交痛の原因と対策1：膣が濡れていない場合

膣が十分に濡れていないときに、男性器を挿入すると、女性が性交痛を感じることがよくあります。痛みの原因は、滑りが悪い膣に無理やり男性器を押し込むので、摩擦が生じて痛みが起こるのです。特に、膣の入口に激しい痛みを感じる女性が多いようです。

対策としては、男性が女性にしっかりと前戯をして、膣を濡らしてあげることです。女性によっては、体質的なものもあって、膣が濡れにくい人もいます。その場合は、ローションや潤滑油で膣を濡らして滑りを良くしてから、男性器を挿入するといいでしょう。

性交痛の原因と対策2:膣が発達していない場合

セックスの経験が少ない女性や、長い期間セックスをしていない女性がセックスをすると、性交痛を感じることがあります。膣が発達していないときは、膣の内側が硬くなっています。そこに男性器が入ってくると、硬い子宮に男性器が当たって痛みを生じるのが原因です。

対策としては、硬くなっている膣内を柔らかくしてあげることです。ゆっくりと男性器を挿入して、ゆっくりと優しく男性器を動かせば、そのうち膣内が柔らかくなっていきます。また、セックスの経験が浅い女性や、久しぶりにセックスをする女性は、緊張したり不安になったりして、精神的なものから膣内が硬くなることもあります。女性の気持ちをリラックスさせてあげるように、男性が優しくロマンチックに女性に接してあげることも対策の一つです。

性交痛の原因と対策3:男性器が大きい場合

性交痛を感じる原因として、膣に対して男性器が大きすぎたり、膣の奥行よりも男性器が長すぎたりすることが、原因のときもあります。男性器が膣よりも大きい場合に、激しく突くと、女性は膣が裂けるような激しい痛みを感じることもあります。

対策としては、まず、とてもゆっくりと男性器を挿入して、少しだけゆっくりと男性器を動かします。そして、挿入したまま動きを止めて、クリトリスや乳首などを愛撫してあげます。そして、またゆっくりと男性器を動かす、というように繰り返していくと、膣が緩んでいき女性はだんだんと気持ちよくなっていきます。ゆっくりと時間をかけてセックスすることがポイントです。また、女性が痛みを感じない体位を探してみるのもオススメです。膣の位置や形にもよるのですが、男性器が深く入らない体位を探してみてくださいね。

性交痛の原因と対策4：膣内に傷がある場合

膣の内側に傷があるときに、性交痛が起こることもあります。膣を十分濡らしてゆっくりと優しいセックスをしても女性が痛がる場合は、膣内に傷がある可能性があります。膣に指を入れて愛撫しているときや、おもちゃを使って愛撫しているときに、膣内を傷つけてしまうのが原因のようです。膣内に傷があるかもしれない、というときの対策は、婦人科に行って、先生に診てもらうことです。

いかがでしたか？性交痛の原因と正しい対処法を知って、女性の痛みを和らげて、セックスを楽しいものにしてくださいね。