夫婦が本当は離婚したいのに、離婚しない理由 8選

夫婦が本当は離婚したいのに、離婚しない理由 8選

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最初は恋人同士として愛し合っていたとしも、いざ夫婦となって生活していくと互いにすれ違いが生まれてくるもの。その溝が深まると最悪離婚に至ることもありますが、夫婦の中には理由があり離婚しない、できないと悩む方も多いのだとか。そんな離婚しない理由をまとめてみました。


夫婦が離婚しない理由その1:子どもの養育
夫婦が離婚しない理由その1:子どもの養育

子どもがいる夫婦としては、やはり離婚したいほど互いの仲が悪くても、子どものことを考えるとなかなか踏み出せないという方が多いですね。子どもとしても父親か母親のどちらかが欠けても悲しい思いを永遠と引きずる可能性もありえますし、そういったことを考えるとどうしても罪悪感を感じてしまい、離婚の話すら持ち出せないことも。

何より現実問題として子どもの養育費に関しても問題が出てきます。離婚を考えると、そういった子どもや経済力の面でも問題が浮上し、やはり前に踏み出せないまま、ギクシャクした生活を送らなければいけません。

ただ、離婚を考えてしまうほど不仲の両親の間で育つ子どもも可哀想ではないでしょうか。子どもはやはり仲の良い両親と幸せに暮らしたいはずです。ギクシャクした関係は、子どもの目線から見ても感じ取れるものです。一番身近にいる人たちが、いつも喧嘩していたら、それを見てる子どもも辛いでしょう。そう考えると、一番良いのは互いの夫婦仲を改善できるよう必死にになること。それがどうしてもできないのなら、一度専門家などに離婚のことを相談してみるべきです。


夫婦が離婚しない理由その2:世間体を気にする


夫婦が離婚しない理由その2:世間体を気にする

離婚しようと考えるだけなら2人だけで済む話ですが、いざ実行に移すとなると、周囲への影響が出ることも考慮しないといけません。例えば、親族同士のつながりが深いと両親が必死で離婚を止めてきたり、職場であれば、表立って言われなくても社内評価に響くこともありえます。今の世の中、昔ほど離婚する人は少なくないですし、離婚に対する目線が和らいできてはいますが、やはり気にする人は気にします。

中にはどうしても離婚に対して理解できないという人ももいるでしょう。そうしたことを考えると、世間的な目を意識してしまい、離婚をしないという夫婦も多いです。ただ離婚するほど仲が悪い関係を保ち続けるのも、精神的にキツイはずです。その場合は、迷わず信頼における人や専門家に相談し、現状の悩みを聞いてもらいましょう。


夫婦が離婚しない理由その3:エネルギーがない


離婚することを考えるのは正直なところ簡単です。しかし、実際にその手続きをとったり、周囲に対しての説明や言い訳を考えたりするのも、想像以上にエネルギーを使うものです。ただでさえ夫婦仲が悪くて常に精神的に参ってる中、疲弊した状態でエネルギーを消費するような行動に抵抗を感じてしまうと、離婚したくてもなかなかできないでしょう。

また離婚した後のこと(職探しに引っ越し、保険の手続きなどなど)も考えるとやらなければいけないことは山ほどあることが分かります。こういった点を押し切ってでも離婚を決意する勇気があるのなら実行するべきでしょうが、エネルギーに余裕がないと感じるなら、まずは夫婦仲をどう改善していくか真剣に検討したほうがいいでしょう。


夫婦が離婚しない理由その4:相手への情がある


離婚したいと考えるほど仲が悪くなってしまったとはいえ、それでも長年連れ添ってきた関係性であることに変わりません。一緒に共有した時間の中で、どんなに嫌いな人とでも情が生まれるのは自然なことです。ただこの情が深いほど、いざ離婚しようと考えてもそれが壁になって、結局離婚しないという流れになることもあります。

一度湧いた情を振り切るのは正直なところ難しいでしょう。例えどんなに相手からひどいことをされたとしても、情を感じて許してしまう女性もいますし。とはいえ、離婚したいという気持ちもあるのなら、情を断ち切る勇気を持つことも必要になってきます。というか、まずは情を断ち切らなければ話が進まないでしょう。


夫婦が離婚しない理由その5:自信がない


自信がないことで悩むのは女性でしょう。離婚するということは、それ以降は自分自身でお金を稼がなくてはいけません。つまり働き手である旦那と縁を切るきることになるのですから、自分も生きていくために再就職しなければならないのです。女性の場合、結婚後は会社を辞めて主婦に専念する方も少なくなく、仮に社会復帰するにしても多少時間がかかることが予想されます。

そう考えると、結婚後の自分の生活にだんだん自信がなくなってしまい、離婚したくても離婚しないということも。何かしらのスキルがあり、すぐにでも職につけることができたらそれにこしたことはありませんが、今後食べていくだけのお金を稼げるのか、また自立といった面からみても不安要素が多く女性にとっては難しい問題となっています。


夫婦が離婚しない理由その6:義理の両親の介護


義理の両親と一緒に暮らしている方の中には、向こうには愛想尽きたけど、向こうの両親には愛着があり、彼らを裏切って離婚することは申し訳なくてできないと考える方もいます。さらに、両親の介護をしているパターンだと、「見捨てて出ていくのか?」と自分を責めてしまい、それが原因でなかなか離婚に踏み出せないこともあります。今まで世話になったり、心から良くしてくれた人に対して負い目を感じるからこそ、離婚できないのでしょう。


夫婦が離婚しない理由その7:意地がある


夫婦が離婚しない理由その7:意地がある

夫婦のどちらかが浮気や愛人がいたとして発展した離婚話でも、結局離婚後はその相手のもとへ向かうことを考えると、「一人だけ幸せになるのか!?」と怒りが込み上げることも。その結果、意地でも離婚しないというパターンもあります。確かに、向こうにとってはむしろ「離婚してくれ!」と願っていることでしょうし、そう考えると「残された自分はどうすればいいのか」と考えるもの。

向こうは何も考えず愛人か浮気相手のもとで幸せに暮らせばいいとして、こっちは離婚後のことで色々悩まされるのかと思うと、怒りが込み上げるのも仕方がないのかも?「ぜったいに離婚させない」「そんな自分勝手は許さない」。まさに執念によって離婚を踏み留めているケースです。


夫婦が離婚しない理由その8:次に住む場所がない


離婚したはいいものの、次にどこに住むのか。実家に帰るという選択肢が一般的でしょうが、中には出戻りを受け入れる余裕がない実家もあります。また、女性の場合は保証人や仕事先がきっちりしていなければ、次の社会復帰に向けてのハードルまで高くなることも。そうなると、暮らす場所さえままならにことに。こういった考えから、結局離婚したくても離婚しないという方もいます。男性なら最悪一人でも何とかなるものですが、女性にとって離婚後一から再スタートすることは、それなりのエネルギーや時間を労することを覚悟しなければいけません。

いかがでしたでしょうか。最初は愛し合っていたのに、いざ夫婦生活を送るとなると、想像していた以上に噛み合わないと感じることも多々あると思います。結果、離婚を考えることがあるとしても、やはり一度は互いの仲の修復を図ることも大切です。大変かもしれませんが、ゆっくりとお互いに相談していきましょう。

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