夫婦の本音|本当は離婚したいのにできない理由 8選

夫婦の本音|本当は離婚したいのにできない理由 8選

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テレビで、夫婦がお互いに対する不満などを漏らすような光景を目にすることが多々ありますよね。ママ友の間でも「うちの旦那は...」と不満を漏らす人も多いです。とはいえ実際に離婚まで踏み切る人は少ないのが実情。離婚したいけどできない、そこにはどんな理由があるのでしょうか。


離婚したいのにできない理由①:金銭面の問題


離婚したいのにできない理由①:金銭面の問題

離婚する上で一番大きな問題となるのが、金銭トラブルです。専業主婦として家事と育児に専念している妻にとっては、夫の稼ぎはなくてはならない存在です。よって、もし夫婦が離婚してしまった場合、これまで専業主婦だった妻はお金を得る手段がないため路頭に迷ってしまいます。妻も働けばよい話なのですが、長年専業主婦となり仕事についていなかったり、熟年での離婚だった場合、なかなか職に就くことが難しいのが現実です。子どもを抱えて離婚した場合、養育費はもらえるかもしれませんが、それだけだとおそらく足りないでしょうし、あてになりません。このような理由から離婚したいと思ってもできない夫婦が大勢いるはずです。


離婚したいのにできない理由②:子どもの心理、親権


>離婚したいのにできない理由②:子どもの心理、親権

離婚したい夫婦が足踏みしてしまう理由の1つに、子どもの存在が挙げられます。離婚は夫婦が二人で決めてしまうこと。子どもが悲しむことを考えると、離婚したくても離婚できずにいる夫婦もたくさんいます。離婚してしまえば、子どもが心に深い傷を負ってしまって引きこもりになってしまったり、親の言うことを聞かなくなったり、色々な影響が出てきてしまいます。筆者は実際に父と母が離婚した経験を持ちますが、自分にはなぜ何も言ってくれなかったのかとずいぶん考えましたし、いてほしい時にいない父親の存在がとても悲しかったのを今でも覚えています。このように、子どもの心理を想い、離婚に踏み出せない夫婦もいるのです。

また、場合によっては親権を争うこともあるでしょう。ほとんどの家庭は母親が引きとるようですが、どちらも親権を希望する場合、裁判などの争いごとになってしまいます。勝った方はいいですが、万が一負けてしまった場合は、大切なわが子にもう二度と会えないかもしれないのです。そのリスクを考え、言い出せないこともあるでしょう。


離婚したいのにできない理由③:共同購入した家財の問題


離婚する際には、結婚生活で2人で購入した車や家、家具、ペットなどをどうするかが問題になります。どちらかが負担して購入したものであれば、負担した側のものとなるでしょうが、二人で購入したものに関しては売却して得たお金を折半するのか、しかし、そこでもどちらが多く使っていたなどの揉め事が発生してしまいます。また、ペットは生き物ですので家財以上に今後どうするかの話し合いが必要になってきます。面倒な揉めごとになるくらいなら我慢する、といったこともあるでしょう。


離婚したいのにできない理由④:周囲の目線


これも親が離婚した経験を持つ筆者が感じた、とても嫌だったことの1つですが、離婚した、再婚したといった噂は恐ろしいことにすぐに近所に広まってしまいます。私の場合も明らかにひそひそと言われているのがわかりましたし、学校も転校したのですが、なぜか離婚したことがそこでも広まっていました。離婚をしてしまえば、それが周囲に広まるのは時間の問題です。相手も自分も嫌な思いをすることがわかっていますし、場合によってはどちらかが遠くへ引っ越すことにもなりかねません。それもしばらくの間でしょうが、噂が収まるまでは、周囲の目を気にしながら生活をしなくてはならなくなります。子どもの場合は、最悪いじめや嫌がらせにまで発展しかねません。子どもにまで我慢させないといけないことを考えると、踏みとどまってしまうようです。


離婚したいのにできない理由⑤:様々な手続きに時間を要する


離婚するにあたって、まず妻の方は苗字が変わります。ですので、妻は免許証や保険証、印鑑など全部作り直しが必要です。また夫の方も、妻を扶養に入れているなど、会社に申告していたことが多々あるはずなので、その変更を会社に申請しなくてはなりません。また、どちらか、もしくは両者が引っ越しをする場合、新しい家を探し、住み始めるまでに費用と労力を必要とします。保険の受取人や名義変更など、そのほかにもしなくてはならない手続きが山ほどあります。手続きがすべて終わるまでの時間や費用、労力を考えると、面倒になり、離婚したいと思ってもなかなか踏み出せないようです。


離婚したいのにできない理由⑥:両親、親族への気まずさ


こちらも周囲の目線を痛く感じるのと同じように、最も近しい人だからこそ、申し訳なさを感じてしまいます。相手から暴力を振るわれていたり、命の危機が迫っていた場合には別ですが、一度結婚をし、それに対して祝福をしてもらった身です。それを考えてしまうと、気まずさや申し訳なさから、簡単に離婚したいとは言えないでしょう。


離婚したいのにできない理由⑦:婚姻関係のメリットの多さ


確かに、離婚したいと考えている人は、日々の結婚生活の中でかなりの不満を抱えていることと思います。しかし、一度離婚してしまい夫との縁が切れてしまえば、夫の万一の際の保険金や遺族年金等が受け取れないことになってしまいます。

婚姻中はほとんどの方が、自分が亡くなったときや、何かがあった時に結婚相手を受取人に指定していますので、離婚してしまえば、それが受け取れることはなくなってしまうのです。特に女性は、そのもったいなさから、離婚をとどまる人も多そうですね。


離婚したのにできない理由⑧:相手への恐怖


自分が一方的に離婚したい場合、確実に相手は反対してきます。その場合、弁護士を間にはさんで離婚調停などで解決することが多いでしょうが、相手が日ごろから暴力をふるっていたりすれば、後々の仕打ちが怖くて言い出せなかったり、場所を突き止められて嫌がらせをしてくる可能性があれば、そのような暴力や嫌がらせが心配で言い出せないこともあるでしょう。

いかがでしたか?8つの理由を挙げてみました。離婚したいと思ってもできない人はたくさんいるでしょうし、何とか我慢しながらお互いに生活を続けている人も大勢いるでしょう。何とか良い方法で、離婚の悩みが解決することを祈っています。

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