朝、『笑顔』で旦那を送るだけで、幸せが増える理由

朝一番の笑顔は、誰にとっても気持ちがいいものですよね。新婚でも子供がいる夫婦でも、朝一番の笑顔がその日一日の気分を決定づけてしまうほど、その効果は絶大。そこで今回は旦那を笑顔で送るだけでなぜ幸せなのか、その理由を徹底検証します。

典型的な幸せの形として分かり易い

高度経済成長期から、日本の幸せな家庭のイメージとして使われてきた「朝のいってらっしゃい」。現役世代の多くが、この光景を必ずテレビや映画で一度は見たことがあります。ほとんど刷り込みに近い「幸せ」が具現化した風景といえるでしょう。それだけに分かり易いのです。起きたばかりでまだ頭がちゃんと働いていなくても、こんな分かり易い風景の一員になっていて、幸せを感じないはずがないとは思いませんか？

「これが俺の守るもの」という夫の気力が妻にも伝染

前述したように、視覚的に分かり易い幸せの風景だけに、夫もやる気がでます。「俺の守るものがここにあるんだ」と、普段抽象的な「幸せ」が見事に「見える化」されるのです。こういう旦那の奮起は、妻にもいい影響を与えます。旦那が「男らしさ」「使命感」「責任感」「労働意欲」を燃え上がらせれば、それは同じ家庭に暮らす妻にも伝染し、「支えよう」「サポートしよう」「美味しいご飯を」という相乗効果が生まれます。さらに幼い子供にも父親の悪口を言わなくなり、家庭はより幸せを倍増させていきます。まさにいいことだらけですね。

「私があなたの妻よ」という首輪の役目

ちょっと大人の事情ですが、浮気防止の効果もあります。朝の笑顔はその日一日、脳裏に焼き付きます。職場でのちょっとした誘惑に対しても、罪の意識が芽生えやすくなり、浮気を未然に防ぐ効果がでるのです。まさに時限爆弾のように「チクッ」とあの笑顔が蘇る。こんなお手軽で便利な「釘」はありません。嫌味ったらしい愚痴を言って疑うよりは、笑顔で送り出したほうがよっぽど効果がありそうです。

見送ってくれる女は単純に凄く可愛い

これはもう、男のバカさと言われても仕方ないでしょう。お見送りしてくれる女性はそれだけで可愛いもの。「自分に仕えてくれている」感が出ますからね。新婚なら一度引き返して抱きしめてやろうかと思うくらい愛おしくなる瞬間です。愛されて幸せを感じない女性はいませんよね。

朝日と笑顔で相乗効果

朝日は鬱病の治療に効果を発揮します。幸福感や満足感を生み出してくれる重要な要素。幸福感や満足感を感じさせる、セロトニンという脳内物質を生成する際に、午前中の日光が有効なのです。ここにさらに妻と子供の笑顔が加わったなら、幸せにならないはずがありません。帰宅時だって、妻に当たり散らすようなことは少なくなるでしょう。日光と笑顔のダブルパンチは、メンタルの健康を保つためにに絶大な効果を発揮するのです。

愛し合う両親の姿が子供に与える影響も大きい

朝、笑顔で父親を見送る母親の姿を、子供はとてもよく見ています。この記憶は一生残る大切なもの。両親が愛し合い、笑顔を向けあう家庭は「機能不全家族」になりにくく、「アダルトチルドレン」を生み出す家庭の不和を取り除いて、理想的な子育ての環境を作ります。幼い子供は母親が大好きなものです。さらに大切なことは、母親自体だけではなく、「ママが好きなものも好き」だということ。「ママが笑顔を向けているパパも好き」となりやすく、子供に好かれる父親は「俺のことをちゃんと伝えてくれている」という感謝を妻に返します。このように感謝や愛情の循環が始まるので、朝の笑顔は幸せの源泉であると言えるでしょう。

いかがでしたか？共働き世帯が多くなり、笑顔で旦那を見送る機会が減ったという女性も多いでしょう。お弁当やその他の支度でとても忙しい、しかも早朝は眠いという気持ちもわかります。しかしたった数分の行動が、大きな幸せの元になっていることを理解して、たまには笑顔で送り出してみてはいかがでしょう。きっと何かが変わりますよ。