「筋肉痛が2日後にくる=老化」はウソ、本当の理由とは

「筋肉痛が2日後にくる=老化」はウソ、本当の理由とは

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panpan編集部
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筋肉痛が数日後に遅れてやってくるようになったら身体が老化した証拠っていう話、一度は聞いたことありますよね。実はこれ、ウソなんです。老化じゃなかった、筋肉痛が遅れてくる原因の真実をここで大公開しちゃいます。

筋肉痛が遅れるのと老化は因果関係ナシ

筋肉痛が遅れるのと老化は因果関係ナシ まことしやかにささやかれてきた「筋肉痛が遅れてくる=老化」説ですが、科学的根拠が全く見られないデマだったんです。筋肉痛が表れる時間を年齢別にグループ分けしても、年齢を重ねれば重ねるほど筋肉痛が遅れてくるといったデータは一切出てきません。若い年代の人でも2日後以降に筋肉痛が表れるという例はたくさんあります。

筋肉痛が遅れる原因は老化じゃなく筋肉の状態

筋肉痛が遅れる原因は老化じゃなく筋肉の状態 では、筋肉痛が遅れる本当の原因を追究していきましょう。普段からトレーニングをして身体を鍛えている人の場合、筋肉痛が早い段階で表れる傾向にあります。対して運動不足の人の場合は筋肉痛が表れるのが遅れ気味に。すなわち、使っていない筋肉は筋肉痛が遅れるというのが真実です。 年を取れば取るほど筋肉を使う機会は減りますし、若い年代、特に学生なら筋肉を鍛える機会に恵まれています。筋肉が衰えがちな年配世代に筋肉痛が遅く表れる人が多いということから、「筋肉痛が遅れてくる=老化」説が広がってしまったということが考えられますね。

筋肉痛が遅れる原因は老化じゃなく運動の激しさ

筋肉痛が表れる早さは、どれだけ激しい運動をしたかにも深く関係しているということが明らかになっています。激しい運動をすればするだけ筋肉の損傷も激しくなるので、筋肉痛が早い段階で表れます。場合によっては運動している間に表れるなんていうことも。対して、そこまで激しくない運動なら、すぐに筋肉が痛みを覚えることはありません。それでも多少の損傷はあるので後からじわじわと痛みが表れてくるというわけです。つまり、負荷の低い運動は筋肉痛が遅れるということ。 若いうちはがむしゃらに運動したり力いっぱい身体を動かして遊んだりするものですが、年を取ると段々無理をしないように運動をセーブするようになることが多いです。負荷を抑えた運動をするようになる年齢に達して、筋肉痛が遅れるようになったと感じることから「筋肉痛が遅れてくる=老化」説を実感する人が多かったということですね。

筋肉痛が遅れる原因は老化じゃなく飲酒

お酒を飲むと、アルコールを体内で分解するためにタンパク質を消費します。タンパク質は筋肉を作る栄養素でもあるので、アルコールの分解で消費した分、運動で損傷した筋肉を回復させる分のたんぱく質がなくなってしまうのです。また、飲酒は内臓に負担をかけるため、成長ホルモンの分泌やタンパク質の吸収を阻むという一面も。したがって飲酒は運動で損傷した筋肉の回復をジャマし、後々にやってくる筋肉痛に苦しめられる原因となるんです。 若い頃は知らなかった、運動の後に飲むビールの快感。これを楽しむのは大人の特権ですよね。しかし、この大人になってから始めた習慣によって、「筋肉痛が遅れてくる=老化」説が本当だと錯覚してしまうというわけなんです。 筋肉痛の遅れはけっして年のせいなんかじゃありません。肉体の衰えと若い頃にはなかった習慣が原因なんです。なので、「自分も年取ったな~」なんて感慨にふけらず、己の不健康さ加減を反省して年を取っても動ける身体づくりに励んでくださいね。

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