マッチョになるために必要な、成長ホルモンが実はすごい効果だった

筋肉を発達されるためには、筋トレで意外に成長ホルモンが関係するということをご存知ですか？筋トレで効率よく筋肉を成長させる効果を出すためには、成長ホルモンの分泌の仕方を知ることが重要です。

成長ホルモンの効果①成長ホルモンとは？

成長ホルモンは、脳の脳下垂体から分泌され、血液に入り全身に循環しています。辿りついた組織で、その組織の成長を促進、代謝をコントロールしてくれます。なので、筋肉の成長、脂肪の分解など、体を作るのに重要なホルモンです。その名前から思春期などの成長期にのみ分泌されると思いがちですが、大人でも分泌されています。

成長ホルモンの効果②分泌のタイミング

では成長ホルモンはいつ体内に分泌されているのでしょうか。

寝る子は育つというように、睡眠中も分泌されますが、実は運動中にも分泌されます。なので筋トレ中に分泌される成長ホルモンが、筋肉を成長させる効果を出すために重要です。成長ホルモンは無酸素運動で分泌されます。なので、ウェイトトレーニングのように速筋を刺激する運動でないと成長ホルモンは分泌されないので注意してください。

成長ホルモンの効果③成長ホルモンが筋トレに与える影響―筋肉合成

運動している時に分泌される成長ホルモンの効果は、筋肉の合成に関係します。

筋トレを始めてから15分ほどで、成長ホルモンの分泌が始まります。そして筋トレが終わってから2時間ほどで筋肉が作られ始め強化されます。なので、筋トレを終えた後にきちんと休息をとることで成長ホルモンの筋肉成長への効果を大きくすることができます。

成長ホルモンの効果④成長ホルモンが筋トレに与える影響―脂肪分解

成長ホルモンには脂肪分解の効果もあります。ウェイトトレーニングでは糖質がエネルギーとして消費されやすいです。ですが、成長ホルモンの分泌により脂肪が分解されてエネルギーとして使われやすくなります。なので、成長ホルモンで筋肉を成長させる効果をだしつつ脂肪を落としたい人は、筋トレ15分を行った後、有酸素運動を行うと脂肪が分解されやすいです。

成長ホルモンの効果⑤成長ホルモンをより多く分泌させるための食べ物は？

どんな食生活をしたら、成長ホルモンは分泌されやすくなるのでしょうか。それは、アルギニンが多く含まれている食べ物を採ることです。

アルギニンは体の中でも作られる非必須アミノ酸ですが、積極的に食べることで成長ホルモンの分泌が多くなります。アルギニンは豆からできている食べ物、納豆や高野豆腐、大豆やきな粉などに多く含まれています。また、エビやシラス、鶏肉や玄米、卵などにも多く含まれています。積極的にアルギニンが多い食べ物を採って成長ホルモンの効果をだしていきましょう。

成長ホルモンの効果⑥成長ホルモンを分泌しやすいスロートレーニング

成長ホルモンを分泌させるほどのトレーニングを使用とすると、

最大筋力の80%以上の力を出さなければなりません。
引用：スロトレ実践報告ブログ

毎日こんな負荷のトレーニングをするのは、なかなか難しいです。そこで、軽い負荷でも始められるスロートレーニングです。

スロトレによって分泌される成長ホルモンは、通常時の数百倍で、その分泌量は思春期の分泌量に匹敵します。
引用：スロトレ実践報告ブログ

ですので、成長ホルモンで筋肉の成長の効果を出していきたい人は、スロートレーニングを行っていきましょう。

成長ホルモンの効果⑦成長ホルモンの分泌を阻害することは？

成長ホルモンにも、分泌を阻害する要因があるので、注意してください。代表的なものは、加齢・ストレス・薬・アルコールです。

筋トレで筋肉を成長させたい方に注意してほしいのは、アルコールによるものです。アルコールを飲んだ際に肝臓がアルコール分解に使われると、肝臓の機能が低下します。すると、成長ホルモンの中でも、肝臓で生成されるIGF-1(インスリン様成長因子)の分泌が阻害されてしまいます。筋トレが終わってからアルコールを飲むと、筋トレによって分泌される成長ホルモンが分泌されなくなります。成長ホルモンで筋肉成長の効果を出していきたい人は、筋トレ後にアルコールを飲んではいけないということですね。

いかがでしたでしょうか。上手に成長ホルモンを利用して、効果的に筋肉をつけていきましょう。

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